2007/06/29

広島と京都でお話します

JUMP PostcardのJPG

直前になってしまいましたが7月1日に広島でお話させていただきます。平和省プロジェクトでご一緒している池辺幸恵さんが企画してくださいました。少人数の集りなので、講演のあとじっくりおしゃべりができると思います。久しぶりの広島なので、お近くの方はぜひご参加くださいね。以下は池辺さんのメールから。
ーーーーーーーーーー
日時  7/1(日)午後2時〜4時
    きくちゆみさんの講演会「平和のつくり方」
場所  広島市まちづくり市民交流プラザ(中区袋町6ー 36)北棟5階、B室
資料代 800円
     
*講演会終了後(4時半開始予定)スタッフとゆみさんを囲んで「平和省地球会議/広島シンポジウム」の打合せを行います。場所は、同じく交流プラザの南棟4階C室です。
ーーーーーーーー
7月は関西方面の講演が続きます。
7月28日の29日は京都で連続講演します。29日の詳細がまだわかっていないのですが、28日のほうは今日、ステキなフライヤーが届いていました。

第30回 科学的障害児教育の創造をめざす研究集会
テーマ:21世紀の新しい障害児教育の創造を目指して
日時: 2007年7月28−29日(記念講演28日:午後1時半から4時半)
場所:7月28日:京都教育文化センター(大ホール)
   7月29日:教育文化センター・京大会館
記念講演:きくちゆみ「戦争をやめられない国アメリカと憲法9条、そして平和省の可能性」
 7月28日午後1時半から、京都教育文化センター
*父母、学生は1日参加費1000円、両日参加費2000円、それ以外は一人3500円(一日2000円)
申込み先:nagasaki@kyoto-fuko.com
メールのタイトルを「科障研参加申込」とし、7月20日までに申し込んでください。
参加費振込先:郵便振替01020-1-41059 科学的障害者研究会

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/28

参議院選挙の指針:これならいける!

まもなく参議院選挙です。私の友人たちもたくさん立候補しています。川田龍平さん、ミュージシャンのZAKI、天木直人さん、上原公子さん、杉浦ひとみさん、などなど。といっても私の票は比例区(全国区)と千葉選挙区でそれぞれ1票ずつ。それをどこに使うか。日本をアメリカと一緒に戦争をする国にしたくない。その理由は、戦争は一番弱い人を一番傷つけるから(後半のイラクの孤児院の写真をご覧ください)。

私が2007参院選でめざすのは、9条護憲派「3分の1」突破と与野党逆転。そんなことが可能なのかって?有権者選挙共同で、できるのだそうです。これを送ってくれたのは、「平和への結集を目指す市民の風」の太田光征さん。彼の主張に耳を傾けてみませんか?
ーーーーーーーーーーーー

太田光征です。

この指針の特徴は、民主党は1人区だけで勝てばよいことをはっきり示しているところにあります。1人区での野党全勝を仮定すれば、民主党が比例区を含むその他の選挙区で1票も取らなくても、9条護憲派議員の3分の1突破と与野党逆転が可能なのです。

例えば、民主党支持者が、1人区以外のすべての選挙区では護憲政党・団体の候補に投票し、その代わり、護憲派有権者は、1人区では有力野党候補(主に民主)に投票するという内容の契約を両者で結ぶ。あるいは個々勝手に表明、実践する。

野党支持者が好き嫌いを超えて、合理的な判断に基づいて選挙共同すれば、あっさりと状況を覆せます。有権者が考え方を、野党内での投票先を変えるだけでいいのです。勝負の相手は自公ではなく、有権者自身ともいえます。

ムービーも作成し、YouTubeやGoogleビデオにすでにアップしています。以下のリソースの宣伝にご協力いただけると幸いです。よろしくお願いします。

民主党へは1人区でだけ投票しても野党は勝てる
http://kaze.fm/wordpress/?p=134
2007参院選投票指針——9条護憲派「3分の1」突破と与野党逆転
http://kaze.fm/wordpress/?p=133
2007参院選投票指針チラシ。印刷してお使いください(右クリック→「対象をファイルに保存」を左クリックで保存可能)。随時改訂します。
http://homepage3.nifty.com/antiwar/2007guide.doc

2007参院選投票指針ムービーFlash版(保存方法同上。こちらが原ファイルで、きれいです)
http://homepage3.nifty.com/antiwar/2007guide_plus.swf
2007参院選投票指針ムービーGoogleビデオ版
http://video.google.com/videoplay?docid=-1270621237415058670
2007参院選投票指針ムービーYouTube版
http://jp.youtube.com/watch?v=Q0o9rgUAaOs


太田光征

「平和への結集」をめざす市民の風
http://kaze.fm/
Global Progressive Media Action
http://homepage3.nifty.com/antiwar/
otasa@nifty.com
ーーーーーーーーーーーーーー
私はどんな争いごとがあっても、どんなにひどい対立があっても、戦争という手段だけはさけるべきだと思っています。だから参院選では9条を守る候補を勝たせたいし、日本の政治に9条を活かし、世界中に(とくにアメリカに)輸出したいです。

平和省プロジェクトを立ち上げたのも、人類がそろそろ戦争を卒業して非暴力の選択をできるようにならないと、この地球が居住不能になってしまうからです(詳しくは田中優著『地球温暖化』をお読み下さい)。田中優さんは、今度の7月7日にも東京平和映画祭でお話してくれますので、お楽しみに。

以下の写真はイラクバグダッド近郊アルファジェール地区にあるアル・ハナン孤児院の悲惨な状況を報じたCBSニュースからとりました。孤児院の子どもたち(この子たちが孤児になってしまったのは、戦争のせいでしょう)が劣悪な状況で放置されている様子がわかります。表に出ただけ、まだましなのかもしれません。

戦争のときに真っ先に被害を受けるのは、赤ちゃん、子どもや女性、お年寄り、障害者や孤児など、弱い立場の人々です。だから何があっても、どんなに困難でも、戦争という手段を選んではいけないのです。私たちはもう、戦争から卒業しないといけません。

「戦争さん、ごめんなさい、ありがとう、もう十分学んだから、この地球から消えていいですよ」

Al Hanan Orphanage JPG



Al Hanan Orphanage JPG



Al Hanan Orphanage JPG



*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/23

♪ Yaeさんとキャンドルナイトin鴨川 ♪ - 29分36秒 - 6.8 MB

PodCast GIF

(キャンドルナイトin鴨川の写真を友だちがとってくれたので、入手次第アップします)

昨日の夜は電気を消しましたか?忘れていた人もいるでしょうね。
キャンドルナイトに参加した方へ。あなたのキャンドルナイトはいかがでしたか?

