2007/03/30

米国のイラン攻撃が近いという情報。今、できることは?

昨日、コスタリカに住むアメリカ人の友人の情報で、「米国のイラン空爆は4月6日に始まる可能性が高い」というのを得て、それを私の英文ブログにアップしました。この情報が事前に広まってしまうことで、攻撃が行われないように牽制しよう、というのが狙いです。

今日になってアメリカの平和省運動の知人から、イランの国連大使に手紙を送ったらどうか、という提案があり、私も早速、以下のような手紙を送りました。

現在、イラン周辺には米軍が集結しているという情報もあります。また、イギリス船員がイランの海域を侵犯したことで15名のイギリス人船員がイラン政府に拘束されている問題は、日本でニュースになっているでしょうか?今回のイラン攻撃の口実は、このイギリス人船員たちの救出のため、とされる可能性もあります。

英文を書かれる方、ぜひ、あなたもイランの国連大使に手紙を書いてみませんか。私の手紙を参考にしてくださってかまいません。

H. E. Dr. Mohammad Javad Zarif
Permanent Representative
of the Islamic Republic of Iran
to the United Nations
Iran@un.int

Re: International Commission of Inquiry regarding present dispute between Iran and the United Kingdom

Dear Sir,

I am a concerned mother and a writer of Japan. There is a growing tension for the war in the middle east to escalate. War does not produce anything, it only destroys and kills. Let's be stewards of our beautiful planet, instead of escalating already devastating war in Iraq.

In relation to the present dispute between the Islamic Republic of Iran and the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland regarding the 15 captured British sailors allegedly trespassing in Iranian waters, I would like to urge that both countries put themselves in a good light by exemplifying to the world the due process of international law for the peaceful settlement of international disputes.

Both Iran and the United Kingdom are contracting parties to the 1899 Hague Convention for the Pacific Settlement of International Disputes.

Title III, Article 9, of the 1899 Convention states:

"In differences of an international nature involving neither honor nor vital interests, and arising from a difference of opinion on points of fact, the Signatory Powers recommend that the parties, who have not been able to come to an agreement by means of diplomacy, should as far as circumstances allow, institute an International Commission of Inquiry, to facilitate a solution of these differences by elucidating the facts by means of an impartial and conscientious investigation."

Subsequent articles of the Convention go into details of how to compose these Commissions.

The text of the Convention is readily available online at the United Nations web site and at http://www.yale.edu/lawweb/avalon/lawofwar/hague01.htm#art9.

For Iran to call for an International Commission of Inquiry under the 1899 Convention would put it on a favorable moral high ground and would tend to assure the international community of Iran's good intentions to abide by international law in other situations as well.

Thank you for your attention.

Yours sincerely,

Yumi Kikuchi, founder, Global Peace Campaign

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2007/03/28

家のこと

二ヶ月も留守をしていると、やることがいろいろ山積して、思うようにいきません。この1週間は娘の卒園式を無事終えて、小学校の入学準備にあたふた。我が家は築200年の農家なのですが、子供部屋とか勉強机とかがありません。本当はこの春、彼女の部屋を建て増しする予定だったのですが、道路が崖崩れしたままでまだ開通していないので、材料が運べず、断念。

そこで、家のレイアウトをいろいろ変えて、ベッドを作り(マッサージ台にお布団を重ねただけ)、キッチン用のワゴンテーブルを机にして、棚を備え付けて、それらしきもの(娘は家に送られてきてカタログで、自分の部屋のイメージができあがっており、それをねだられていた)ができました。当分はこれでいいでしょう。

車が使えないということは、大きい買い物ができない——つまり、家にあるもので工夫してやりくりする。これって、究極のエコ!ほとんど何も買わずに、古い板で玄さんが棚を作ってくれ、あるものを引っぱりだして、物置だった部屋を片付けて、なんとか娘の部屋ができました。お陰で、我が家は大掃除のときより、すっかり片付いてしまいました。

あと残る(乱雑なの)は私の仕事部屋だけ。ここにはこの2ヶ月にたまった郵便物や送られてきた本などが、段ボールに入ったまま山のように積んであります。いったい、これらに目を通せるのはいつのこと?そして、毎日毎日届く郵便物がまたあっという間に机の上に積みあがっている。せっかく、天使の留守番のアコちゃんがきれいにしていってくれたのに・・・。

というわけで、しばらく郵便物を読んだり、仕事部屋の荷物(書類)を片付けるのに、忙殺されそう(メルマガも書けない)です。ごめんなさい。

ところで!直前になりましたので、再度掲載。

4月1日の平和省プロジェクトの報告セミナーは、すごく楽しくてためになると思いますので、自信をもってお誘いします。
ーーーーーーーーーー
♪ ♪ ♪ ♪ ♪  「お知らせ」  ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

