2007/08/31

新刊『9・11事件の省察』発売!

9・11事件の省察の JPG

今日、『9・11事件の省察 偽りの反テロ戦争とつくられる戦争構造』(木村朗編、きくちゆみを含む7名著、凱風社刊、2700円+税)が私の手元に届きました。これは今年6月に行われた日本平和学会での平和運動の分科会のテーマが「9・11事件真相究明運動の意義と課題」で、それに取り組む私、週刊金曜日の成澤宗男さん、私と一緒にデヴィッド・レイ・グリフィンの『9・11は謀略か』を翻訳出版した戸田清さんなどが一堂に会したのがきっかけでした。

このときの発表内容やレジュメを中心に加筆修正し、さらに中東研究家で9・11事件や反テロ戦争のあり方を厳しく問われてきた板垣雄三さんや、戦争の民営化や軍産複合体の実態の第一人者である本山美彦さんなどの寄稿で、さらに重みのある素晴らしい内容になっています。416ページもあり、読みごたえがありますよ。

ここハーモニクスプロダクションでも販売します。『9・11は謀略か』と合わせて読むと、911事件について、そして今私たちが生きているこの世界について、これまでとは違う新しい視点を得ることができるでしょう。

帯から引用します。
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衝撃の大きさと歴史に残された重要性に比べて、事実に「不可解」が多い9・11事件。世界が変わったとされる「あのとき」から六年目の今、事件の真相と、パックス・アメリカーナ、軍産複合体、グローバル資本主義経済の実態と真相を様々な視点から考察
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私は第2章を書いたのですがタイトルの『なぜ9・11事件の真相究明を求めるのか』って、おかしいですね!「頭痛が痛い」と似ている。次版では「真相を求めるのか」か「真相究明をするのか」になおさなくっちゃ。これでますます初版を早く売り切る理由ができました。ああ、恥ずかしい。

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2007/08/27

温泉が好き

高知の四万十川を国道441号に沿って上流に向かいながらこれを書いています。私の仕事(文筆・講演業)のいいところは、パソコンさえあればどこでも仕事ができることや、講演にいった先々の近くに温泉があると、なんとか時間をつくって足を伸ばしたりできる自由度です。今は平和省地球会議の準備が忙しく休む暇がないので、こういうときに温泉に入れると、たまっていた疲れがとれて、心身が癒されます。

今回の高知の旅で行った温泉は久礼の「黒潮本陣」。海が見える絶景の温泉で、露天風呂は太平洋の黒潮をそのままわかしたお湯でした。黒潮本陣の手前にある「風工房」というイチゴケーキ専門店のイチゴのチーズケーキも絶品でした。高知までいくチャンスがあったら、この二つをセットで堪能してください。

さて、今回四万十川まで足を伸ばした理由はは、四万十塾のとおるさんにお会いするためです。でも、高知市からは思ったよりも時間がかかったため、ほんの一瞬の再会となりました。今度、とおるさんのパートナーのゆみさんは京都に拠点を移すそうで、さっそく9月27日の立命館大学国際平和ミュージアムでの集りにお誘いしました。美味しいコーヒーを入れてくれた方(若い研修生でしょうか)、お名前も聞きませんでしたが、ありがとうございました。

私は世界中を旅していますが、やはり「日本に住みたい!、日本が最高!」と思うのが、日本のおいしい食べ物と温泉です。日本よりも食べ物が美味しくて、温泉三昧できるところがあれば、どこに住んでもいいのですが、今のところ、日本以上の国には出会っていません。ニュージーランドは温泉が結構ありますが、食べ物は日本の方がいい。日本は地方ごとの郷土料理がそれぞれ素晴らしく、どこを旅しても楽しみがつきないです。

今回は温泉の他に、誰もいない海辺(国道56号沿いの「佐賀」)でも真っ裸になって海水浴(ちょうど自然のプールのようになっている岩場があって、温度も35度ぐらいでまるで温泉でした)もしました。こうした一期一会の旅を、一生続けていきたいです。

日本の自然とおいしい食べ物、そして温泉文化や食文化を残してくれた日本の先人に感謝!

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2007/08/25

自由は土佐の山間より——講演会はいよいよ明日

高知に入りました。ここは日本の自由民権運動発祥の地です。「自由は土佐の山間から出ず」という言葉はそれを表しています。食べ物が美味しくて、女性が元気な高知は大好きなところの一つ。

今日は少し早く着いたので宿の近くの「山内容堂下屋敷」を見学しました。長屋のような古い建物の1階は昔の暮らしを再現したもの、2階は土佐の傑出した人物の展示でした。

植木枝盛の JPG

ここで植木枝盛に再会。私、この人にすごく惹かれるのです。それもそのはず。彼の1880年に書いたものに『言論の自由論』があります。私がこういう仕事をしているのは、自分自身の表現活動がしたいからですが、それと同時に言論の自由を守りたいからですからね。言論の自由がなくなると、必ずファシズムや戦争がやってきます。

彼の遺稿の『無天雑録』には、こんな言葉もあります。
「未来がその胸の中にある者 之を青年という」

そういう意味で植木枝盛は生涯青年でした。私自身もそうありたいと思います。私の胸の中には、平和で持続可能な地球の未来、人類が戦争を卒業して助け合って生きている未来があります。