Yaeさんの JPG

館山の「虹の天使」仲間のあおきれいのさんは、世界の人を想うために一日断食して、ひとりでキャンドルナイトをしました。三宮のピアニスト池辺幸恵さんはキャンドルの光でピアノの練習をしました。Yaeさんと私は家族で集って、土砂降りの雨の中、鴨川自然王国の中に今度完成する「藤本敏夫記念館」にて、子どもたちの走り回る中でキャンドルナイトをしました。その様子をポッドキャストでお届けします。

キャンドルナイトが始まる前にみんなで食べたごはん(本当はポットラックだったのですが、みんな直前まで号外をまいていて忙しくて、何も持ってくることができなかったので、私が有り合わせの材料でささっとつくりました)は、茄子の揚げ浸し、ズッキーニのニンニク炒め、ほうれん草のごま和え、浅漬けキュウリのニンニク醤油和えとごはんとホーリーバジルティー、イチゴのムース風ゼリーでした。好評でどれもきれいになくなっていました。

キャンドルナイトが始まると、一人一人が自己紹介の時間を持ったのですが、Yaeさんが「せっかくだからアカペラで歌おうかな」と言ってくれました。ラッキーな私たちはYaeさんの透き通るアカペラを、生で聞けたのです。彼女の声は人を癒す力があるなー、とハワイ語の懐かしいひびきのYaeさん自作の歌を聞きながら、からだがやさしくゆるんでいくのを感じていました。雨の音と、子どもたちの笑い声と、なんとも平和なキャンドルナイトでした。ポッドキャストの後半に入っていますので、ぜひ聞いてくださいね。

Yaeさんは、2007年9月21日から日本で開催される第3回平和省地球会議のオープニングイベントである、『平和省地球会議【セレブレーション・コンサート】』でも歌ってくださいます。バイオリンの金子飛鳥さんのステキな演奏(7月3日のライブが楽しみ!)がメインです。オープニングでは平和省プロジェクトの池辺幸恵さんのピアノソロ、続いて、地元木更津の子どもたちの「関東ひびき太鼓」の演奏もあるんですよ。コンサートの途中で、平和省をつくろうと世界各国で頑張ってきた代表が、それぞれの国での平和省創設への動きを報告します。

9月の平和省地球会議が、ますます楽しみになってきました。コンサート会場は東京駅からバス(鴨川行き)で50分の「上総アーク(アカデミアパーク)」の大ホールです。700人も入れるステキな会場なので、今からカレンダーに○をしておいてくださいね!チケットは7月後半から発売される予定です。(前売りが千円、当日が1500円の予定)

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/22

私にとって平和に生きるということ

今日は夏至。毎年キャンドルナイトには参加しているけれど、今年は「半農半歌手」のYaeさんと一緒にやります。いつもは家族と数人の友人と小さなキャンドルナイトを静かにやってきましたが、今年は「Team GOGO」のお陰で仲間が増えたので、少し大きく呼びかけました。昨日の房日新聞にも記事が載ったので、また楽しい出会いがあるかもしれません。お天気は崩れ模様でちょっと心配ですが、そのときは「鴨川自然王国」の建物の中で、ぎゅーぎゅー詰めになってやるのもまたいいでしょう。

YaeさんはNHKの『食べ物一直線』にも出演していてご存知の方も多いでしょうが、父親の故・藤本敏夫さんの後を次いで母親の加藤登紀子さんと一緒に、『鴨川自然王国』をどんどん発展させています。鴨川には都会からやってきて、自然農法や有機農法でお米や野菜を一部自給しながら、自分の一番やりたいことをやる(私の場合なら企画と書くこと、Yaeさんなら歌、そのほか、陶芸家、画家、写真家、小説家、草木染め作家、手芸、料理研究家、エッセイスト、イラストレーター、ミュージシャン、アクセサリー作家、いろんなアーティスト、などなど)という人が実に多いのです。

こういう人たちに共通することは、みんないきいきしていて、自由で楽しそうなこと。

実は、私にとって平和に生きるということは、毎日のあたりまえのこと(ご飯を作って食べるとかね)に感謝しながら幸せに暮らすことそのものなんです。具体的に言うと、田植えは「平和に生きること」そのもの。

Planting JPG


やっと昨日で7枚の棚田の内、6枚の田植えが終わりました。残り1枚は雨が降って水がたまるのをまっています。この稲が無事育てば、また1年間、家族とここを訪ねる友人たちが食べていけます。この安心感と幸福感は、お金で買うことはできません。

Planting JPG


田植えをしていると、大地からどんどんエネルギーが入ってきます。そして、肌がすべすべになる。(日に焼けて黒くもなる!)何万円のエステティックサロンに行ったあとみたいなきれいな肌になります。究極の泥美容かな?

