2016/08/31

ふくしまキッズハワイを続けるわけ:子どもたちの感想

2016年夏のふくしまキッズハワイプロジェクトに参加した子どもたちから、感想が届きましたので、了解を得て共有します。

ふくしまキッズが来ている間の朝昼晩のお食事の世話、そして実施するまでの間に一年かけてやる資金集めの様々なイベントの運営(コンサート、ガレージセール、ZUMBAパーティー、講演会、ディナーパーティー、などなど)は確かに大変な労力だし、人件費も出ません。それでも資金は十分には集まらず、今年も開催できるかどうかを案じつつ見切り発車しました。

でもね、このことが天の意志に合っていれば、お金は後からでも必ずついてくる。きっと、誰かが応援してくれる、と信じて今年もやりきりました。

来年も続けたい、と思うのは、子どもたちのこんな声があるからです。
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「ふくしまキッズハワイに参加して」

            佐藤 純太

 ぼくは、今年もハワイでいろいろな体験をさせてもらいました。その中でも特に、4つの事が心に強く残りました。

 1つ目は、海でのシュノーケリングです。軍のボートに乗って、海まで行きました。それでもびっくりしたのに、きれいな魚たちに会えて、ワクワクしました。そして、青くキラキラした海。ぼくは福島の海には、未だに入りたくありません。こわれたままの、原子力発電所があるからです。あの建物を見ると、心が暗くなってしまいます。ハワイの海で泳いで、海はいいなあと思いました。
 2つ目は、食事についてです。ゆみさんの料理は、いつもぼくたちの健康を考えた、すべて手作りです。そして、盛り付けもきれいです。果物や野菜が中心で、ほとんどが庭の畑でとれたものです。ぼくたちも、野菜作りを手伝いました。自分たちで食べる野菜を自分たちで作れば、安心して食べられます。また、もともとハワイ島は火山の大地です。その何もないような所から、自然の草をかき集めて、水を逃さずにこやしを作るのは、おもしろいなあと思いました。これで本当に、こやしになるのかなと思ったからです。このこやしは自然の力でできます。それで育った野菜を食べると、自然から力をもらえる気がします。ピザ作りも楽しい思い出です。ぼくはピザが大好き。英語の説明でよくわからなかったけれど、みんなでワイワイ作れました。
 3つ目は、自然エネルギー研究所です。
ここでは絶滅きぐ種の動物やアザラシなどを保護して、自然に戻してあげます。人間の勝手な行動が、自然を汚していると思いました。ハワイ島では自然を利用して、自分たちの電気などを作っているのがすごいなあと思いました。それを聞いて、本当に日本に原子力発電所は必要なのかなと思いました。ここでは、自然と人間が調和して生きるための事を教えてもらいました。
 最後に、ホームステイも体験させてもらいました。日系人のホストファミリーでしたが、日本語はほとんど通じません。ぼくの英語は、理解してもらえたかどうかはわかりません。でもぼくたちを大切にし、いろいろな遊びを体験させてくれました。ゆみさん・玄さん、そしてぼくたちを受け入れてくださったハワイのみなさん、自然に感謝しています。みんな親切にぼくたちに接してくれて、このままハワイ島に住みたいと思いました。ハワイ島での貴重な体験を大切にし、ぼくの将来の夢に向かってがんばろうと思います。本当にありがとうございました。

ーーーーここまで。「軍のボート」というのは、米軍の払い下げのゴムボートのことです。性能が良いので、ハワイではよく軍の払い下げの船を観光で使っています。

私はこれを読んで「ああ、続けてきてよかった。ちゃんと伝わっている」と嬉しくなりました。

純太くんのお母さんからはこんな手紙ももらいました。

ーーーーお母さんから:

ゆみさん・玄さんにお世話になり、あらためて純太は素晴らしい体験をたくさんいただいたんだ、と思いました。福島には、まだまだ原発問題があります。福島であんなに悲惨な体験をしたのに、原発を廃止するどころか、再稼働しようとしています。もう、言葉もありません。正直なところ、福島どころか、日本にいるのが怖くなっています。これからどうなるのでしょうか?そんな事も考えつつ、日々の生活に追われています。