明日はいよいよ、高知保険医協会が主催の講演会です。今、打ち合わせを終わって帰ってきたのですが、明日は平和のイベントが重なっていて、集客が難しいとのことでした。もう一度、高知の方のために、明日の情報をアップします。明日は、8月28日から書店にならぶ『9・11事件は謀略か』も特別に5冊だけもってきていますし、911関連の映画は全部もってきています(ここでしか買えない)ので、ぜひ、お友達を誘っていらしてくださいね。私の講演会でしか見られない映像もあります。

<きくちゆみ講演会 平和の創り方——あなたが伝い手になる>
 日時 8月26日(日)13時30分〜15時30分
 場所 高知市文化プラザ「かるぽーと」11階・大講義室
  (高知市九反田2−1 電話088−883−5061)
  ※はりまや橋から徒歩10分。
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今、高知の宿でこれを書き加えています。昨日は約80名の参加で、『戦争中毒』や『9・11は謀略か』が売り切れるほど多くの人が真剣に話しを聞いてくださいました。ブログを見て来てくださったかたもありました。感激です。ありがとうございます。また高知に来たい!です。これから愛媛経由で鴨川へ戻ります。こどもたちよ、まっててね。
 
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2007/08/22

『9・11事件は謀略か』が届きました!

NO 9・11事件は謀略かの JPG

私と長崎大学の戸田清さんが昨年から翻訳していた(実は私のせいで発刊が大幅に遅れたの。戸田さん、編集者のみなさん、ごめんなさい)The New Pearl Harborの邦訳『9・11事件は謀略か 「21世紀の真珠湾攻撃」とブッシュ政権』(デヴィッド・レイ・グリフィン著/緑風出版)が完成し、手元に届きました。

438ページの大作(普通の本の2倍近く)ですごく分厚いです。定価は2800円(+税)で、ここでも販売します。書店にならぶのは8月28日ごろとのことですから、よかったらお近くの書店にリクエストしてくださいね。リクエストがたくさんあれば、平積みも夢じゃない!?(やっぱ夢かな)

アメリカでは一番信頼されているグリフィンの本の邦訳本がまだ1冊もないのが不思議。彼はこの他にも、4冊も911の公式説に異論を唱える本を出しています。この本がヒットすれば、次作の翻訳につながるかな。

私のあとがきは、こう結んであります。
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無意味で無法な「対テロ戦争」に一日も早く終止符を打ちたい。日本が米国債を買い続けてアメリカの戦争を支えることや、自衛隊をイラクに駐留させ、戦争に加担することを一刻も早くやめさせよう。暴力は暴力を生み、エスカレートする。テロをなくすには、それを生む貧困や差別などを根気よくなくしていくしかない。

人類が殺し合いよりも助け合いを選ぶ日がいつか必ず来ると信じて、本書を世に送る。

あと、なんと、今週の『ビッグイシュー』が平和省特集で、私のインタビューも載っています。まだ見てないのだけど、どこかでホームレスの人が販売していたら、ぜひゲットしてくださいね!
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『The New Pearl Harbor』のデイヴィッド・レイ・グリフィンにインタビュー ♪ - 24分33秒 - 5.7 MB

Google Videoのグリフィンとジョーンズの講演 27分47秒
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2007/08/21

平和省地球会議まであと1ヶ月!

私が今、朝から晩まで(昨日は真夜中にセネガルから問合せの電話がありました)熱中しているのは「第3回平和省地球会議」の準備です。この会議は第1回目が2005年10月にロンドンで、第2回目は2006年6月にカナダのビクトリアで開催され、第3回目が来月9月21日から千葉県木更津の「アカデミアパーク」を本会議場として開催されます。会議の成果は9月26日に東京(オリンピックセンター)、9月29日に広島(国際会議場)、9月30日に長崎(教育文化会館)、10月2日に沖縄(琉球大学)で発表されます。

チラシ200707音楽祭表面の JPG

会議初日の9月21日は国連が提唱する「国際平和の日」ですが、この日に会議の開催と国際平和の日を祝って「セレブレーションコンサート」が行われます。今日やっとチラシが完成したのですが、それを手にしてわくわく、ドキドキしながら、このブログを書いています。いつもながら、フジワラトシカズさんの素敵なデザインに感謝!(チラシのダウンロードはブログの右側。まとめて欲しい方はDMで枚数と住所を教えてください)

平和省を希求する動きは現在世界30カ国ほどに広がっていますが、しょっちゅう戦争しているアメリカの市民の声が最大で、「ピースアライアンス」の活躍が頼もしいです。2004年の大統領選挙予備選に民主党から出馬したデニス・クシニッチ下院議員の公約の一つが「平和省の創設」でした。このとき、クシニッチ議員の選挙運動に関わった米国市民の中から「ピースアライアンス」が生まれました。

現在の米国議会に提出されている平和省創設法案には、すでに68名の議員が賛同しています。アメリカに平和省ができて、外交政策が少しでも平和的になったら、世界は大きく変わるでしょう。