Planting JPG



昨日、娘が学校から、息子が幼稚園から「豪快な号外」を持って帰ってきました。私たちが鴨川教育委員会に届けた号外が、本当に全校生徒に配られたんだ。

Gogai JPG


近くのお寿司やさんに号外を持っていったら、若い女将さんが「昨日うちの子どもがこれもってきました。大事なことが書いてありますねー。お客さんに配りますよ」と50部受け取ってくれました。こういうことが、うれしくて、うれしくて。

号外には、日本で毎日500万食の食べ物が捨てられていることも書かれていました。その一方でアジアやアフリや中南米では一日4万人もがきれいな水と食べ物がないことが原因でいのちを落としています。それらの国の多くは、原油や鉱物資源があるために、紛争地域にされています。多くの子どもたちは学校に行けずに小さいときから働かされ、兵士(世界の子ども兵の数は30万人)や売春をさせられる子どもたちもいます。こんな厳しい現実と、私たちの無駄の多い暮らしは無関係ではありません。

未来からやってきた少女は続けます。
「無駄な贅沢や、争うことをやめて分け合って、みんなが環境のことに向き合って、戦争に使っているお金を、誰かを助けるためや環境を守るために使えば、まだ、間に合うからね」と語ります。

我が家は1億3千万の日本人のなかのたった4人ですが、号外の少女が伝えてくれたことを少しでも実践したい。米と野菜を育て、ここの大地の恵みをいただいて、消費者ではなく、生産しながら分かち合って生きることを選びました。そして余った時間とエネルギーとお金は、環境を守り、平和を創る活動に使います。そんな暮らしがとても心地よく、毎日ステキな人に出会えて、「生きていてよかった」って、いつもいつも思うのです。

自分がなんで生まれてきたのかわからなくなっちゃったら、一度、ここに来てみてください。土をいじったり、森を吹き抜ける風の音を聞いたり、本物の大地の恵みのおいしい食べ物を食べれば、ちょっぴり元気になるし、自分自身を取り戻すことができると思うから。

Dinner JPG

(ある日の夕飯:大根とキュウリとニンジンのカルパッチョ、アボカドと旬のカツオのとろろどんぶり、インゲンとニンジンのきんぴら、手作り豆腐のクルミ添え、ほうれん草の白ごま和え、塩ゆで空豆、具沢山のお味噌汁、三年番茶と梅干し)


ハーモニクスライフセンター(築200年の廃屋を改装した我が家)での「農的暮らし体験宿泊」は1泊2食の自然食がついて5千円、要予約です。

Fuki JPG

(家の周りでとれたフキ。塩揉みしてゆでて、筋をとったところ。これから煮付けます。ここは四季折々の山野草が採れます)


*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/21

今日のクローズアップ現代

今晩、7時半からNHK「クローズアップ現代」で"集団自決"62年目の証言〜沖縄からの報告〜が放映されます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/

教科書から慰安婦や南京大虐殺の記述が消え、続いて沖縄での集団自決をめぐる記述から、「日本軍の強制」という言葉が消えました。こうした動き——教えたくない、知られたくない歴史を、教科書から消していくこと——と、日本が戦争できる国になることは、無関係ではないでしょう。

以下、はなゆーさんから:

太平洋戦争で激しい地上戦の舞台となった沖縄。アメリカ軍の上陸後、多くの住民が日本軍から渡された手榴弾などで自決を図った。これまで集団自決は日本軍によって強いられたとされ、教科書にもそう書かれてきた。ところが、この春、高校の日本史の教科書検定で、大きな修正が行われた。集団自決をめぐる記述から「日本軍の強制」に関わる言葉が削除されたのだ。一昨年、起こされた裁判の中で、当時の部隊長が「自分は自決を命令していない」と主張していることなどが、その背景にある。この修正に対して、現地沖縄では、撤回を求める声が相次いでいる。集団自決の実態を掘り起こそうと住民の手で聞き取り調査も始まっている。これまで固く口を閉ざしてきた住民も、ようやく自らの体験を語り始めている。未だ癒えることのない人々の痛み。

集団自決を巡って、何が起きていたのか。沖縄戦から62年となる慰霊の日を迎える沖縄から報告する。
(沖縄平和祈念公園から中継)

ゲスト :大城将保さん(沖縄国際大学講師)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

見ましょう。そして、感想をNHKへ伝えましょうね。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/18

私の残りの人生の素晴らしい最初の一日に

朝起きて、「今、私は何(誰)に感謝しているだろうか」と自分に聞いてみました。ジェームス・スキナーさんのDVDで、この質問で一日をはじめるといいと言っていたので、早速やってみました。このDVDは友人の石塚ともさんが貸してくれ、昨日家族揃って東京へ「平和省プロジェクトの勉強会」に参加しにいったとき、行き帰りの車中で聞いたのです。

感謝していることは、書ききれないぐらい沢山あります。

生きていること、呼吸ができること、健康なこと、一緒に暮らす人がいること、その人たちを心から愛していること、子どもたちが元気なこと、家があること、食べ物があること、水があること、大切なことを共感できる友だちがいること、やりがいのある仕事があること、田植えができること、梅干しがつけられること、着替える洋服があること、洗濯機で洗濯ができること(手洗いは大変)、パソコンで遠くの人ともつながれること、キーボードを自由にうてること、私を産み育ててくれた両親のこと、両親を生み育ててくれた祖父母のこと、祖父母につながるご先祖様のこと、今私が吸っている酸素をつくってくれた植物たちのこと、きれいな水を絞り出してくれる山のこと、私がこれまで食べてきた無数のいのちたちのこと、道路をなおしてくれている工事現場の人たちのこと、その人たちが今朝、車を溝に落としてしまったとき助けてくれたこと、誰も怪我をしなかったこと、このことでまなぶが「僕が騒いだから落ちちゃったんだ」と言ったこと、5キロ離れた学校に歩いて子どもたちを送っていったら、行きも帰りも親切な人が車で拾ってくれたこと、歩けること、・・・書き出したらきりがないですね。

さて、このいただいたいのちを使って、私の人生の残りの素晴らしい最初の一日に、何をしましょうか。

子どもたちを送って、山道を歩いて家に戻ると、我が家の大きな梅の木がまた、たくさんの実を落としてくれていました。降り始めた雨に、ほんのり黄色がかった梅たちがきらきら光って、「私を拾って梅干しにして」と言っています。私は早速かご一杯の梅を拾いました。この子たちを腐らせてはいけない、梅干しにして、家族やここに来てくださる人たちに食べてもらおう。

梅干しをつける一連の作業をするときは、これを食べてくれる人たちのことを想い、その人が元気になることをイメージしながらつけていきます。そういう時間は、私にとって至福のときです。

