2009/09/20

子どもが親の離婚の危機を救ったー第4回平和省地球会議二日目(コスタリカから)

今日は平和省グローバルアライアンスのビジョン、組織、資金集め、広報、メンバーシップ、異文化への尊重、新しい平和省創設キャンペーンを助けるツール、など、このグループをより豊かに大きく効果的に育てていくためのさまざまな話合いがグループに別れて行われました。

第4回平和省地球会議
タラと一緒に看板の前で

この間使っているコミュニケーションプロセスは「Appreciative Inquiry」というもので、私はまだ日本語の定訳を知りません(どう訳していいのかわかりません)。Appreciativeは感謝の、謝意の、という意味で、Inquiryは質問、探求という意味です。

最後にグローバルアライアンスの今後のために必要な役割(仕事)の人選があったのですが、そのプロセスにもAIとBePeaceを使ったことが奏功し、ほとんどの仕事がボランタリーベースで担当者が決まっていきました。

第4回平和省地球会議
サミットマネージャーのタラとマイラ

今日のタイトルに「子どもが親の離婚の危機を救った」と書きましたが、これは夜のセッションでコスタリカでBe Peaceを教えている先生からの報告です。

彼女のクラスでBe Peaceを学んだ子どもの両親がうまくいかなくなって、離婚しよう、というところまでいきました。そのとき、子どもは調停役をBe Peaceの方法でやりました。それぞれの気持ちとニーズを聞いて、互いにそれをちゃんと聞けているか、確認し、そしてつながりを保つようにしたのです。

第4回平和省地球会議
リンポチェの賛同の手紙を読むビオレッタ(アルゼンチン)

そうしたら、両親は離婚を思いとどまり、今では前より互いの理解が深まって良い関係になっている、とのことです。

ピースアカデミーはこれをコスタリカの全ての学校でやろうとしています。ピースアカデミーと平和省は同じではありませんが、平和省を実現するまで待つのではなく、今からでも民間(NGO)でできることは、どんどんやったらいいんだ、と思いました。

明日も早いので、これで(明日、コスタリカ時間午後2時、日本の朝6時)から私のプレゼンがあります。よかったら聞いてください。90分(日本時間7時半まで)の予定です。

第4回平和省地球会議
二日間のファシリテーターをしてくれたDavid Cooperrider

第4回平和省地球会議
ビデオカメラを担当しているコスタリカの子ども

第4回平和省地球会議

第4回平和省地球会議
グループワークの話合いで(コスタリカ人)

第4回平和省地球会議
スイスとルワンダから来た2人はフランス語で会話をしていました

第4回平和省地球会議
オランダ、シオラレオネ、アメリカ

第4回平和省地球会議
休憩時間にメールをチェック

第4回平和省地球会議
アイデアをブレインストーム

第4回平和省地球会議
日本からきたやよしさん

第4回平和省地球会議
自分が興味のあるテーマを選んで話し合う

第4回平和省地球会議
カナダのソウルはサミット後どうするかについて提案 

第4回平和省地球会議
メンバーシップをどのようにするか?

第4回平和省地球会議
真剣に話を聞く

第4回平和省地球会議
資金集めの担当グループの発表

第4回平和省地球会議
コスタリカ人の男の子は11歳

第4回平和省地球会議
タイムキーパー役もするアメリカのドット・メイバー

第4回平和省地球会議
感謝のプレゼントをリタからデヴィッドに

第4回平和省地球会議
日本人チームで夕飯を(カメラマン:稲葉菜穂子)

第4回平和省地球会議
スイスで平和教育を進めている


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