911事件をきっかけに始められた「対テロ戦争」(日本も参戦中!)は、アフガニスタンでもイラクでも多大な市民の犠牲をだし、いまだに続いています。武力で何かを解決しようとするやり方を、そろそろ卒業したいですよね。そのために、日本にも、アメリカにも、世界中の全ての国にも、平和省を創りましょう!夢は大きく、行動は足元から。

この会議の受け入れのために、私たち平和省プロジェクトのメンバーは、それぞれ別の仕事をもちながらボランティアで目一杯動いています。とくに、今回はアフリカ・アジア・ラテンアメリカ諸国からの参加希望者が33名とこれまでになく多く、そのうち20名を日本から招待しようとしています(彼らにとって渡航費、滞在費、会議参加費が莫大なため)。そのために2000万円を目標に「平和省基金」を集めています。現在やっと460万円まで集りました。残りをなんとかあと1ヶ月で集めなくてはいけません。どうかあなたのできる範囲で、助けてください。
 *平和省基金 00260-4-132393(匿名希望の方は明記のこと)

平和省プロジェクトでは、今仲間を募集しています。すべての議論はメーリングリストと毎月の会議で行っています。参加希望者はどうぞDMでご連絡ください。英語が得意な人も必要です。「もう戦争を卒業したい、非暴力で紛争を解決する術を身につけよう」と感じているあなたの参加をまっています。

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2007/08/20

高知で講演します

私のブログを読んでいる高知の方はいるでしょうか?1人でもいることを祈ってこのブログを書きます。もしあなたのお友達に高知在住の人がいましたら、どうか教えてあげてください。高知での講演は久しぶりです。

高知はお魚がおいしくて、女性が元気で、大好きなところ。講演で呼んでいただけるのはとてもうれしい。11月には同じ保険医協会の招きで愛媛にもいきます。今年は四国とのご縁が深まっています。

高知の講演会を主催してくれるのは高知保険医協会で、詳細は以下のとおり:

 日時 8月26日(日)13時30分〜15時30分
 場所 高知市文化プラザ「かるぽーと」11階・大講義室
  (高知市九反田2−1 電話088−883−5061)
  ※はりまや橋から徒歩10分。

さて、実は主催者の方から、こんなメールをいただきました。「参加者の見込みですが、苦戦しております。目標は100名以上としてますが、70名程度になるかも知れません」

というわけで、このブログを書いています。私のお友達、このブログの読者のお友達、誰でも参加できます。私のブログにどれぐらい伝える力があるのかわかりませんが、友だちの友だちはまた友だち、ということで、ご縁の方(高知の友だちにつながれー)に広げていただけるとうれしいです。

今回お話するのは、「平和の創り方——あなたが伝い手になる」という最近の講演で一番人気のテーマで、911事件の真相究明の最新情報、および、今年9月に日本で開催される「平和省地球会議」についてもお伝えします。

今年の高知での講演はこれが最後になると思いますので、ぜひこのチャンスに聞いてくださいね。
ありがとうございます。

9月は911事件から6年目ということで、911関連の講演をたくさん依頼されています。日時、場所、参加費、連絡先を書きます。

9月1日 13:30開演 新川崎 創造の森ケイスクエアハウス 500円 090-9802-5255
9月6日 14:00開演 横須賀セントラルホテル 参加費? 03-3497-9177
9月8日 もしかしたら、鹿児島?(未定)
9月11日 14:00開演 田町キャンパスイノベーションセンター5階 参加費?
      19:00開演 六本木スーパーデラックス 3500円 information@truepeoples.com
9月15日 13:00開演 青山ウィメンズプラザ 参加費? 
9月16日 14:00開演 茨城母親大会(「平和の創り方」です) 029-824-8949


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2007/08/15

911事件から6年ー続く対テロ戦争とあなたにできること

また、悲しい出来事がおきてしまいました。

アフガニスタンにて2007年7月27日からタリバンの人質になっていた韓国人ボランティアが2人殺害されてしまいました。これが彼らが人質になる前に写された最後の写真です。

Kidnapped Koreans JPG



タリバン側はアフガニスタン政権に彼らの仲間の釈放を要求しており、それが適わなければ残りの人質も殺す、ということです。なんと私たちと似ているのでしょう。「これは日本人の写真」と言われたら、信じてしまうことでしょう。もちろん、いのちに国境はないですが。

私は解放を嘆願する署名をしてきましたが、なんと虚しいことでしょう。彼らのいのちを救うのに、署名しかできないなんて!
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1644262

911の後、アメリカがアフガニスタンを攻撃していなければ、この悲劇は起きませんでした。今のアフガニスタンは、首都のカブールをのぞけば対テロ戦争以前と同じかそれ以上に軍閥が闊歩する治安の悪い状態に逆戻りしてしまいました。アフガニスタンの人々はどれほど苦しみ続ければいいのでしょう。

アメリカがアフガニスタンを攻撃した表の理由は、オサマ・ビンラディンが911の首謀者であり(いまだに証拠はありません)、彼がアフガニスタンにいたから、というものですが、あのときタリバン政府は、「ビンラディンが911の犯人だという証拠があれば、身柄を引き渡す」と言っていたのです。それを蹴っての問答無用の攻撃でした。これを許してしまった日本を始め国際社会の責任は大きいです。