そして、チームGOGOからは念願の『豪快な号外』が1万部届きました。今、松島裕太君がそれを一生懸命、仕分けしています。鴨川市長と教育長の英断で、全小中学生に配布が決まり、生徒数ごとに数えて束をつくって、渡すためです。

子どもたちがこれを読んで、ひとつでも地球環境をより良くするために行動を変えてくれたら、どんなにステキでしょう。この号外をキャンドルナイトの日に一緒に大自然の中で読む「キャンドルナイト」を歌手のYaeさんと企画しました。ぜひ、いらしてください。キャンドルの明かりで、号外を朗読して、みんなでできることを語り合います。


<Yaeとゆみと玄のキャンドルナイトin鴨川>
○日時:2007年6月22日 午後6時集合(10時まで)
○場所:鴨川自然王国
    電話:04-7099-9011(鴨川自然王国)、080-6540-1047(きくちゆみ)
○参加費:大人千円、子ども500円(小学生以上)、小学生以下無料
○持ち物:一人一つのキャンドル、食べ物1品、Team GOGOの号外(なければ当日さしあげます)
(こちらでもご飯もの、お汁ものとお野菜の料理を用意します)
○タイムテーブル:
 6:30−7:00pm ミニコンサート(Yae, 玄&ゆみ)
 7:00−8:00pm ご飯とおしゃべりタイム
 8:00−10:00pm キャンドルナイト 電気を消してスローな夜を。

*参加費から経費を引いた残りは、TEAM GOGOと鴨川自然王国と平和省プロジェクトの3カ所に寄付します。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/16

予定変更!今朝から田植えをはじめました

今年は「田植えをしたい」とのお申し出がたくさんきていますが、前もって「○月○日にやります」って言えないところがつらいところ。雨の降り具合、田んぼの水のたまり具合(我が家は完全に天水頼り)、苗の育ちぐあいで、「よしっ、今日から田植えだ!」と決めるのです。今朝、田んぼと苗の様子をよく観察をして、玄さんがその決定をし、朝から苗取りをして、1枚の田んぼを植えてきたところです。田んぼはあと5枚あるから、大丈夫!

というわけで、田植えをしたい方は、今週中でおそらく終わってしまいます。メールか電話でご連絡をください。明日17日(日)は、「平和省プロジェクト」の勉強会のために東京に車で出ていますので、夕方までに私の携帯(080-6540-1047)にご連絡をくだされば、鴨川まで3人ぐらいまで車でお連れできます(交通費の節約になります)。

というわけで、満月の田植え(6月28−30日)はなくなりました。予定されていた方、ごめんなさい。

今日の空は真っ青で、山の緑が萌え、この世の天国のように美しいところで、うぐいすの声を聞きながら、田植えを楽しんでいます。「あー、生きている!こうやって、みんな生きてきたんだ」っていう実感。お米の赤ちゃん(苗)たちが、本当にかわいいのです。なんせ、1粒が千粒にも2千粒にもなって、私たちのいのちをつないでくれるのですから(イノシシに食べられなければ!)。

6月17日は、田町のキャンパスイノベーションセンターに1時から5時ぐらいまでいます。その後は、たぶん、ごはんをどこかで食べてから、鴨川に戻ります。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/15

梅干しの漬け方

昨日、梅干しを20キロ、梅の「三河みりん漬け」を2キロ(これは梅酒代わりになり、ゼリーなどのお菓子にも使える、と友人のAskaさんから教えてもらった)漬けました。

梅干しの作り方は意外と簡単なので、1キロぐらいでトライしてみてください。最近はスーパーでも梅や自然塩が売っています。

市販の梅干しは、アミノ酸やソルビットなどの添加物、ときには合成着色料や白砂糖までもが入っているものもあり、そういう梅干しは「薬効」より添加物の毒性が心配です。梅干しを買うときは表示をよく見て本物の梅干し(原材料が梅と塩だけのもの)を買ってくださいね。

<梅干し1キロの漬け方>
*材料:梅1キロ(ほんのり黄みがかった梅が理想)
    自然塩 150グラム (今年は「海の精」、昨年は「小笠原の塩」を使いました)

*用意するもの:陶器の容器(かめ)、ボール、ザル、容器にちょうど入る板、重石

<下漬け>
1、梅はへたを取って良く洗い、一晩水につけておく
2、梅をざるにあげ水をきる
3、分量の塩をボールにとり、梅に塩をまぶしながら、かめの底にならべ、最後に残った塩でおおう
4、板を置き、梅の倍の重石(この場合、2キロ)を乗せる(ほこりが入らないようにビニールをかぶせておきます)

この後1週間から10日して赤じそが出回りはじめたら、本漬けです。
<本漬け>
5、梅をとりだし、1日干します。かめも中の液(白梅酢)も容器ごと干します
6、赤じその葉っぱ塩揉みして、2回灰汁抜きをします(ぎゅっと絞ればいい)
7、ボールに絞った赤じを入れ、そこに白梅酢を適量注ぐときれいな赤になります。
8、白梅酢を一旦カメから出し、葉を広げながら梅と葉を交互にかめにつけ、白梅酢をかぶるぐらい入れて、また重しをします
(余った白梅酢は、瓶に保存して料理や胃腸薬に活躍します)

<土用干し>
9、真夏の暑い土用の日三日三晩、ザルに広げて天日干し・夜干しします。かめも中の液体(赤梅酢)を入れたまま干します。このとき雨にぬれると、かびちゃうので気をつけてください。昼間、梅をひっくりかえして、まんべんなく日を当ててください。真っ赤な本物の手作り梅干しができあがります。
10、梅干しはカメで、しそ、赤梅酢はそれぞれビンに入れて保存します。

*赤梅酢は、ごま油でわるだけで、和風のおいしいドレッシングになります。夏野菜はなんでもこれでいけます!