ゆみさん・玄さん、ありがとうございました。これからも、キッズハワイがずっと続くように。私もできることは、応援していきたいです。

ーーーーここまで。福島の体験がまるでなかったかのように、再稼働。日本にいるのが怖くなる、というお母さんの言葉に共感します。子どもたちの命や健康が優先される社会であってほしい。

次は、最年少の女子からの感想です。

ーーーーここから

「ふくしまキッズハワイキャンプに参加して」
                       
ゆみさん&玄さんへ

2週間という短い間でしたが、本当に
ありがとうございました。
今回の旅では色々な事を学びました。
クイックコヒーランスやコネクションプラクティス。
そして玄さんの快医学の授業が、とても面白かったです。
学校のみんなにも、自分の学んできた知識をシェアしたいです。
先生をはじめ、学校の仲間はみんなジャッカルです。なので私が
みんなキリンになれるように努力したいと思います。

他にも、アントニオの畑に植えたレモングラスを植えてきたので
また、収穫しにハワイ島に行きたいです。
チャーさん、チューさん。ピザパーティに招待してくれて
ありがとうございました。とても美味しかったです。
オーガニックBBQを用意してくれたディビットさんにも感謝。
オアフ島でお世話になった、ちえみさん&フランキーさん。
ホームステイでお世話になった藤田さん&紀子さん。
教会に招待してくれたアンヌさん。
ジンジャーファームでもお世話になりました。
私に素敵な時間を下さった皆に感謝したいです。
これからも、またハワイ島に行けるチャンスがあったら
行きたいです。

そして、また ゆみさんの美味しいサラダが食べたいです。
私は、どの島よりもハワイ島が大好きです。ハワイ島最高!!

最後に、引率してくれたラムさん。ありがとうございました。
また、みんなに会える日を楽しみにしています。

阿部 ひなたより

ーーーーここまで。

これを読んだら、私がふくしまキッズハワイプロジェクトを続けたいわけがわかって頂けるでしょうか。体が動く限り、体力と資金が続く限り、継続したいです。

子どもたちよ、また会うときまで、元気でね〜


2016/08/17

つながりのスキルを次世代に ふくしまキッズにコネプラを伝えました!

速報:今しがた、成田空港に到着した「ふくしまキッズハワイ」引率のラムさんから、子供達が全員家族と再会して帰路についた報告があり、ホッとしているところです。
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コネクション・プラクティスの創始者のリタ・マリー・ジョンソンさんと出会って今年で10年。やっと日本で蒔いたコネプラの種があちこちで芽吹いて、今日も仲間が日本でコネプラを伝えてくれた報告をFBで読みました。ありがたいです。

さて、ふくしまキッズハワイでも、子供用の教育課程の授業を6時間やってみました。子供達はコネクションプラクティスを求めてきているわけではないので、どうかな?と思いましたが、しっかり受け取ってもらえたようです。

例えばハワイ滞在の後半には、子供達同士の会話で、誰かが不可解な(不思議な)行動を取った時に、「一体それは何のニーズ?」というのが聞こえてきて、びっくり。

先生や大人達からはいつも意見や考えを聞かれ続けてきた子供達ですが、私と玄さんからは「考えよりも、そう考えたらどんな気持ちがして、何を大切にしているのかに興味があるんだ」と言われて、しばし黙ってしまう場面も。

そんな時は、我が家のちょっとした争い事(洗濯物、皿洗い、部屋やトイレの掃除、など全てに争いのネタがあります)を例にとって話すと、子供達も笑顔になり、ちょっとした問題をシェアしてくれるようになりました。

エムウェーブはほとんどの子が緑(コヒーランス状態=脳と心臓が同期し調和している状態)100%に近かったのも驚きでした。子供は大人よりコヒーランス状態が自然にできているのかもしれないですね。

子供用の感情とニーズのカードは17枚です。これだとティーンの子供達にはなかなかぴったりの言葉がなかったので、大人用のカードを使って、共感(感情とニーズを推測する)の練習をしました。最初は感情のコドバを使うのが難しそうでしたが、後半はだんだんニーズを選ぶのもスムーズにできるようになり、相手にも共感できるようになってきました。