こんなことが許されるなら、たとえばペルーで虐殺の非を問われているフジモリ元大統領(そういえば、この間の参議院選挙に立候補したのには驚きました)の身柄を渡せと日本政府に要求していたペルー政府は、身柄の引き渡しを拒んだ日本を空爆して、一般市民も殺してもいい、ということになりますね。

殺されてしまった2人の韓国人ボランティアの冥福を祈ります。

こんなことが繰り返されないためにも、私たちは911事件の真実を明かにする必要があります。そのためにいくつかのお知らせと提案があります。

911事件から6年目の2007年9月11日には、六本木の「スーパーデラックス」(六本木ヒルズのすぐそば)で、911のスペシャル企画があります。出演はベンジャミン・フルフォードさんと私。おしゃれな場所での市民運動とは違う人たちの企画を、ぜひ堪能してください。私は映像を多用して発表をさせていただきます。

そして、出版。こちらはどちらも硬派の出版社から、まじめな、内容の濃い911関連の本が続けて2冊でます。1冊目はディビッド・レイ・グリフィンのThe New Pearl Harborの翻訳本です。タイトルは『9.11事件は謀略か 「21世紀の真珠湾攻撃」とブッシュ政権』(緑風出版)になりました。分厚くて、2800円(+税)です。でも、これを読んでいただければ、911事件について流布している公式説がいかにうそで塗り固められているかは、わかっていただけると思います。書店に並ぶのは8月28日。

もう1冊が『9・11事件の省察』(凱風社)。これは日本の研究者(主に大学教授や助教授)が中心となって執筆し、なぜか私が執筆者の1人として参加している本ですが、これも力作です。表紙は私の親友のフジワラトシカズさんがやってくれました!こちらは2700円(+税)で、上記の本と共に話題になってほしいです。

両方買うと5500円(+税)となってしまいますが、これらの本が広く読まれて911事件の真相が広まることが、対テロ戦争を終わらせる(たった今起きている悲劇を食い止める)ことにつながります。どうぞ、お近くの書店に、この2冊をリクエストしてください。ありがとうございます。

上記2冊の本は、発売次第グローバルピースキャンペーンストアでも扱います。

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2007/08/13

ホオポノポノと私のオーガニック料理

ホ・オポノポノの JPG

http://blog.hooponopono-asia.org/?cid=39252
を初めて読んだときの私の混乱は、今も続いています。イハレアカラ・ヒュー・レン博士に会うことがなければ、「こんなこと信じられない」と忘れてしまえば済んだのですが、直接お目にかかってここに書かれていることが本当だと知ってしまった今は、私の価値観を根底からひっくり返しつつあります。

私が見聞き体験するすべては、私が過去の記憶をくりかえしているだけで、私に100%責任がある、ということ。イラクの戦争も、毎日子どもたちが餓死することも、日本の政治がひどいことも、原発の事故も、自然災害も?

うーん。ラディカルだー。

このイハレアカラ・ヒュー・レン博士が来日して、11月24−25日にホオポノポノのワークショップをやります。実は私のパートナーの森田玄は、5月末にこのワークをロスで受けてきましたが、それからの彼はまるで別人です。おのろけではないですが、以来私たちはますます、互いにとってよきパートナーになっています。

ワークショップの費用は、私の感覚からするとちょっと高いですけれど、それだけの価値があると思います。先着100名なので、ピンと来た方はお早めにお申込みください。申し込みはこちらから:
http://blog.hooponopono-asia.org/?cid=39251

ホオポノポノの英語のHP

さて、昨日は若い2人が我が家の自給自足の暮らしを体験しに、宿泊していきました。彼らのために作ったメニューを紹介します。(今日も別のカップルが来ているので、今晩のメニューはまた明日にでも)

「愛することと料理には、わきめをふらない情熱を持ってのぞみなさい」——ダライ・ラマ

<真夏の一期一会のオーガニック>
*ディナー
そば菜の和え物
ツルムラサキのアジア風
きゅうりの中華風漬け物
きんぴらごぼう
カツオの唐揚げ
チンゲンサイとエリンギの中華炒め
ネギたっぷりの納豆
具だくさんのみそ汁
3部搗きごはん
梅干しと三年番茶
桃とヨーグルトのデザート

*朝食
キャベツと根菜のお焼き(特製タマネギソース)
キュウリとわかめと卵のスープ

*ランチ
天然酵母のパン三種(プレーン、クルミ、レーズン)
手づくりジャム(いちご、ルバーブ、ブルーベリー)
根菜たっぷりのガーデンサラダ(レンコン、ごぼう、大根、レタス、きゅうり、トマト、トウモロコシ、くるみ、アボカド、たまねぎ)
夏野菜のイタリアンソテー(ナス、エリンギ、きゅうり、にんにく)
オーデコロンミントティー

*巨大キュウリをズッキーニに見立ててお料理したら、ばっちりでしたよ。捨てなくて良かった。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/08/10

