2009/06/14

第6回東京平和映画祭は大盛況、大成功で終了!

第6回東京平和映画祭は3日間で延べ1300名が参加し、多くの方に気づき・感動・勇気をあたえ、大盛況の中閉幕しました。

この映画祭のために1年をかけて試写と実行委員会を重ねて準備を進めてきたスタッフ、ボランティア、参加者のみなさん、ブース出展者のみなさん、スポンサーの株式会社リンク3x3スポンサーのみなさんのお陰です。ありがとうございました。

実は、開幕直前まで参加申込みが半数ちょっとしかなく、「このままでは大赤字か」という緊張感の中で本番を迎えました。私の友人たちも参加を決めてくれたのは最後の1週間。直前になるまで参加できるかどうかわからない、という人は実に多いものだ、ということを再認識しました。

それが蓋を開けてみると、初日から7割の入り。二日目は9割ぐらいの入り。2日間で上映作品11本全部を観た方が100名近くもいたのです。本当にうれしかったです。

私たちが伝えたかった戦争とお金の関係、ウソから戦争が始まること、戦争を「無効」にするには枯渇性エネルギー(化石燃料や原発など)に依存するのをやめて自然エネルギーを選び、地産地消をし、お金を地元で回せばいいのだ、ということも伝わったと思います。

これまで「民族対立」という視点でしか観てこなかったチベットやパレスチナの問題でさえ、裏にエネルギー資源問題が隠れていることを田中優さんは教えてくれました。

枯渇していくエネルギー資源の利権を握れば、価格が高騰し続ける中で利益を独占できます。でも、100年後のエネルギーは自然エネルギーしかないし、環境のことを考えたらそれ以外の選択は人類の破滅しかありません。2日目最後の田中優さんのまとめの解説で、11本の作品に共通する問題点とその解決法が理解できた第6回東京平和映画祭でした。

そして、本日最終日の『日本病の正体』に迫る特別企画は、2002年10月25日に刺殺された石井紘基議員の娘の石井ターニャさん、日本と世界の闇に光をあて続けるジャーナリストのベンジャミン・フルフォードさんを迎えて、満席の熱気の中行われました。

東京平和映画祭、無事3日のJPG
ターニャさんと

あのような形で父親を失ったターニャさんが「平和を創る」という私たちの意志に共感し、東京平和映画祭に出演を決意してくれたことが何より嬉しかったです。「母なる大地が私たちを愛してくれるように、私たちも愛を広げるしかない」という彼女の言葉に共感の拍手がわきました。

国会で審議される日本の国家予算(一般会計)は80兆円ぐらいですが、国会では審議されずに官僚とごく一部の政治家が分け合っている特別会計はその数倍、少なく見積もっても200兆円以上あるとされています。この財源は郵便貯金や簡保や年金基金などが使われています。

私は911事件以降、『戦争中毒』というマンガを翻訳したことがきっかけで、戦争とお金の問題を追い始めました。双子の赤字の米国がなぜ戦争ができるのか不思議に思い、その財源が米国債に投資される日本人の貯金であることを知ってショックを受けました(ほとんどの日本人はそのことを知りません)。

それと同じように、長年、様々な環境問題に取り組む中で、原発や六ヶ所村再処理工場やダムや河口堰やスーパー林道や砂防ダムなど、環境破壊的な事業が特別会計から出ていることにも気づいていました。

国家予算の何倍ものお金がエリート官僚と大物政治家のさじ加減でバラまかれ、特殊法人経由でファミリー企業に流れていることを石井紘基議員は国会で追求していました。石井紘基議員が明らかにしようとしたことは、まだ十分に知られてはいませんが、彼が遺した『日本が自滅する日』(PHP研究所/絶版)や、マンガ『利権列島』『官僚天国 日本破産』を広めることで、光をあてることができるでしょう。

今日ベンジャミン・フルフォードさんの話を初めて聞いた人は、「えっ、それって根拠があるの?」「証拠は?」と聞きたくなるような信じ難い発言が沢山あったでしょう。

東京平和映画祭、無事3日のJPG
ベンジャミンさんと

「北朝鮮は米国の傀儡政権」
「世界の人口を20億にまで減らそうとしている勢力がある」
「彼らが戦争を起こし、ウイルスをバラまきながら、金儲けをしている」
「911は彼らが戦争で儲け続けるためにやった」
などなど。

ベンジャミンさんが25年もかかって突き止めたことを1時間で語ってもらったのですから、みんな消化不良になるのは当然です。でも彼は日本の外貨準備金を使って戦争をやめさせ、貧困を終らせ、環境を守ることができる、日本が世界を救えると信じています。ベンジャミンさんの本やDVDは、彼の話が消化不良だったり、半信半疑であったり、もっと詳しく知って自分で判断したいと思うすべての人にとって価値のあるものです。ぜひ、こちらのサイトから講演DVDや本を買ったり、講演会に参加してください。

「オズの魔法使い」のように、みんなが恐れていたものの正体は、よーく観ると実はそれほど怖くなかったりします。戦わず、怖がらず、賢い選択をして、「人殺しと環境破壊で儲け続けること」を無効にしていきましょう。

隠された事実を伝えることは、光を照らすこと。光があたれば自然と闇は消えていきます。

今日、私が最後にご紹介した『暴かれた9.11疑惑の真相』(ベンジャミン・フルフォード著)、『金融のしくみはすべてロスチャイルドが作った』(安部芳裕著)、『世界恐慌という仕組みを操るロックフェラー』『闇の世界金融の超不都合な真実』『9・11テロの超不都合な真実』』(3冊とも菊川征司著)、『戦争をやめさせ環境破壊を食い止める新しい社会のつくり方』(田中優)などを熟読し、「戦争を無効にする社会作り」にお役立てください。これらの本はすべて私からも送ることができます(メールでご注文ください)。

東京平和映画祭、無事3日のJPG
3日目の最後に懇親会に参加したスタッフ(一部参加者)

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1 件のコメント:

luca401 さんのコメント...

きくちゆみさん
スタッフのみなさん

おつかれさまでした。3日 かよって11本の映画を観ました。話を聴きました。
ありがとうございました。事実の重さにどどおーっと疲れました。

......が、すぐ ブログやミクシーに紹介しました。反論もありました。ですが、まわりのたいせつなひとたちにだいじなことを伝えたい。

少なくとも 疑問を感じてもらいたい....と思います。