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/13

梅干しを漬けよう(講習会をします):定員5名

ゆきちゃんの JPG

友人の池辺幸恵さん(ピアニスト)が「野菜を食べるとやさしくなって、肉を食べると憎たらしくなると言って、子どもを育てた」と、教えてくれました。確かに、肉を食べ過ぎると血液が酸性になって体が不快なため、怒りっぽく、切れやすく、暴力的になることがありますね。この表現を私も真似しよう。

今、育てている子は6歳と7歳になりましたが、彼らには、「野菜はやさしい、肉は憎たらしい」という言い方のほうが、いつも私が言う「肉をたべると血がドロドロになって体が大変なんだよー」よりもわかりやすいでしょう。

我が家はなるべく毎日の食卓を自前の田んぼと畑のものでまかなっています(なので家では穀物菜食)。例えば昨日の晩ご飯は、玄米ご飯、若芽と大根とお麩のみそ汁、フキの煮物(まなぶがフキ採取を手伝ってくれた)、大根のカルパッチョ(オリーブオイルと塩で味付け、カラフルなピーマンやニンジンで飾る)、なすのニンニクしょうゆ焼き、蕎麦菜(そばの実のスプラウト)の和え物(ごま油と酢醤油と白ごま)、ねぎたっぷりの納豆と自家製梅干しでした。こんな食生活のお陰か、家族揃って体調はとてもよく、「医療費、薬代ゼロ」がもう何年も続いています。


<「きくちゆみと一緒に梅干しを漬けよう会」のお誘い>
急な企画ですが、あさって6月14日(木)、我が家(ハーモニクスライフセンター)で梅干しをつけます。無農薬、無添加、自然塩の最高の梅干しを一緒に創りたい方は、12:10分までに安房鴨川駅に来てくれれば、お迎えにいきます(10:10分発の東京駅八重洲南口、NTTドコモ前発の高速バス「アクシー号(片道2400円)」に乗ってください。千葉の方はJR外房線で「安房鴨川」駅へ。東京からだと、バスの方が安くて早い)。

お塩は「海の精」を使います。梅干しは血液をアルカリに保ち、解毒をし、胃腸を強くし、歯痛や頭痛にも効きます。家庭の常備薬として、健康的な梅干しをぜひ活用してください。

 ○日時:2007年6月14日(木曜日) 12:10分安房鴨川駅ジャスコ前集合(17:00終了予定)
 *近くのイタリアンレストラン(スローフードの店)でランチを食べます(千円ぐらい)
 ○場所:きくちゆみ&森田玄の築200年の家(ハーモニクスライフセンター:鴨川市仲1047)
 ○参加費(無農薬の梅1キロと海の精の材料費込み):2千円(材料1キロ分の梅干しを差し上げます)
 ○参加定員:5名

*1キロの梅が入るカメ(蓋つきの焼き物容器)を持ってくれば、お持ち帰りできます。その後、梅干しが完成するまでの指導は、私がブログや電話などでフォローします。
*参加希望者はDM、またはお電話(04-7097-1011)をください。詳細をお知らせします。
*夕方には終了する予定です。日帰りでも、1泊宿泊して翌日(6月15日)に帰っても、どちらでもOKです。ハーモニクスライフセンターでの「農的暮らし体験宿泊」は1泊2食付き(自然食)で5千円です。

もし、この日泊まられた方は、翌日6月15日は神田香織さんの講談と川田龍平さんの講演を、一緒に聞きにいきましょう。私と一緒なら500円で入れます。(このブログの読者も受付で言えば500円です)

詳細は6月5日のブログを読んでね。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/10

道路が1年ぶりに開通!ありがとう

今日はすごくうれしいのです。雨がふっているし(田んぼには雨が必要)、道路が1年ぶりに開通したから。本当にありがたい。道路さん、ありがとう!工事をしてくれたみなさん、ありがとう!

Landslide  JPG



実は昨年の7月に土砂崩れがあって、我が家に入る道路は完全に封鎖されてしまいました。昨年7月、第3回東京平和映画祭から帰ったら通れなくなっていたのです(お陰で車は崖崩れの外側にいて、助かりました)。

その間、歩行用の簡易吊り橋(?)を使って(臨時に工事の人が作ってくれた)、崖崩れ現場を迂回してい歩いていました。

Landslide  JPG



ここを通るたびに、「こんな体験、なかなかできないよね」と言って、よく家族で大笑いしたものです。

Landslide  JPG



でも実際、子どもたちを毎日学校や幼稚園に送っていくこと、毎日の本やDVDの発送、講演の度に大きな段ボールを宅急便で送ること、講演のあと夜遅く戻って、車の中で寝てしまった子どもを抱いてこの「吊り橋」を渡ること、しかもそんなときに限って雨が降ったりすること!など、かなり大変な1年でした。

Landslide  JPG



それを、事故もなく、乗り越えることができてよかったです。

昨日も平和学会の懇親会(楽しくて、2次会まで行った)を終えて、深夜過ぎに帰宅すると、雨が降っていました。道路が開通してなければ、崖崩れの外側に車を止めて、売れ残った書籍などの重たい段ボールを抱えて、吊り橋を歩いて渡らなくてはいけませんでしたが、昨夜はそのまま濡れずに家まで辿り着けました。そのありがたかったこと。

私は玄さんにいいました。「道路があるって、本当にありがたいね。この体験をするまで道路があることを当たり前に思っていて、感謝してなかったな。どっちかっていうと、狭いとかでこぼこだとか文句ばかり言っていた。だから、崖崩れがおきたのかな。私が道路のありがたさを思い出すように。ちゃんといつも感謝していたら、もしかしたら、崖崩れは起きる必要がなかったかもね」と。

玄さんは、「そうだよ。すべては自分が引き起している、というのがSelf Identitiy Ho'oponoponoの教えだよ」といいます(彼は最近、ロスまで飛んで、ハレアカラ・ヒュー・レンさんのワークショップを受けてきたのです)。そこから話しが発展して、じゃあ、戦争はどうして起きるの?戦争に反対すると、戦争はなくならないの?という話しになりました。