八千穂夏期大学

2007年8月8日、長野県の八千穂で40年間も続いているという「八千穂夏期大学」で講演をしました。演題は「平和の創り方ーあなたがメディアになる」でした。私を講演に呼んでくださったのは元村議会議員の小椋茂さんで、現在は治療院をやっている方。夏季大学にはかれこれ39年も関わっている、ということでした。

参加人数は30名ぐらい(申し込みがそれぐらいだった)と聞いていたのですが、蓋をあけると60名近くの参加があり、若い人も多かったです。参加した若者の1人からとてもうれしいメールをいただいたので、本人の了承を得て紹介させていただきます。
ーーーーーーーーーー
こんにちは。本日というか昨晩八千穂夏期大学に参加させて頂いた井出と申します。

きくちさんのお話、活動に本当に感動しメールさせていただきました。

実は僕は去年の夏から1年間、世界放浪の旅に出ていました。その中でも一番印象に残った国がアメリカです。僕はもともと自然が大好きでいつかアメリカの大自然をこの目で見たいと思って、やっとその夢が叶いました。3ヶ月間キャンプをしながらいろんな所を見て周り、やっぱり感動の連続でした。

アメリカって自然を守るためのシステムがしっかりしていて、いつも関心させられていました。しかも多くのアメリカ人は本当に親切で、旅をしてる間何回も助けられてやっぱアメリカっていい国だな〜っていつも思っていました。 
旅は無事に終わりつい先日帰国し、久しぶりに小椋さんのところに遊びに行きました。そこで耳にしたのが、911の陰謀説でした。初めは このオッサン何言ってんの?? という感じでしたが、きくちさんの本を借り読んでみました。 本当かよ? ってのが読んだときの感想でした。

アメリカ政府には疑問をいつも持っていたけど、まさかそんなはずは無いと半信半疑でした。そしてタイミングよく夏期大学の話があって、昨晩参加させていただきました。それで確信に変わりました。本当にそういう現実があったんですね…

自国の自然をあんなに守ってる国が、自作自演で理由をつくり他国の人々や自然を傷つけているっていう現実は、本当に悲しいことで、許せないっていう気持ちです。今でもアメリカは好きですが、アメリカ政府は本当に許せない。それにとことん付いていってる日本はマジでヤバイ、止めなきゃ行けないという気持ちで今いっぱいです。

本当にこの事実を知っている日本人は少ないと思うけど、事実を知ってる者としてこれからいろんな人に伝えていかなきゃって思っています。

あと早速辺野古の平良さんのお話も聞きました。聞いた後のこの憤り…
実際その場で戦っている人達の憤りや不安は相当なものですよね… かなづちで殴るとかバルブを閉めるとか..
本当に起きてるんですよね? 何で日本のメディアは伝えないんでしょうか?? 不思議でたまりません。マジでおかしい。 

こんな事をきくちさんに言っても仕方ありませんが、こういった現実を知れたという意味でも、本当に夏期大学できくちさんに会えて良かったと思います。心から、ありがとうございました。今日知った事はこれからいろんな人に伝えて行きたいと思います。 

僕は今帰ったばかりで無職なんですが、最後のミニ交流会できくちさんがおっしゃった「仕事を選ぶのは重要だよね」っていうのは、自分にはかなりヒビきました。

自分はこれからどうしよう?
ただ単に金だけ稼いで生きてっていいのか? 
っていろいろ考えています。本当考えさせられた一日でした。

長い文章になって申し訳ないですが、これからきくちさんのブログちょくちょく拝見させていただいて、かげながら
応援していきたいと思ってます。そして自分でも何かできることを探して行きたいと思ってます!
きくちさんの活動は大変だと思いますが、お体に気をつけてがんばってくださいね!
 
僕もメディア活動して行きます。  

最後に、きくちさん写真よりも実物のほうがキレイですよ!! お世辞で無く。。   
それでは、さようなら。
                                      
           井出 洋
ーーーーーーーーーーー
そして、以下は井出さんのメールに対する私の書いたお返事。

井出さん、

どうもでーす。昨日は来てくれてありがとう。あれからべろべろに酔っぱらって、友人宅に帰りつきました。お酒、弱いんですよね。(30代に4人子どもを産んで育てているのですが、その間ずっと妊娠中か授乳中だったので、10年間お酒を飲まなかったら、飲めなくなっちゃった)

私もアメリカの自然は大好き!

<アメリカって自然を守るためのシステムがしっかりしていて、いつも関心させられていました。>

本当に。

<しかも多くのアメリカ人は本当に親切で、旅をしてる間何回も助けられてやっぱアメリカっていい国だな〜っていつも思っていました。>
 
私もいつもそう思っていますよ。
私は今でもアメリカが好きなのです。
こういうことを知っても、アメリカ人の中に素晴らしい人がいるので(たとえば、あのペンタゴンの映像を危険を覚悟でネットに流した人とか。会ったことないけど)嫌いになりません。

<本当にこの事実を知っている日本人は少ないと思うけど、事実を知ってる者としてこれからいろんな人に伝えていかなきゃって思っています。>

Loose ChangeのJPG

伝え方がむずかしいですよね。ほとんどの人は、入り口で「そんなことあるわけない」って止まっちゃうので。人によっては、あまり結論を言わずに、DVDだけを観てもらうほうがいいかもしれませんね。
こちらこそ、来ていただいてありがとうございます。

