2010/01/24

高岩仁監督作品上映会「資本主義は戦争を必要としている」

観てきました、『911の子どもたちへ』。最終回に行きましたが、満席でした。舞台挨拶もしました。学生スタッフのみなさん、おめでとうございます。これからどう広げていくか。私も手伝います。

明日(1月24日)は東京ピースフィルムクラブ主催の「第7回東京平和映画祭」の上映作品を選ぶための試写会が行われます。スタッフをやってみたい、という方はぜひ試写会にどうぞ。映画の選定から関わると、面白いですよ。

なお、今年の東京平和映画祭は2010年6月19、20日の予定です。あたらしい手帳(カレンダー)に今から印をして空けておいてくださいね。
 
<第7回東京平和映画祭 第5回実行委員会(試写会)>
東京ピースフィルム倶楽部主催

※参加可能な方は、11:45頃~センター棟2Fの「ふじ」でランチしましょう!
※時間を有効に使う為、開場13時で開始を13:15~にします。
◆日時:1月24日(日) 13:00~21:30頃まで
◆会場:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟40人室
 ●13:00~16:45センター棟5階502号室
 ●18:00~21:30センター棟1階103号室     

◆参加費:無 料
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さて、本題。

『教えられなかった戦争』シリーズを撮った高岩仁監督が亡くなって早2年、今年も彼の作品の上映会が企画されています。今年はフィリピン編。そのまえに「日の丸」と「君が代」(1989年製作、32分)。

戦争の悲惨さを描いた映画は幾多もありますが、『教えられなかった戦争』シリーズのような映画は、高岩監督の作品以外ではなかなかお目にかかれません。戦争の本質をずばりついていて、とても日本社会では受け入れてもらえないからです。それは、私が翻訳した『戦争中毒』でも言っていること。

経済のために、お金のために戦争をするのです。
そして、資本主義は戦争を必要としている、ということです。

高岩監督の作品をまだみたことない方も、もう何度も観ている方も、ぜひ足を運んでください。

<高岩仁監督作品上映会「資本主義は戦争を必要としている」>
日時: 2010年1月31日(日)
場所: 東京ウィメンズプラザホール
参加費:前売り1300円(当日1500円)、シニア(60歳以上)・高校生1000円(前売り・当日共)
主催: 教えられなかった戦争製作上映実行委員会
Tel/Fax: 03-5974-1333 (11am-6pm)

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
今朝、小倉さんの番組で沖縄の高校生の皆さんが、名護市への米軍基地移設問題について賛否を語っていました。
反対が27名。
賛成が10名。
「大人負かせではなく、今から”僕達の問題”(将来にはそうなるから)として考える意識変革!」をと発言する生徒さんがおられました。

また、コメンテーターの中に
名護市の過疎化と経済が成り立っていないことについて、勇気あるお話をされている方が
『自分の国では戦争をしていないが、自分の土地から他の国へ戦争に行く!そのための基地があることで経済が潤う!この歴史の連鎖を止めにする意識改革をすべきではないか?』

というようなお話をされていました。本当にそう.....
政治的・経済的に「軍需産業で潤う方が手っ取り早い」のが現状!!!
その事実を、私たち大人はどう受け止め、答えを出していくのか?他人事ではもう済まされない時代ですね!!!