人類が繰り返す戦争、そして卑近な例では病気などは、すべて、その人がいのちに対して感謝していないから起きる、とホオポノポノでは考えます。だから、いつも「ごめんなさい、愛してます」といいます。嫌な体験に対して、自分がまったく悪いことをしていない(と思っている)のに「ごめんなさい」と言ったり、ましてや「愛してます」なんてとても言う気になれませんが、レンさんは、理屈はどうでもいいから、とにかくやってごらん、と言うのです。

戦争も病気もいやです。まして、子どもたちが理由もなく殺されるようなことは、絶対に嫌です。でもそのことに対して、ホオポノポノはまったく別のアプローチをしたほうが、反対するよりも(反対することは、かえってそのことにエネルギーを与えると考えます)その現象が消えるんだよ、と教えているのです。ネガティブな体験はその人がそのことから学び、その体験が必要なくなるまで(完全にいのちに感謝した状態になるまで)、繰り返し起こるのだそうです。

今回体験した道路のことのように、身近で簡単なことから、ホオポノポノを実践していこうと思いました。

6月17日、平和省プロジェクトの勉強会で、玄さんが学んだホオポノポノを共有する時間があります。どなたでも参加できますので、興味のある方は来てくださいね。(平和省に興味のない方は、3時半以降に来るといいでしょう)

<平和省プロジェクト勉強会> 
日本に平和省ができるには、国会議員の過半数の賛成が必要です。そこに至る道筋には何があり、どんなことが必要なのか、市民ロビイストの関義友さんを招いて勉強会を企画しました。平和省プロジェクトに関心のある方は誰でも参加できます。
 
また、最近、アメリカでホオポノポノのワークショップに参加した森田玄の帰国報告、沖縄をまわってきた松島裕太の報告もあります。もしかしたら、前回大好評だった石塚ともの飛び入り報告もあるかもしれません。


日時:2007年6月17日 午後1時から5時(延長の可能性あり)
場所:キャンパス・イノベーションセンター5階「リエゾン・コーナー508」   
   最寄駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅(歩1分)、都営三田駅(歩5分)
参加費:平和省プロジェクトJUMPメンバー 500円、一般1000円 (当日メンバーになれます)
講師:関義友、今村和宏  体験報告:森田玄、松島裕太

  
 *内容とスケジュール(予定、変更の可能性あります)
 1300〜1530 ロビイングを行うための基本原則について
        講師:関義友、今村和宏
 1540〜1700 体験報告(森田玄、松島裕太、他)
 *延長の可能性あり。おいしい&楽しいごはんを一緒に食べましょう。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/09

平和の書店が開店!

これは重要ニュースです!アマゾンで本を買うすべての方にお伝えしたい。

平和省プロジェクトの中に「平和の書店」が開店しました。平和をテーマにした本、それ以外の本、CDやDVDなど、アマゾンで売っているものは何でもここで買えます。すると、3%が私たち「平和省プロジェクト」の資金になります。

平和省プロジェクトは、今年9月に世界25カ国ぐらい(ほとんどは第3世界)で平和省創設を目指している各国の代表を招いて、第3回平和省地球会議を開催します。その会議に参加する第3世界の人々の渡航費や会議開催費用として2千万円が必要ですが、生まれたばかりの任意団体に寄付をくださる企業や財団はなく、資金集めに難航しています。このお金は、平和省創設運動をしている25カ国の内、より豊かな国であるアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、日本などで協力して集めるものですが、今回の会議のホスト国である日本の役割が、大きく期待されています。日本のJUMPの目標としては第3世界の方の奨学金だけでも、何とかしたいと思っています。

そこで、お願いです。これからあなたが本を買うとき、もし気が向いたら、この「平和の書店」を通して買っていただけないでしょうか。そうすると、私たちに3%の手数料が入るのです。千円の本で30円。でも、私たちにとってはとっても大切な資金になります。どうかよろしくお願いします。

ということで、平和省プロジェクトのHPを紹介します。ここから「平和の書店」に入ってください。
http://ministryofpeace.jp

どうもありがとうございます!


*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/08

麦も刈ったし、原稿も書き上げたし、明日は平和学会で講演

なんで忙しいときは、いろいろなことが重なるのでしょうね。明日の日本平和学会に提出する75枚の原稿をやっと今さっき書き上げました。その合間に、麦刈りと麦の脱穀や平和省地球会議の国際電話会議や東京平和映画祭の実行委員会がありました!

Harvest  JPG



麦刈りで私は、もっぱら麦にからまったカラスノエンドウ(という雑草。だけど若芽はサラダやおひたしにして食べると美味しい)をとる作業を娘の杏菜としました。脱穀はなんと足踏みです。これは真生も喜んでやりました。レトロだー。でも石油を使わないこの道具は超優れもの。

Harvest  JPG



お陰で一年分の麦がとれましたので、この麦はこのあと石臼で轢いて粉にして、世界一美味しい玄さんのパンになるのです。私が玄さんと結婚した理由の一つは、彼の美味しい天然酵母パンを私の美味しい手料理と一緒に食べたかったからです。(のろけてます)

Harvest  JPG



うちのごはんは、はっきり言って、本当に美味しい。今日のお昼は天然酵母パンとガーデンサラダとハーブティー。サラダは畑の3種類のレタスを、新タマネギときゅうりとスライスニンジン、素揚げしたレンコン、にんにくでソテーしたエリンギ、くるみ、アボカドで飾り、オリーブオイルと千鳥酢と醤油と塩のドレッシングで合えたもの。大きな木のサラダボールに山盛り1杯を、3人(玄さんと私と裕太君)でぺろりと食べてしまいました。

ああ、おいしかった。

さて、今日、私のところに届いた田中優さんの新著『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』を一気に読みました。この本の編集者も友人なので、いち早く送ってくれたのです。これ、すごくいいです。彼の前著『戦争をやめさせ環境破壊を食い止める新しい社会の作り方』もおすすめですが、こっちは温暖化について学者さんの話しより100倍わかりやすくて、面白くて、ためになる。しかも、新書だから700円(安い!)。扶桑社だけど(『新しい歴史教科書』を出したから、嫌いな人が多い)、この編集者はあの会社の中でがんばっているので、そういう本を出す編集者を応援するためにも、ぜひ買ってくださいね。