<最後のミニ交流会できくちさんがおっしゃった 仕事を選ぶのは重要だよね っていうのは、自分にはかなりヒビきました。。自分はこれからどうしよう?>

ふふ!
大いに悩んで大きくなってください。

<ただ単に金だけ稼いで生きてっていいのか? っていろいろ考えています。本当考えさせられた一日でした。>

私も単にカネだけ稼いでいた時期がありましたよ。沢山儲けられるようになるのが、人生の成功と考えていた時期も。

<きくちさんの活動は大変だと思いますが、お体に気をつけてがんばってくださいね!>

好きなことをやっているので大丈夫。

<僕もメディア活動して行きます。  最後に、きくちさん写真よりも実物のほうがキレイですよ!! お世辞で無く。。>   

はははー!これもとびきりうれしいです。
5歳ぐらい若返った気持です。

またお会いしましょう。

きくちゆみ

追伸:ところで、このメールをブログに転載してもいいですか?

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/08/07

♪ 平良夏芽さんからあなたへ ♪ - 18分58秒 - 4.4 MB

PodCast GIF

沖縄でも平和省プロジェクトが動き出しました。ベストゲームチームGOGOの仲間たちも合流してくれて、いい滑り出しです。

平和省プロジェクトの JPG

沖縄では10月2日夜(午後7時開演?)にアメリカのピースアライアンス代表・ドット・メイヴァーさんを基調講演者として迎え、琉球大学で平和省シンポジウムが行われることになりました。

シンポジウムのパネラーは、平良夏芽さん、ジーン玉城さん(予定)、ドット・メイヴァーさん、そして私。沖縄の戦跡や米軍基地を平和省地球会議の参加者のみなさんに視察していただき、シンポジウムのあとには、沖縄市民との交流会も予定されています。

今回の沖縄訪問の最後の日(8月6日)、平良夏芽さんのメッセージをどうしても録音しておきたくて、彼がサマーキャンプをしている今帰仁村(なきじんそん)を訪ねました。先日辺野古でお会いしたときは、コンピュータをもっていかなかったので、ポッドキャスト(ネットラジオ)ができなかったのです。

平良さんは「今帰仁のキャンプ場まで来てくれれば、ちょっとだけならインタビューに応じられる」と言ってくれたので、「くすぬち平和資料館」を出た後、名護へと車を走らせました。そのとき私が持っていた情報は、今帰仁村(名護の北)でキャンプをしているということだけで、広い今帰仁村のどこにキャンプ場があるのかは、わかりません。

携帯で確認すればいいと思っていたのですが、道中何度かけても「ただいま電波の繋がらないところにいるか電源が入っていないため、おつなぎできません」。ああ、万事休す。地図をながめて、途方にくれる私。

でも、あきらめきれなくて「北限のじゅごんを見守る会」の鈴木雅子さんに連絡をとり、なんとかキャンプ場が高校の近くの浜辺、というところまでつきとめます。ところが地元の人に聞いてやっと辿り着いたキャンプ場はバプティスト教会のキャンプ場で、そこには平良夏芽さんはいませんでした。「彼は教会が違います」とのことで、他のキャンプ場があるかたずねると「知りませんねえ」。

那覇では夜会議があるし、もう帰らなくてはならない、というときにやっと平良さんの携帯がとぎれとぎれにつながったのです。偶然かなり近いところにいたので、やったー!と喜びました。

しかし、そこから先がまた一難。夏芽さんがいたのは、スイカ畑のビニールハウスが延々と立ち並ぶ畑の奥にある、標識も何もないキャンプ場でした。携帯電話でのナビゲーションでは見つけきれなくて、最後はキャンプ場からお迎えを出してもらって、ようやくお会いできたのでした。

Camp House JPG



20人ぐらいのサマーキャンプの参加者が集って、定番の焼きそばとバーベキューの準備をしていました。子どももたくさん。ああ、ここでキャンプに合流したい。

Natsume San and... JPG



目の前の浜はプライベートビーチのようなに美しく、浜には他には誰もいない別世界。一瞬、「今晩ここで夜を明かししたい!」という衝動にかられます。

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居場所のわからない平良夏芽さんを執念で見つけ出し、そして、忙しいキャンプの合間に彼の貴重な時間をいただいて録音したのが、今日のポッドキャストです。平良夏芽さん、鈴木雅子さん、サマーキャンプのみなさん、ありがとうございました。

Natsume San & Yumi JPG



「僕は辺野古に来てくれる人にいつも言うんだけどね、支援者はいらないんだ」と開口一番。どきり!としました。

その意味は、支援者というのは「誰か他の人の問題を外から支援する」という意味で、そういう人はいらない、ということ。つまり、辺野古の問題、沖縄の基地の問題を、自分のこととして考え、行動する人になってくれ、という願いが込められているのでした。