平和省プロジェクトJUMPのメッセンジャーとしてお伝えします。

Heiwa Sho GIF

4月1日に、きくちゆみさん、森田玄さん、上村雄彦さん、中川英明さん&春野さん、石塚ともさんをスピーカーに招き、報告セミナーが開かれます。

ケニア、スイス、アメリカ&コスタリカ、日本から、「力に頼らずに争いごとを解決する」取り組みについてとっておきのお話が聞けます。

もともとプロジェクトの内々の会として計画されたものですが、メンバーの独り占めではもったいないので、ちょっとだけお誘いの輪を広げることにしました。

プログラム詳細はまだ決まっていないのですが、すでに3週間前になりましたので、まずは場所と日程、そしてプログラム概略をお知らせします。

【報告セミナー:平和について知って感じて癒されよう】

日時:4月1日(日)14:00−18:00
場所:キャンパス・イノベーションセンター(田町)5階509
<アクセス>
JR山手線・京浜東北線 田町駅下車東口徒歩1分
http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html
(JR田町駅東口右の階段を降りて右側の建物)

主催:平和省プロジェクトJUMP

プログラム(予定)
1)石塚とも「レシピの力で平和を加速」
2)上村雄彦「世界社会フォーラムinケニア」
3)中川英明&中川春野
  「非暴力コミュニケーション・セミナー」
4)きくちゆみ
  「全米平和省会議とコスタリカのピースアーミー法」
5)森田玄「ホオポノポノ:ハワイ先住民の知恵」

参加料として、1000円(JUMPメンバー500円)が検討されていますが、希望者全員に、5〜10分間のリンパ・フロー・マッサージがつきますので、どうぞご期待ください。

「知る」「感じる」「癒される」

3拍子そろった楽しい報告会になると思います。

会場の都合がありますので、参加希望の方は、できれば事前にご連絡ください。

info@ministryofpeace.jp
(平和省プロジェクト事務局)

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2007/03/26

安倍晋三首相をワシントンポストが批判

これまでもニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズを始め、沢山のアメリカの新聞が安倍首相の「従軍慰安婦に強制はなかった」という発言に批判をしてきましたが、今度のは辛辣。なんせ社説だし、これはアメリカの指導者はみんな読んでいるから、影響力が大きいです。

以下は、はなゆーさんのメールから。
===============
アメリカの最有力紙「ワシントン・ポスト」は「安倍晋三の二枚舌(Shinzo Abe's Double Talk)」と題する社説を掲載した。

ワシントン・ポスト Logo GIF

安倍首相は北朝鮮による日本人の「拉致」問題には熱心だが、それとは対照的に日本による「従軍慰安婦=性奴隷」徴発問題には、奇妙にも、また侮辱的にも、「日本のこれまでの態度(河野談話など)を後退させている」と、ワシントン・ポスト紙の社説は述べている。

さらに、歴史的記録の上でも「性奴隷=従軍慰安婦」の存在は、北朝鮮が日本人を拉致した証拠と同じく説得力をもつと指摘し、ワシントン・ポスト紙の社説は「安倍首相が北朝鮮による日本人拉致問題で国際的支援を求めるのならば、日本による戦争責任、犯罪責任を率直に認めて、安倍首相が名誉を傷つけた犠牲者たち(性奴隷=従軍慰安婦たちを指すものと思われる)に謝罪すべきである」と結論づけた。

なお、ワシントン・ポスト紙の社説が、アメリカの同盟国・友好国の首相を名指しで「二枚舌」と罵倒するのは、きわめて異例のことであると思われる。

☆Shinzo Abe's Double Talk. He's passionate about Japanese victims of North Korea -- and blind to Japan's own war crimes.(米紙「ワシントン・ポスト」社説。なお、この記事は、無料ユーザー登録をしないと読めない可能性があるが、その時は阿修羅掲示板で読める)

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/03/23/AR2007032301640.html

http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/509.html

Mr. Abe may imagine that denying direct participation by the Japanese government in abductions may strengthen its moral authority in demanding answers from North Korea. It does the opposite. If Mr. Abe seeks international support in learning the fate of Japan's kidnapped citizens, he should straightforwardly accept responsibility for Japan's own crimes -- and apologize to the victims he has slandered.

安倍首相にはもう一つ言いたいことがある。問題の多い国民投票法を無理矢理通そうとしている。そんなに戦争できる国にしたいかね?戦地に行かないで戦争で儲けている権力者たちにとっては、そのほうがいいのかもしれないけれど、私は戦争はごめん。子どもたちを戦争の餌食にするのは、絶対にいや。

でも、いったいどうやったらこの怒濤のような流れを止められるの?と思ったら、きっこのブログに、「『改正』教育基本法は違憲・違法だ!」裁判の原告募集の記事がありました。うん、これはいいかもしれない。きっこのブログ、いつも通り絶好調なのでぜひ最初から読んでください。

きっこのブログ
戦争犯罪者の孫が、自分の家の個人的なシガラミとメンツのために、この国をオモチャにして戦争ゴッコを始めようとしてるなんて、とてもマトモとは思えない。そして、こんな異常なことが平然と行われてるのに、一部のバカな国民は、政府による幼稚な情報操作を鵜呑みにして、捏造された危機感にとらわれて、戦争を肯定するような流れになってる。アベシンゾーがNHKに圧力をかけて、北朝鮮の拉致問題を優先的に放送するように強要してるのも、国民の心に他国に対する憎しみを植えつけて、戦争へと向かわせるための策略の1つなんだから、もっと冷静になって、きちんと真実を見て欲しいと思う。

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