そうそう、アマゾンで本を買う方に朗報!(というかご協力を)
平和省プロジェクトが平和の書店を開店しました。そこから買うと3%が平和省プロジェクトに寄付され、私たちの活動を支えてくれますので、どうか活用してくださいね。こちらから入れます。優さんの本はアマゾンではなぜか『人類滅亡まであと10年』というタイトルになっています。

*平和の書店:http://ministryofpeace.jp/bookstore/bookstore-menue.html

私もさっそく100冊注文しようっと(私は自分でも本を書いていますが、最近は自分の本より田中優さんの本を沢山売っている。いいものはいいので)。

それから、チームGOGOからも『豪快な号外』が届きました。明日、さっそく、日本平和学会で配ります。欲しい方は、ぜひ早稲田大学の社会科学部14号館にお昼頃取りにきてくださいね。私は911の分科会でお昼から2時ぐらいまでお話をします。平和省のきれいなハガキもできましたので、いらした方全員に、号外と一緒に差し上げます。

明日、早稲田大学でこの号外を配ってくれる人、いないかなあ?日本中から、平和学をやっている学者さんやそれを学んでいる学生さんが一堂に会します。チームGOGOの東京や千葉の人、よかったら顔出してね。

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/07

今週末は2カ所で講演—早稲田&四街道/自衛隊が国民をスパイ?

今週末は、日本平和学会と四街道の9条の会と2カ所で講演をします。東京、千葉近辺の方は、ぜひお出かけください。

Yumi & Gen JPG

日本平和学会は、6月9日(土)に早稲田大学社会科学部の14号館で行われます。私は911の分科会で正午からお話をします。

四街道のほうは、6月10日(日)に四街道の商工会館で午後1時から行われます。ここをクリック(296KB)するとフライヤーをダウンロードできます。

この両日、私のお話をいずれかで聞いてくれた方には、できたてほやほやのTEAM GOGOの「豪快な号外」と平和省プロジェクトのハガキもさしあげます。

6月15日は、昨日のブログに書いた通り、川田龍平さんと神田香織さんの会で司会をします。このブログの読者は500円で入場できますので、どうぞ、このチャンスにぜひ感動の「チェルノブイリの祈り」と、龍平くんの決意も聞いてくださいね。

さて、ひどいことが起きました。
自衛隊の仕事の中に、「戦争に反対する自国民の監視活動」なんていうのが入っているのですかね?国民をスパイすることに一生懸命で、イージス艦の大事な情報を漏洩しているようじゃ、困りますってば!!

以下、森住卓さんの緊急声明です。
ーーーーーーーーーー

森住 卓のJPG

写真家の森住です。

自衛隊の内部文書についての緊急声明の声明を発表しました。
同声明はHPにも掲載しました。
内部文書全文は以下でご覧いただけます。
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_jieitai.html

======緊急声明=========================
「自衛隊の内部文書について」

 自衛隊のイラク派遣などに反対する市民団体やジャーナリスト、宗教団体などの自衛隊による監視調査が明らかになった。6月9日、日本共産党の志位委員長が記者会見で自衛隊の内部文書を入手し発表したものだ。

 自衛隊情報保全隊が行っていた調査活動の「内部文書」の中には私の名前も何カ所か出てくる。日本全国で行われたイラク戦争関連写真展を監視していた情報も記載されている。

 このような調査は国民の知る権利や思想信条の自由を真っ向から侵害するものであり、民主主義社会において許される行為ではない。自衛隊法にもない活動であり違法の疑いもある。

 私がイラクの写真展で伝えたかったことはイラク戦争で誰が殺され、誰が犠牲になったのか?イラクで起こっている事実を多くの人に知っていただくために写真を貸し出している。

 自衛隊の調査監視活動は、私の写真展の開催に無言の圧力となり、同時にジャーナリストの知らせる権利と市民の知る権利を奪うものだ。自由社会は意見が自由に言える社会である。しかし、この行為を許せば自由で民主的な社会から閉鎖的監視社会に拍車をかけることになる。

 今日のイラクの混乱は国際社会のルールを無視した侵略戦争を行ったアメリカに責任がある。そして、その戦争を支持しイラクに自衛隊を派遣した日本政府にも重い責任がある。
 自衛隊がイラク戦争に反対する市民やジャーナリストを監視する事は、イラク戦争が「自由と民主主義の実現」という大儀も無かったことを自ら証明している。
イラク戦争に加担した責任をとらず逆に市民の活動を監視することは”天に向かってつばを吐く行為”であり、民主主義社会への挑戦である。

 調査を行った情報保全隊とは「自衛隊の機密情報を守り、その漏洩を防止する」ことが本来の目的だ。市民やジャーナリストを監視する行為はその目的からも逸脱している。市民やジャーナリストの監視・調査に時間とエネルギーを使っていたから、隊内からイージス艦の最高機密が漏洩しても気づかなかったと言われても仕方ないであろう。

 自衛隊は直ちに調査活動を中止し、調査の全容を明らかにし、その責任を明確にすべきである。

2007年6月9日
フォトジャーナリスト 森住 卓

--
森住 卓
http://www.morizumi-pj.com/


*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/05

川田龍平&神田香織(龍平さんは参議院選挙に東京選挙区から無所属で出馬)!