彼は静かに続けます。
「大人が人殺しをやめなくちゃ、子どももやめない」
「戦争を許す、基地建設を容認するということは、意見が違ったら殺してもいい、というメッセージを子どもに送り続けること。子どもの凶悪犯罪が増えるのはあたりまえ」
「イラクに医薬品を運んだとき言われたんだ。あなたの島から米軍の飛行機が飛んできて爆弾を落としていきます、と。僕がイラクの人に対してできる最大のことは、ここに新しい基地を作らせないこと」

Natsume San & Yumi JPG


Natsume San & Yumi  JPG



目の前に広がる今帰仁の海。砂浜に並んで座る夏芽さんと私。海で泳ぐ子どもたちとダミアン(私のHPのウェッブマスター&カメラマン)。スイカ畑の中にも建つ沖縄戦死者の慰霊塔(沖縄はいたるところに慰霊塔があります)。

奇跡のような瞬間を平良夏芽さんと過ごし、彼の言葉をこうしてみなさんに伝えることができる喜びと責任の大きさに、心が震えます。

タイトルをクリックして聞いてください。そして、あなたのお友達にも伝えてください。

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2007/08/06

♪ 広島の日に「くすぬち平和文化館」で ♪ - 15分34秒 - 3.6 MB

PodCast GIF

62年目の広島の日を初めて沖縄で迎えました。沖縄市にある「くすぬち平和文化館」で原爆展をしているというので、真栄白玄徳(まえしろげんとく)さんを訪ねました。

くすぬち平和文化館の JPG



「くすぬち」というのは「くすのき」の沖縄の方言。真栄白玄徳さんの生家は嘉手納基地の中にあって、そこには大きなくすのきがあったそうです。おばあちゃんの夢はそのくすのきで箪笥をつくること。それを果たせぬまま、生家は嘉手納基地に取られてしまいました。その夢を受け継ぐ意味で、くすぬち平和文化館とうい名前にしたそうです。

一階は子どもの本屋さん。絵本がいっぱい(とくに平和をテーマにした本が多い)で子どもたちも大喜び。あんなとまなぶにもそれぞれ1冊ずつ買ってあげました。二階は原爆展。1947年ごろに出版された広島の惨状を描いた貴重な本も展示されていました。展示してある写真は、広島や長崎でも見たことのある写真ですが、何度見てもこの地獄を二度と誰にも体験させてはいけない、と思います。それと同時に、今日もイラクやアフガニスタンで同じような地獄が繰り返されていることに責任を感じます。「対テロ戦争」を止めたい!

くすぬち平和文化館の JPG



沖縄にいったら子どもへのプレゼントの本をぜひここで買ってください(ちょっと、原宿のクレヨンハウスを思い出しました)。

くすぬち平和文化館の  JPG



今日で沖縄は最後なので、もう一度、平良夏芽さんをインタビューしに彼がキャンプをしている今帰仁村まで足を伸ばしました。このインタビューは次のポッドキャストでお届けします。今日は玄徳さんのお話を聞いてください。

夜には平和省プロジェクト沖縄の仲間が集ってくれて、とても有意義なミーティングができました。若いスタッフも集っていて、心強い限り。ここ沖縄に平和省を創ろうと世界中で尽力する人々が来て、米軍基地に占領されている現状を見てもらうだけでも、大きな意義があると思います。

くすぬち平和文化館の JPG



10月2日に沖縄で開催される「平和省地球会議 沖縄シンポジウム」は、琉球大学での開催がきまりました。内容もだいぶ固まってきましたが、正式に決まったらまたアップしますね。

くすぬち平和文化館の JPG



沖縄。この島は「癒しの島」として注目を浴びていますが、あとからあとから基地建設がもちあがり、癒すどころかまた傷を広げている、というのが現状です。リゾートを満喫しに沖縄に来る人たちにも、辺野古や高江の現状を知ってほしいです。

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2007/08/05

♪ 沖縄の森と海からのSOS ♪ - 23分17秒 - 5.4 MB

2007年8月4日に泡瀬干潟を守るシンポジウムとコンサートが行われ、参加してきました。会場の「あしびなー」は那覇からはちょっとはなれた沖縄市にあるのだけど、超満員。300人は優にいたでしょうか。

Symposium JPG



泡瀬干潟は東洋有数の干潟で、固有種も多く生物の宝庫なのですが、20年以上も前の計画(バブル時代の!)のために埋め立てられ、リゾートホテルや人工ビーチが作られようとしています。この豊かな海をそのまま守ろうと、市民が立ち上がり、自然保護団体もサポートしています。

Symposium JPG



そのシンポジウムでパネリストをしていたWWF(世界自然保護基金)の花輪伸一さんと、今日、高江(ヘリパット建設で揺れるヤンバルの村)でばったり再会したのです。これも何かのご縁だとさっそくインタビューをしました(タイトルをクリックすれば聞けます)。

Hanawa San  JPG



続いて登場するのは、琉球大学の阿部小涼さん。こんど、10月2日に沖縄で行われる予定の『平和省地球会議 沖縄講演会』のときに、会場を提供してくださる方です。

Kosuzu San JPG



彼女は、糸数慶子さん[フォトギャラリー]の知事選挙の応援のために沖縄入りしていた私を授業に呼んでくれたこともある方で、ここで再会できるとは夢にも思いませんでした。あのとき糸数さんはおしくも知事にはなれなかったけど、今回の参議院選挙では見事当選。元読谷村市長の山内徳信さんと共に揃って当選したことは、沖縄の平和と環境にとって大いにプラスになることでしょう。

Election Poster JPG



やんばる東村のJPG

阿部さんのテーマは私と似ていて、「テレビや新聞が辺野古や高江のことを伝えてくれないなら、自分たちがメディアになるしかないと思って、インターネット放送を始めたの」とのこと。それが「への子とたか江アワー」で、ここでは辺野古のことと高江のことしか話さないそうです。パーソナリティーは阿部さん扮するブロッコリー頭の「たか江ちゃん」と、今日は私が扮した「への子ちゃん」。ぜひ聞いてくださいね。

もっと高江のことを知りたい方は、こちらを。この美しいヤンバルの森に、ヘリパッドは似合わない。森と海を守る活動は私の原点。このことをもっと多くの人に知ってもらって、この世界遺産に匹敵する沖縄の海と森を、子どもたちに美しいまま渡したいです。

ヘリパッドの建設を止める人々にカンパをお願いします:
郵便貯金ぱるる 記号17040番号227761
名義 ブロッコリーの森を守る会

Protest Tents  JPG



Hanawa San & Yumi  JPG



We Don’t Want..  JPG



Helipad Gate  JPG



No War JPG



Helipad Hantai JPG



この下のリンクにも良い写真がたくさんあります。

ジャングル戦闘訓練を行う北部訓練場


ヘリパッド建設に反対する東村高江区の住民

合意してないプロジェクトblog

へのたかアワーin高江

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2007/08/04

幸せを感じるとき

沖縄の海にただ浮いて、青い空にうかぶ白い雲を眺めているとき。
夢中になって田植えをしているとき。
美味しいものを食べているとき。
私の作った料理を、みんなが喜んでくれるとき。
子どもの寝顔を見るとき(起きている間はうるさくて、家で仕事をする私を邪魔して、大変だけど!)。
赤ちゃんが生まれたとき。
いい男といい女が結婚したとき。
友だちがステキな恋人を見つけたとき。

沖縄に来て、うれしいことが立て続けにおきています。幸せだなあ。

沖縄北部の高江で自給自足の暮らしをする森岡尚子さんに赤ちゃんが生まれて、会ってきました。

Naoko’s Home JPG

尚子さんと赤ちゃんの然くんと私


「然」(ぜん)くんという男の子。本当に生まれたばかりで天使みたいだった。自然に生まれおっぱいだけで育っているあかちゃんは、ほとんど泣かないのよね。

私は彼女の書いた文章の大ファンなのです。森岡さんはアフリカやアジアを始め世界中の大地を歩き、沖縄に辿り着きました。そして、ヤンバルの森の中に自分たちで自然住宅を建て、お米や野菜や果物を自給して、スローライフ(実際は、とっても忙しいけど。忙しくてもゆったりしている)を楽しんでいます。

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Naoko’s Home JPG



Naoko’s Home JPG

森岡さんたちの手作り自然住宅


彼女はやっとここに安住の地を見つけた、と思ったら、すぐそばで持ち上がったヘリパッド建設問題。静かに、自然と共生する家族に、ここでも襲いかかる米軍基地問題。ヤンバルクイナが生息する世界遺産にもなり得る豊な亜熱帯の森にヘリパッドはいらないよね。

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ヘリパッド建設を阻止する高江の座り込みのひとつ


Takae Protest  JPG



Takae Protest  JPG



Takakeの JPG

ヘリパッド建設に反対する家族たちとボランティアが、建設を阻止するためにここでも1日24時間体制(真夜中もずっとだよー)で監視活動を行っています。私たちが訪問したときは、ゲートが4カ所になっていて、監視しきれないということでした。辺野古同様、こちらも座り込みの応援が必要です。夏休みを利用して、あなたも行ってみませんか?(ヤンバルは森も海も美しいから)

高江のヘリパッドに関するブログはここ

Takae Protest  JPG



Takae Protest  JPG

ヘリパッド建設を阻止している高江のみなさんと


Takae Protest  JPG



応援のカンパはこちら:郵便貯金ぱるる 記号17040番号227761 名義 ブロッコリーの森を守る会

鏡の法則の JPG

もう二つうれしいことは、平和省プロジェクト・沖縄のガリくんにも、もうすぐ赤ちゃんが生まれそうなこと。そして、私のハワイの友人のジーン玉城が、私の別の友人(ロミロミマッサージの)まゆみさんと結婚していて、赤ちゃんも生まれ、今沖縄で暮らしていることを知ったこと。もう、うれしくてうれしくて^^!いい男といい女が一つになり、赤ちゃんを授かり、生み、育てる。これって、平和と調和の基本。

最後に私からあなたへの今日の最高のプレゼントがこれ

いっぱい泣きながら読んだ『鏡の法則』。信頼している人から出た言葉に深く落ち込んでいたけど、実は傷つけていたのは自分かもしれない。「すれば、される」「結果には原因がある」。今、私が見ていること、体験していることは、すべて私を成長させるために起きているんですね。

『鏡の法則』を読んで、あなたがもっと幸せになりますように!

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