食事の支度の時に、子供達が遊びに夢中で誰も手伝ってくれない時、私が不機嫌になる時がありました(ハワイ島に滞在した16日の間に、レストランの外食は1回だけで、あとは全ての食事を素材から手作りしました)。そんな時、「ゆみさん、怒っている?サポートが欲しかった?」とか聞いてくる子が出てきたり。

それを聞いた私は、心の一部は「わ〜い、伝わっている〜」とお祝いしたいぐらい嬉しいのだけど、すかさず「そう。一人でやっていると寂しいし、遊んでいるのを見るとムカつく。ヘトヘトで、やること多くていっぱいいっぱいで、サポートが欲しい」と伝えることができました。こんな会話が子供達とできて嬉しい。学び、成長、貢献、希望、価値の共有、相互理解、つながりなどのニーズが満たされました。

何かトラブルがあると、「みんなでコヒーランスしようか」と言って、やりました。ある時は、マンゴーアレルギーが出て辛そうな子供に、みんなでコヒーランスの癒しを送ったりもしました。

おそらくコヒーランス効果で引き寄せたと私は思っているのですが、奇跡のようなことがいくつもありました。

1、ギリギリまで決まらなかったホームステイが、友人と偶然再会したことで決まった
2、マンゴーフェスティバルでふくしまキッズのアピールをさせてもらったら、それを聞いていたZIPLINEのマネージャーからご招待を受けることになった
3、レタスが欲しいなあ、と言っていたら、サポーターの一人がどっさりとオーガニックレタスを届けてくれた
4、船を持っている友人とも偶然再会し、「今、ふくしまキッズが来ているのよ」と言ったら、「船でシュノーケリングに招待します」と言われ、ケアラケクアの美しい海で全員でシュノーケルができた
5、NELHA(ハワイ自然エネルギー研究所)の講演を日本語で聞かせてあげたかったのが叶わなかったのが、沖縄から来た中高生と一緒に日本語通訳付き(通訳は私がさせていただいた)の講演を聞かせてあげられた
6、ふくしまキッズのことをもっとみんなに知ってほしいな、と思っていたら、ハワイWEBテレビが取材に来てくれた

チャレンジも色々あったのですが、その度にコヒーランスをしていたのが良かったのかもしれません。問題はどれも無事解決し、より楽しい企画が次々現実となり、昨年までの苦労の連続だった日々との違いに一番驚いているのは私自身です。

まだ日本の子供達数名にしか伝わっていないコネクションプラクティスですが、今回コネプラを学んだ福島の子供達がご家族やお友達に伝えてくれたら、嬉しいです。

つながりのスキルを次世代にちょっぴり伝えることができて、お祝いで〜す。

2016/08/10

イソチオシアネート? パパイヤ酵素パワーをふくしまキッズに

ふくしまキッズがやってきて11日目の午後です。

コネクションプラクティスの学びが一通り終わり、今日はハーモニクスヒーリング(日本の快医学がその原点)に基づく体の勉強をしました。午後は子どもたちは夏休みの宿題をして過ごしています。明日は待望の島一周ツアーなのでその前にやることは済まそう、というわけです。

さて、今日の話題は、パパイヤ酵素。実は3日前から手作りパパイヤ酵素を仕込み昨日完成しました。ふくしまキッズに食べてもらうお食事は、発酵食とローフードで子どもたちの解毒力を高めるメニュー(主食は発芽発酵玄米)をなるべく選んでいますが、タイミング良くこんな情報を教わりました(教えてくれたのは引率のラムさん。ありがとう!)。

以下、http://www.hawaiipapaya.com/japanese/nutrition.html から引用:


みずみずしいフルーツに優れた解毒パワーがあることが最近わかってきました。そして毒消し力トップに輝いたのは、南国の果物「パパイヤ」。1日2分の1個でその効果が期待できます。
画像を拡大


パパイヤにはイソチオシアネートという毒消し成分が含まれておりイソチオシアネートは、肝臓の解毒酵素の働きを良くして、有害物質を無毒化するのに役立ちます。

解毒力の強いパパイヤなら1日200g食べると効果が期待でき、一度食べると解毒作用は3日近く続きます。

ーーー引用ここまで。

嬉しいなあ〜 

パパイヤ、ふくしまキッズはほぼ毎日食べています。我が家の庭にもあるし、ファーマーズマーケットでも1つ1ドル以下で買える比較的安価な果物。遺伝子組み換えが心配の種ですが、その影響が少ない「ストロベリーパパイヤ」を選んで食べています。

そのパパイヤで手作り酵素シロップを仕込みました。明日は島一周ツアーをするのですが、その時のおやつにローチョコトリュフを作ろうとしていますが、その中にもちょっとこのパパイヤ酵素を入れて、解毒力をさらに高めようと思います。

そんなことも知らずに毎日パパイヤを食べていた私はラッキー。その恩恵もあって病気知らず、疲れ知らずを維持できているのかもしれないです。ハワイとパパイヤに感謝。これも「コヒーランスパワー」でしょうか(コヒーランスパワーとは、ハートと脳を同調させることから得られる直感に従って生きることのパワー)?

2016/08/06

ふくしまキッズ、ホームステイ体験 広島に思いを馳せながら〜

今日から子供達はホームステイ。これは例年のふくしまキッズのイベントの中で人気が高いので継続していることの一つです。子供たちにアメリカのご家庭に泊まってもらい異文化体験をしてもらうのですが、今年はちょうどこちらの新学期とホームステイの時期が重なり、お子様のいるご家庭はことごとく受け入れが難しく、ホームステイ先を見つけるのに苦労しました。

でもなんとか3組の夫婦がふくしまの子供達のホストファミリーになってくれたので、2名ずつ6名が無事、それぞれの家庭に行きました。テリー、サラ、のりこさん、ありがとう!

子供達は「英語が話せないから、緊張する」と言いながらも、嬉しそうに車に乗って行きました。

今の私は、ホッとした感じ。

毎日毎日、大勢の子供達と過ごすのは楽しいし、ご飯を作ったり、コネクションプラクティスの勉強をしたり、日常のお洗濯や掃除を一緒にやったり、大家族で(総勢11名)過ごすのは好きです。

ただ、自分の時間が取れないので、この2泊3日の間にたまった作業や仕事をやって少し追いつかないと大変です。

ふくしまキッズはとてもやりがいがあります。体力と資金力(と皆様からのサポート)が続く限り継続するつもりですが、同時にたくさんのリソース(特に私たちの時間)が取られるので、バランスを取るのがチャレンジ。

自分のやりたいこと、やらなくてはならないことのバランスをとるのは、まだまだあまりうまくいっているとは言い難く、学びの途上です。

今日は日本は8月6日。広島に原爆が落とされてから71年目です。71年前まで戦争していた国同士の人がホームステイで仲良くしていることは、小さい民間外交で平和創造につながることだと思う。


この間、戦争では原爆は落とされなかったけれど、たくさんの原爆はこの太平洋でも実験のためにたくさん炸裂しました。その影響で故郷を追われたマーシャル諸島の人たちがハワイの最貧困層として存在しています。

そして、核のエネルギーを閉じ込めた原発もチェルノブイリと福島で爆発しました。核の影響で人類と生きとし生けるものの命が滅びることがないよう、自分には何ができるのだろうか、と毎年、8月になると思います。

昨日、福島の子供達と見学に行った海洋哺乳類保護センターでは、ハワイアンモンクシールが絶滅危惧種であることを学びました。この地球の多くの生物種は植物や菌類などまで含めますと、毎日、47〜137種ものが絶滅している、という説もあります。
http://www.nies.go.jp/nieskids/qa/project1/zetumetu/q02.html

種の絶滅を招いた大きな要因を作っているのは人間なので、解決するのも人間にしかできないと思っています。子供達には、そんな話もしながら、なぜこの家では合成洗剤を使わないとか、コンポストをしてゴミを減らすとか、を説明しています。

今年のふくしまキッズハワイプロジェクトは8月17日に彼らが帰国するまで続きます。



2016/08/03

コネクションプラクティスをふくしまキッズに

昨日(8月1日・月曜日)から、ふくしまキッズハワイプロジェクト2016のサマースクールを始めました(最初の二日間は遊びだけでした)。

スクールのテーマは3つ
1、ファームからテーブルへ:フエフエランチや近くやご縁の農場で収穫した野菜や果物でご飯を作る(担当:ファームはアントニオ・料理はきくちゆみ)
2、コネクションプラクティス:共感と洞察の相乗効果で、レジリエンス(柔軟性、回復力)と能力を高めるサポートをする(担当:きくちゆみ・森田玄)
3、ハーモニクスヒーリング:日本の伝統療法「快医学」に基づく健康法を実践しながら学ぶ(担当:森田玄)

今回は参加した高校生の都合で例年より滞在が短いのですが、それでもできるだけのことを学んで、成長して、元気に帰国して欲しいと思っています。
ただ、遊びやお出かけの予定がどんどん増えているので、どこまでサマースクールとして伝えることができるかやや心配になってきました。遊びが充実して「毎日楽しかった」となっても良いのですけど、せっかく私たちと一緒にいるのだから、私たちからしか学べないことを学んでほしい、という思いもあります。贅沢な悩みですね。
    <コナ在住のみなさまへお誘い>
今年も大勢の方々のサポートのおかげで、福島の子供達をコナに呼ぶことができました。子供達は海でスノーケルをしたり、農場で収穫した無農薬野菜や果物で食事を作ったり、福島では体験できないことを毎日体験し、とても楽しそうです。
いつも応援してくださっているみなさまへの感謝の気持ちを込めて、8月7日(日)午後3時からフエフエランチの「Ranch House」にてポットラックパーティーをします。福島の子供達(女子4名、男子2名、引率者1名)にぜひ会って、直接話を聞いてください。
8月13日(土)には午前10−12時まで恒例のガレージセールをHoene Street(75-286)で開催し、子供達が手伝います。もしも売れそうなご不用品がある方(新品または新品同様)は8月11日までにHoeneの家までお持ち下さい。お客様としてガレージセールで購入してくださることも大きな助けになります。
森田玄・ゆみ(ふくしまキッズハワイ共同代表)
Fukushima Kids Hawaii: http://www.fukushimakidshawaii.com

2016/07/31

ふくしまキッズ、コナ到着/カナダでNVCファミリーキャンプ:教えないで伝える

速報:本日、ハワイ時間午前11時47分、第6回ふくしまキッズハワイプロジェクトに参加する子どもたち総勢7名が無事コナに到着しました。

みんな旅の疲れも見せず元気そうで、ご飯もおかわりしてよく食べました。今日は身近なサポーターのみなさんを招いてランチ歓迎会をし、その後はバレーボールなどをして遊びました(私も久しぶりにバレーボールをやったら腕が真っ赤になって痛い)。彼らがここを去る8月15日まで、なるべく頻繁に報告を書くつもりです。私のFBでも写真などを投稿しますね!


   <カナダのNVCファミリーキャンプ:教えないで伝える>

日本から戻って10日も経たない7月20日、バンクーバーへ飛びました。そこから電車とバスとフェリーとタクシーともう一つフェリーを6時間かけて乗り継ぎ、ガブリオラ島で行われた3泊4日のNVCファミリーキャンプに参加してきました。

このキャンプを始めたのはカナダ人のミッチとアンジェラ夫妻。彼らとはNVCの別の合宿で出会ったのですが、とても素敵な夫婦でどんな子育てをしているか学びたかったので、思い切って参加しました。(もう一組モデルにしたい夫婦はやはりNVCトレーナーのジムとジョリです)

もう我が家の高校生になった子どもたちが親元で暮らすのもあと数年、というのも参加の動機です。私が子どもが巣立つまでにしっかり伝えたいことは、自分の体を健やかに保つ方法(ハーモニクスヒーリング)と人間関係を豊かにするNVC(非暴力コミュニケーション:マーシャル・ローゼンバーグ博士が体系化した「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」を使った共感的なコミュニケーション法)やコネクションプラクティス。これらのスキルが身についていれば、人生なんとかやっていけると思っています。(後、食べ物を育てる方法も知っていた方がいいですが!)

ファミリーキャンプにはスタッフを含めてカナダやアメリカ、ドイツ、そして日本人の3家族を含む総勢50名弱が参加しました。都会の便利な暮らしを離れ、大人も子どもも森の中でテントで暮らし、その中で午前と午後3時間ずつのNVCの学びと遊びもあり、盛りだくさんで刺激と興味と学びと成長とつながりと発見が満たされたキャンプでした。我が家の二人を含むティーン7名が自主的に行動し楽しんでいるのも、嬉しかった。

ミッチとアンジェラの子どもは男の子二人なのですが、仲がよくて、互いにジャッジすることなく「観察」の言葉で話し、実に落ち着いて伸び伸びしています。「どうやってNVCを教えたの」と聞くと、「NVCを教えたことはないよ」との返事でびっくり。日々の親のあり方から、自然にNVC意識も言葉づかいも身についているんですね〜。感動しました。

私は子どもたちに対し「共感ではない」ことをついやってしまいます。NVCを学ぶと共感と共感ではない会話を最初に練習するのですが、共感ではないもの(ごく普通の会話)には以下があります:

1:アドバイスする 
2:同意する 
3:元気づける 
4:競い合う 
5:慰める 
6:正す 
7:教育する 
8:説明する 
9:調べる 
10:正当化する 
11:矮小化する 
12:お決まりのことを言う 
13:良いことを指摘する 
14:物語を語る 
15:同情する 
16:理屈づける

私は子供達に対して、ついアドバイスしたり、教育したり(相手が興味ないのに教え込もうとしたり)、正したり、自分の信じることから「こうあるべき」「こうするべき」と言うことが多いです。別にそれが悪いわけではないけど、つながりを深めたいならば「共感」(ここでは自分や相手の感情とニーズを探ること)の方が効果的です。

さすがに最近は自分の「共感ではない」言動に気づくようになりましたが、長年の習慣を変えるのは難しいです。まず気づくことが第一歩なので、その小さな進歩をお祝いしよう!

私はまた来年もこのファミリーキャンプに参加したいですが、我が家のティーンたちはどうかしら?(参加してくれたら、本当に嬉しいなあ)

もう一つ嬉しかったことは、今回久しぶりにバンクーバーに行ったおかげで、以前NVCをシェアした人たちと再会できたこと。コネクションプラクティスの入門も伝えることができて、興味を持ってもらえました。またバンクーバーに行くチャンスが増えるかもしれません。

旧交を温められるって幸せなことですね。そのありがたさをかみしめています。



2016/07/22

もうすぐふくしまキッズがコナにやってきます

今年も常夏のハワイに一段と暑い夏がやってきました。間もなく福島から子ども達がやってきて、私たちにとって一年で一番忙しい時期となります。

この夏は、参加してくれる高校生の予定に合わせて例年より短い19日間のプログラムですが、パーマカルチャー(永続可能な自然農法)やコネクションプラクティス(つながりの練習と実践)、自然食と自然療法などを学んだり、海や山でなるべくたくさん遊んだりして過ごす予定です。

アメリカ人のご家庭にホームステイも2泊3日したり、いつもふくしまキッズをサポートしてくれるハワイ島日系人の教会や、美味しくてヘルシーなバーベキューをしてくれるデヴィッドとキム、石窯手作りピザを作って焼いて食べさせてくれるチャーさんを訪問したりします。

滞在先は昨年に引き続き広大な牧場と農園を持つフエフエランチ。ロジャーズご夫妻のご好意で、子ども達は素晴らしい体験が今年もできるでしょう。

8月7日(日)の午後3時から、フエフエランチでふくしまキッズを歓迎するポットラックをやります。ハワイ島在住のご縁の方はぜひいらしてください。人数を把握したいので、メールでお申し込みくださいね。RSVPです!

ふくしまキッズハワイプロジェクトは今回で6回目のグループを受け入れますが、継続ができているのは数え切れない人たちのサポートのおかげです。ご寄付をくださった方、ボランティアの方、音楽イベントのファンドレイズで貢献してくれている音楽家のみなさん、ホームステイで子ども達を受け入れてくださる方、ガレージセールに寄付をくれたり、そこで買い物をして資金集めに協力してくれる方などなど。目に見える、目に見えない様々なサポートのおかげで今年も子ども達を迎えられることをありがたく思います。