川田龍平の gif

川田龍平さんをご存知ですか?知らない方はこちらを。あるいは、私が感動して読み終えた『川田龍平 いのちを語る』を読んでみてください。

彼は生後半年で血友病の診断を受け、その治療で投与された非加熱血液製剤(アメリカではすでに禁止されていた)によって子どものときにHIVエイズウィルスに感染させられた被害者の1人です。10歳で感染を母から告げられ、19歳のときに実名公表をして、厚生省(現在、厚生労働省)との裁判を闘い、画期的な和解に導いた経験を持っています。彼の勇気に動かされた若い人たちが、やがて著名人を動かし、世論を変え、国家を動かしました。

発病の不安を抱え、いつまで生きられるかわからないという厳しい現実の中で彼は生き抜き、今年31歳を迎えました。被選挙権を得た彼は、いのちを尊重する社会をつくりたいと、国政に挑戦する決意をしました。

私はお母さんの川田悦子さんと友人ですが、彼女のことを想うとこの出馬を手放しでは喜べない(政治家の激務は心身への大きなストレスになるので、心配)部分もあるのですが、龍平さんの決意は堅く「誰もが生まれてきて良かったと思える社会を創りたい」といって、さわやかに笑います。そこには悲壮感のみじんもありません。そんな彼の人生をかけた出馬を、私も応援することにしました。

さて、このブログの読者には、特典があります!6月15日に目黒区民センターで行われる川田龍平さんと神田香織さん(講談師)の会で、私が司会を仰せつかり、私のブログの読者は特別、入場料金を半額の500円にしてくれることになりました!受付で「きくちゆみのブログを読んできました」と言うだけでOKです。

私は神田香織さんのファンでもあり、彼女が「パパン」と机を叩きながら話すのを聞くと、すかっと元気になります。この日の演目「チェルノブイリの祈り」は聞き逃すことができません(500円で神田香織さんの講談を聞けることはまずありません)。どうぞ、お友達を沢山誘ってきてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「6・15変えよう社会!川田龍平とともに神田香織(講談師)熱く演ず」

  日時  6月15日(金) 
  時間  18:30開演 (18:00会場)
  6月15日(金)6時会場  6時30分開演
  司会 きくちゆみ よびかけ人 原 てるこ
  講談師 神田香織  川田龍平  事務局 宮本

  6:30 司会挨拶→よびかけ人代表 原てるこ
  6:40 神田香織 講談「チェルノブイリの祈り」
  7:40 休憩
  7:50 川田龍平の講演
       きくちゆみと川田龍平の対話
  8:30 終了

  場所  目黒区民センター ホール
   目黒駅下車10分(目黒区目黒2-4-36)
      
    ・参加費 : 999円(中学生以下は無料)
    ・主催 : 川田龍平と「この国」を変える南部実行委員会
    ・お問合せ: 03-3715-9603(宮本なおみ:元目黒区議会議員)
           090-6044-5279(石河康国:9条ネット)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★川田龍平応援メルマガを是非ご友人などにご紹介ください!
http://ryuheikawada.jp/
(川田龍平を応援する会ホームページ)より登録できます

★川田龍平を応援するブログ:http://ryuheikawada.seesaa.net/

★川田龍平と水曜ナイト"Over2,000,000"
毎週水曜日 19:00〜21:00 オープンなディスカッションの場です。
http://www.ryuheikawada.jp/suiyo.shtml

★川田龍平の映像インタビュー
http://www.ryuheikawada.jp/profile2.shtml
本人が語る映像インタビューを掲載。
薬害のことも改めて、そして今の想いをぜひ共有ください。

★マニフェスト
マニフェスト案を 5.20発表しました。ウェブでもご覧下さい。
http://www.ryuheikawada.jp/manifest.shtml


*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

2007/06/04

クシニッチの国際電話インタビュー:憲法9条が必要なのはアメリカです

これは、日本に「平和省プロジェクト」を立ち上げる準備の中でごく最初の頃に行われたイベントの一つで、平和省を提唱しているアメリカのデニス・クシニッチ下院議員を国際電話で公開インタビューしたものです。もう3年近くたってますが、武力でテロや紛争を解決することができないことがイラクやアフガニスタンで明らかになっている今、ますます非暴力の紛争解決を目指す平和省を創設することが重要になっていると思われます。ダミアンさんがネット上で聞けるようにしてくださったので、共有させてください。
http://gallery.harmonicslife.net/main.php?g2_itemId=3619
デニス・クシニッチ国際電話インタビュー(2004年9月19日、於:明治大学)
インタビュアー:きくちゆみ
通訳:森田玄、きくちゆみ

日本のほとんどの人はクシニッチ下院議員のことを知りませんが、現在彼は、2008年の大統領選挙に民主党から立候補しており、核兵器の廃絶や平和省創設を公約に掲げています。とても示唆に富むインタビューであり、質疑応答も素晴らしいので、ぜひ聞いてみてください。

今年、9月21日から約10日間に渡って平和省運動をしている世界各国の代表が日本に集い、「第3回平和省地球会議」が開催されますのでご注目ください。国連の国際平和ディに因んだコンサートが9月21日木更津で、平和省地球会議の公開シンポジウムは9月26日が東京、9月29日が広島で開催される予定です。
*詳細はこちら:http://gallery.harmonicslife.net/main.php?g2_itemId=3619
ーーーーーーーーーーーー

インタビューの内容:これは日本で初めて国際電話を使って行われたデニス・クシニッチ下院議員の公開インタビュアーの記録である。「平和省とは何ですか?」という質問に対するデニス・クシニッチの詳細な説明に続き、クシニッチは憲法9条が世界平和の実現に果たす重要な役割について語った。「日本の憲法9条はまさに平和省の理念を代弁している。平和を世界にもたらしたいのなら、平和を自分自身から始めないといけない」、と語った。ほんの短い準備期間でネットで呼びかけただけにもかかわらず、会場には130名もが駆けつけ満室で、活発な質疑応答がされた。クシニッチは日本の市民と初めて直接対話し、多いに希望を与え、大喝采を受けた。
ーーーーーーーーーーーーーーー

今、これを読んでいるあなたにお願いです。

平和省地球会議にはアフリカや中東、アジア、ラテンアメリカの紛争地域、経済的混乱のある地域からも代表が来日します。第三世界の人々にとって日本までの渡航費用はとても手が届きません。それで、ホスト国である日本で「平和省基金」を募り、第三世界の人々の渡航費、滞在費をまかないます。そのために約2000万円が必要です。

平和省の創設と、この平和省地球会議に賛同してくださる方は、あなたのお気持ちにあわせて以下へご寄付をいただけないでしょうか。郵便局から郵便振替でお願いします。

平和省基金 00260−4−132393

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます