2005/04/23

映画の力ってすごい

共同通信のニュースの最後のダニエル・レビン元MIT教授の言葉「これまでは米国が戦争に勝って幸せだったが、映画を見て全く変わってしまった。罪の意識でいっぱい」を読んで、ちょっとうれし涙き。ここに希望がありますね。

今夜(4月23日夜)アースデイの代々木公園の野外ステージで『911ボーイングを捜せ』の上映会もあります。私も解説のために行きます。この映画を観た坂巻さんの感想も、ご参考までに共有します。
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映画祭「世界のヒバクシャ」 
米で「父と暮せば」初上映 核保有国にも感動広がる

 映画「父と暮せば」の米国での初上映後、質疑を交わす被爆者と観客=21日、米ボストン近郊の、MITホール(共同)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000143-kyodo-soci
 
 【ボストン21日共同】原爆で父親や親友を失った女性が苦しみを乗り越えていく姿を描いた映画「父と暮せば」(黒木和雄監督)が21日(日本時間22日)、米ボストン近郊のマサチューセッツ工科大学(MIT)で上映された。
 米国での上映は初めてで、タフツ大(ボストン近郊)とMITによる映画祭「世界のヒバクシャ」の目玉の一つ。映画には原作者井上ひさしさんの「より多くの核保有国の人々に見てほしい」との思いが託されている。
 映画の舞台は原爆投下から3年後の広島。生き残った負い目を抱える娘が、幽霊となって現れた亡き父に励まされ、未来に目を向けるまでの物語。
 映画祭には核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、核廃絶を訴えるために渡米した被爆者4人も参加。ホールを埋めた約150人の学生や教員らは、原爆による別れのシーンで涙を流し「生き残って申し訳ないというのはどのような体験だったのか」など多くの質問が出た。
 ダニエル・レビン元MIT教授(65)は「これまでは米国が戦争に勝って幸せだったが、映画を見て全く変わってしまった。罪の意識でいっぱい」。
(共同通信) - 4月22日17時41分更新
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『911ボーイングを捜せ』を観た坂巻京子さんの感想

「9・11事件に関する常識を覆すような映像」を見ました!

Yumi Kikuchi wrote:
> 先週、アメリカに1週間行ってきた玄さん(パートナー)が、9・11に関する
> 驚くべきドキュメンタリーを入手し、製作者と会ってきました。日本ではもち
> ろん未発表で、アメリカでもまだほとんどの人が知らない作品です。マイケ
> ル・ムーアの『華氏911』が日本でも封切られましたが、内容の衝撃度か
> ら言うと、こちらの方が上かも。タイトルは「9・11 In Plane Site」。なんと
> 訳したらいいでしょうか。サブタイトルは「9・11は世界を変えた。このビデ
> オは9・11を変える」です。
> www.911inplanesite.com

内容は本当に衝撃的です。ドキュメンタリーでは結論は述べられていません。私たちが「事実」と思い込んでいることが、いかに「現場の状況・証拠」と矛盾しているかを、淡々と検証・解説しています。

検証の素材に使われるのは、多くの人が目にしたことがあるであろうテレビ映像や、なぜかテレビでは一度だけしか放映されなかった映像、事件後に出版された雑誌の写真や、本、現場での消防士たちの証言などです。

それがもう本当にめちゃくちゃ矛盾しているのです。
例えばペンタゴンへの「ボーイング757型機の突入」についての検証。
爆発後、崩壊前直前までの建物には、巨大な飛行機が突入した形跡が全く見られないこと。ジェット燃料を積んだ飛行機が爆発炎上したはずなのに、崩壊した建物の内部に、本や木製のいすなどが焼損せずに残っているのがはっきり見えること。建物は飛行機を飲み込むほど大きくは壊れていないのに飛行機の姿が全く見えないこと。(機体も翼もエンジンも座席も荷物も何一つ!)

WTCの「飛行機2機の突入と崩壊」についても頭の中が真っ白になるくらい衝撃的な検証がなされています。これはぜひ多くの人に見てもらわなければ!と強く思い、このメールを書いています。

まだ英語版しかありませんので(ゆみさんが今一生懸命日本語版を作成中!)、私の英語力ではまだ半分程度しか理解できていないのですが、それでも十分説得力があります。繰り返し見て、内容をもっとよく理解していこうと思っています。みなさんもぜひぜひご覧になってみてください!よろしくお願いします!

このドキュメンタリーが広く公開され、事実が明らかにされることを願って。

坂巻京子
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*この感想は、まだ『911 In Plane Site』の日本語版『911ボーイングを捜せ』が完成する前に千葉県在住の坂巻さんが書いてくれたものです。現在は日本語版DVD,VHS共に2500円で購入可能です。日英二ヶ国語のシナリオ本とのセットは3000円です。お申し込みは郵便振替で前納制です。
ハーモニクスプロダクション00180-7-666318 
*通信欄に作品名とDVDかVHSの別をご明記下さい。
www.wa3w.com/911

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