2010/10/31

大阪でローフード、山形で母親大会

今日で10月もおしまい。鴨川では10月のハーモニクスヒーリング&ローフードワークショップの最終日です。台風の影響もなく、今日は雨もやんで清々しい空気。晴れ間も少し見えてありがたいです。

ローフードでHappyエコライフフライヤーイベント配布用のJPG

>昨日、石塚ともさん制作のDVD『ローフード・フォー・ビジー・ピープル』が届きました。今、ワークショップ中なのでまだ見ていませんが、パッケージを読む限り、同名の本と一緒に鑑賞すれば、料理が得意じゃない人も、毎日おいしくて体に良いローフードが作って食べれるようになりそうです。
http://rawbeautyjapan.seesaa.net/article/164897494.html

ハーモニクスライフセンターでも扱う予定ですので、ご利用ください(定価2100円、送料200円)。

さて、11月は鴨川でのNVC合宿(5〜7日)とハーモニクスヒーリング・ワークショップ(26〜29日)を主催している他に、いとうゆき(日本リビングフード協会代表)さんと私がご一緒する夢のようなローフード・イベントが大阪で実現します。
大坂のフライヤーはここをクリックすればダウンロードできます。(PDF - 1.2 MB)

そして、翌日は山形で母親大会で講演します。
山形のフライヤーはここをクリックすればダウンロードできます。(PDF - 197 KB)

そして、11月6日から20日までは日本初のシネマコンプレックスでの『ZERO:9/11の虚構』の上映が、プレビ伊勢崎で行われます。期間中、私もご挨拶に伺います(週末は予定が入っているため、週日になります)。

その他、全国各地で続々上映が予定されています!あなたの家のお近くの劇場にもリクエストしてみてください。

ZEROのJPG

2010/11/06(土)〜 11/19(金)
プレビ劇場 ISESAKI CINEMA [ 群馬県伊勢崎市 ]

2010/11/13(土)〜 11/26(金)
シネマ・ジャック&ベティ [ 神奈川県横浜市 ]

2010/12/11(土)〜 12/24(金)
名古屋シネマスコーレ [ 愛知県名古屋市 ]

2010/12月(一週間程度)
シアターキノ [ 北海道札幌市 ]

2011/1月中旬
テアトル梅田 [ 大阪府大阪市 ]

2011/02/13(日)〜 一週間程度
ポレポレいわき [ 福島県いわき市 ]

今後の『ZERO』上映方針は、劇場上映にしばらく力を入れ、47都道府県で最低1劇場上映が実現後、自主上映を受け付ける、ということになりました。あなたのご協力(お近くの劇場へのリクエスト)をお願いします。

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2010/10/28

ロケットストーブの魅力(2)

大阪、札幌のみなさま、お待たせしました。映画『ZERO』、12月、札幌のシアターキノ、2011年1月、大阪「テアトル梅田」でも上映が決定しました。日本初のシネコン上映は11月6〜20日のプレビ伊勢崎。詳細が決定次第、『ZERO:9/11の虚構』公式サイトに掲載します。
ーーーーーーーー
今日は興奮気味でロケットストーブ第2弾。

なんと、なんと、朝9時ぐらいから夕方6時ぐらいまで丸一日かかって、ロケットストーブの本体部分のみ完成しました。講師は「ロケットストーブ普及協会」の石岡敬三さん。日本各地で試行錯誤しながら、いくつもロケットストーブを作ってきた人だけあって、指導は丁寧でコツやつぼを教えてくれます。

ロケットストーブのJPG

木の枝などを入れて火をつけたら、焚き口からは本当に煙が出ない!そして、ヒュー(ゴー)ってロケットのような音がする(ちなみに、名前の由来はこの音から)!そして、上の鉄板の温度はすぐに300度を超えました。煙突から出てくる煙はごくわずか。

もうびっくり。10人以上の人手がかかっているとはいえ一日で本体ができちゃうなんて、感激。遠路はるばる参加してくれたみなさま、ありがとうございました。

ロケットストーブのJPG

実際の作業は、結構大変(そう)でした。U字溝のコンクリートやドラム缶の金属を切る作業や、切ったドラム缶同士をビスでつなげる作業は、根気と腕が要ります。私も金属を生まれて初めて金属用ジグソー切りました。これはなんとかうまくできました。でも、ドラム缶同士をビスを止める作業はうまくできなくて、玄さんにバトンタッチ。私はもっぱら記録係とみんなの食事担当。

もっぱら、大工さんや日頃からDo It Yourself系の男性(玄さんも)たちのおかげで順調に進んだ、と言えます。

ロケットストーブのJPG

また、我が家の田んぼから運んだ泥は大丈夫かな?と心配でしたが、ばっちりでした。このあたりは粘土質なので、この土に我が家の稲わらを刻んで入れてこねてから、本体下部を覆いました。あとはゆっくり土を運んでベンチ部分を形成し(軽トラック1杯分いるそう。掘って運ぶの大変だ〜)、十分乾いた後に、漆喰で仕上げます。

完成はいつになることでしょうか。手伝いたい方、ご連絡下さい。力仕事とどろんこ遊びが好きな人。

ロケットストーブのJPG

でもとりあえず、一番難しい本体部分が完成したことを、喜んでいます。

<ワークショップ中のお食事>
夕飯/秋の果物の盛り合わせ(リンゴ2種、カキ、ラフランス、プルーン)、ガーデンサラダ、えのき茸と水菜のマリネ、イナダの刺身、揚げ豆腐の中華風、根菜の煮物、小豆玄米ごはん、シソ塩、具沢山のみそ汁、三年番茶、梅干し
朝食/グリーンスムージー、秋の果物の盛り合わせ、野菜たっぷりお焼き3種(プレーン、ごま、かつお)、コーヒー、ハーブティー、三年番茶
昼食/鰹たたきのカルパッチョ、豆腐の自家製香味ソースのせ、自家製うどん(たれ2種:だし割しょうゆ、くるみフラックスシードだれ)、人参とタマネギのかき揚げ、ベジタリアンさつま揚げ、キノコの味噌マリネ(新田彩さん作)

PR:
ハーモニクスライフセンターでは「自給農的暮らし体験宿泊」ができます。旬の田畑の作物を中心にロー&(なるべくオーガニック)ベジタリアンの食事をお出しします。「ここの料理はおいしくて体に良い」と好評です。1泊2食5千円。山仕事や農作業を体験したい方、築200年の古民家のリフォームを見学したい方もどうぞ。

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2010/10/27

ロケットストーブの魅力(1)

私のメンターで女神の画家の小田まゆみさんと、現代のブッダと小田さんが呼ぶ鈴木惣士郎くんの対談座談会が開催されます。お見逃しなく。
詳細はこちら
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業務連絡:『ロケットストーブ 日本実例集付き』という本が素晴らしいので、ハーモニクスライフセンターでも扱うことにしました。1冊1500円+送料200円(1700円)でお分けします。必要な方は、前払い制(郵便振替:ハーモニクスライフセンター 00110-1-144224)で1冊につき1700円を振込み、通信欄に「ロケットストーブ本」と冊数を書いてください。
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我が家の冬の暖房は薪ストーブです。高級なバーモントキャスティング社の薪ストーブならば熱効率も良く、煙もあまり出ませんが、値段が100万円近くします。我が家愛用のホームセンターなどで売っている薪ストーブは3〜4万円代で買えますが、煙も出るし、熱効率もいまいち。冬になると、薪ストーブの煙でのどをやられて、ぜんそくのようになってしまうのが悩みでした。

ロケットストーブのJPG

このロケットストーブは従来のボックス型薪ストーブとはまったく考え方が違います。普通のストーブは金属の箱に排気口(煙突)をつけただけで、このデザインはこの100年もほとんど進化していません。ストーブの熱は周囲から天井に上り、やがて部屋を循環しますが、煙突が垂直なのでどんどん熱が煙突から失われます。これでは空を暖めているようなもので効率が悪いのです。

薪ストーブは、薪をストーブの中で完全に燃やすことを目指したデザインです。薪はフィードチューブから縦にいれて、バーントンネル(燃焼トンネル)を経て、ヒートライザーを通って熱が上昇し、水平のダクト(排気管、薪ストーブの煙突に相当する)から熱と煙が出ます。このダクトは室内で10メートル以上伸ばせるので、その上を土で覆ってベンチにすると、お尻の暖かい幸せベンチになります。

ロケットストーブのJPG

このあたりのデザインと作り方は、『ロケットストーブ』(自費出版なので本屋さんでは買えません。全国で唯一買えるのが、西荻窪の「ほびっと村」)の本に詳しいです。

ドラム缶の上では十分調理もできるし、煙はほとんど出ない(らしい)。薪は格段に節約できるので、二酸化炭素の排出も減らせ、なおかつドラム缶などの廃物利用で安価に自作できる、というのも魅力です。(友人の家のロケットストーブと隣の家の従来のストーブでは薪の減り方は1/4、との例もあり)

ロケットストーブのJPG

私がロケットストーブを広めたいのは、自分たちの快適さのために化石燃料(石炭・石油)、原子力に頼りたくないからです。今の戦争はエネルギー資源の奪い合いが主な原因ですからね。しかもロケットストーブなら、環境も室内の空気もほとんど汚さないで済みます。

というわけで、昨夜から大の大人が集まって、嬉々としてロケットストーブの製作に励んでいます。あとで写真で様子をお届けします。

ロケットストーブ普及協会の石岡敬三(keke)さんは、私の20年来の古い友人でこの偶然にもびっくり。まさか彼が直接指導してくれることになるとは!

ロケットストーブのJPG

広島からの往復交通費、滞在費、食費+講師料(応相談)でワークショップにも応じてくれますので、あなたの地域でもロケットストーブワークショップをやってみてはいかがでしょうか。

日本の各地でロケットストーブが普及して、いつのまにか化石燃料の使用量を減らせたら(最終的にはいらなくなったら)すてきですね。トランジションタウンでもバイオニアーズでも、これはおすすめ。

p。s。
ワークショップ中の我が家の食事は半分ローのオーガニックベジタリアンで、参加者のみなさんは大喜びです。お風呂は山の沢水を薪でわかすので、お肌はすべすべ、からだぽかぽかになります。

ロケットストーブのJPG


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2010/10/26

我が家のそうじ:箒とチリトリ、ぞうきん掛け

今晩から明日の夕方まで、ロケットストーブのワークショップです。ロケットストーブ普及協会の石岡さんから、ストーブの原理と作り方を教えてもらい、わからないことを直接聞くことができます。またとないチャンスですので、エネルギー自給に興味のある方はぜひ。

 <ロケットストーブ講演会>
日時:2010年10月26日(火)午後7時集合、7時半開始
場所:ハーモニクスライフセンター(きくち/森田の築200年の古民家)
連絡先:04-7097-1011
講師:石岡敬三(ロケットストーブ普及協会)
参加費:2千円(アワマネーの方は50%アワで支払えます)

明日のワークショップ(実際にロケットストーブの本体を作ります)にも参加される方は、今晩の講演会を含み、ワークショップ合計で1万円(本付き)。ただし、宿泊と食費は別途です。
ーーーーーー
というわけで、私は朝からお掃除モード。

私のお掃除は昔ながらのやり方です(私は掃除機を使いませんが、他の家人は使います)。

まず、生物が多い(クモや虫たち)築200年の家なので、クモの巣払い。虫の追い出し。天井裏には200年分の煤がたまっていて、風が強いと天井裏から煤が落ちてきて、家中がまっくろの煤で覆われます。それらを取り除くところから掃除は始まります。

最初に各部屋に設置されている箒で掃き掃除。その前にハーブウォーターを使って、空気を湿らせてから掃きます。そうすると清浄な香りが気持ちよいだけでなく、ホコリがあまりたたないで掃き掃除ができます。

それからぞうきん掛け。ぞうきんはタオルが古くなると、ちくちく手縫いして常備しています。ぞうきんはEM液を入れたEM水でしぼり、すすぎます。EMで掃除すると、カビの繁殖を押さえることができます。カビキラーなど有毒化学物質を使わないで暮らす知恵です。

今からこれを読んで参加したくなった人は(安房鴨川近辺なら)国道410号沿いの「みんなみの里」前にあるヤックスドラッグに5時半に集合してください。そこに玄さんが駅で拾った人たちを連れて合流し、我が家にお連れします。

ロケットストーブを私が普及したいのは、私たちはエネルギー資源(石油、天然ガス、ウランなど)のために自然を破壊し、奪い合い、戦争までしているからです。資源の乏しい日本だからこそ、エネルギーを自給することの意味は大きいです。普通の薪ストーブに比べて、薪の量が格段に減らせ、完全燃焼するため煙もほとんど出ず、より暖かいというロケットストーブ。しかも廃品のドラム缶などで安価に自作できるという魅力。

今から完成が楽しみ。今回、ゲストハウスで模作し、うまくいったら母屋にも作る予定です。


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2010/10/25

明日からロケットストーブ・ワークショップ

札幌のシアタ—キノに本日行ってきました。狸小路というところからすぐのカフェを併設した市民出資型の劇場です。『ZERO』のシアタ—キノでの上映は12月後半になりそう。決まり次第、公式サイトで発表します。

私のローフードトーク&料理教室が鴨川でも決定しました。12月5日!詳細はこちら

さて、本題です。

明日から2日間行う「ロケットストーブワークショップ」の詳細はこちらに:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/10/blog-post.html

広島からロケットストーブ普及協会の石岡敬三さんをお招きしました。宿泊はあと2名、通いならあと5名参加できます。また明日の夜の講習だけでもかなり参考になるので、そちらはまだ十分お席があります(特に、鴨川近辺の方)。

明日の夜の講座(講義)だけでも聞いておくと、石岡さんに直接いろいろ質問もできます。エネルギー自給率を高めたい方にはばっちりのロケットストーブのワークショップは関東では滅多にありませんので、このチャンスをお見逃しなく。

明日の夜の講座は我が家で夜7時半から9時まで(90分)で、参加費は2千円(50%アワマネー可能)です。

ご予約はメールか電話でお願いします。
04-7097-1011

翌日27日は朝9時から夕方まで実際にみんなでロケットストーブをつくります。本体部分は一日でできるそうです。

私がロケットストーブがいい、と思う理由は

1、エネルギー効率が良い
2、安い材料(廃品を含む)で手作りできる
3、エネルギー自給率が高まる(戦争の原因を減らせる)

です。

これを実際作っていて、使ってみて、本当に良かったら、日本での普及のお手伝いをするつもりです。

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2010/10/23

地球市民会議with松本英揮&中溪宏一

業務連絡です。10月24日まで北海道でそれまでメールにお返事ができません。緊急のご連絡がある方は携帯電話でお願いします。
ーーーーーー
3年前に豊中市民会館で開催されたまーちゃんバンドの「空にも樹を植えよう」(だったか記憶が?)のときにスピーカーとして一緒になった3人(松本英揮、中溪宏一、きくちゆみ)が心斎橋の「若松」で意気投合して始まったのが地球市民会議@小樽。

今晩は小樽公会堂(能楽堂)という渋い和室で、大いに盛り上がりました。

地球を自転車で駆け巡り、地球からのリアルタイムのメッセージを伝えている松本英揮さん。
http://www.miyazaki-catv.ne.jp/~ecohideki/

‘地球の詩とスライド’
中国から入る地球の亀裂
沈み始めた南太平洋の国々
武器を捨てた平和国家コスタリカ
食糧危機を救ったキューバの有機野菜
アフリカエイズ酵素風呂プロジェクト
自由教育が変えたサンパウロスラム
日本の素敵なエコタウン葛巻
長男唯人と走る美・日本

などをエンヤの歌をバックに独特の詩で伝えてくれます。日本全国で講演していますので、ぜひチャンスがありましたら一度聞いてみてください。

私は地球を生かす3つの循環(大気、水、物質)と人間を生かす3つの循環(呼吸、血液・リンパ、食物)の話を元に、自分の体をきれいにする(化学物質や放射性物質を入れない)ような生き方をすることが地球をきれいにする、という話をさせてもらいました。ベジタリアンやローフードはその考え方を体現したものです。

といっても、私は100%のベジタリアンでもローフーディストでもありません。目の前に出されたごちそうには感謝していただいています。

明日はいよいよハーモニクスヒーリング&ローフード・デトックスワークショップの3日目。今年参加できなかった方は、来年も紅葉の季節にここ(余市か忍路)でやります。

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2010/10/20

田ノ浦を埋め立てないでーハンストで訴え

まずはこれをご覧ください。
http://blog.7gwalk.org/

上関の田ノ浦の海とそこに暮らす人々の豊かさや美しさは、『祝の島』や『ミツバチの羽音と地球の回転』などの映画で少しずつ知られるようになりました。今、この海が埋め立てられようとしています。

キレイで豊かな海をキレイで豊かなまま次世代へ手渡したい・・・・
まずは知ることから:

友人から送られてきたメールより引用です:
ーーーーーー
山口県上関町の、生物多様性の「ホットスポット」(多様な生物が生息しているにもかかわらず、絶滅に瀕した種も多い、生物多様性の世界的重要地域のこと)である田ノ浦の海。

そこを埋め立てて、原発を建てるための土地をつくる工事を、中国電力さんが強行に進めようとしているそうです。

この海を壊さないで、海とともに営んでいる暮らしを奪わないで、原発をつくらないで、と長年訴えてきた地元の方たちが大勢いるなか、まともな話し合いがなされてこないまま計画がすすめられてきた、という状況があります。

どうかきちんと話し合いをするまで、いったん工事を停止してほしい、として、知り合いの知り合いの若い方たちが、ハンストを始められました。

正直、彼らの体が、心配です。。
水さえ絶っている方もいると聞きました。
代表の方からいただいたメールには「(この目的の為に)命を捧げます」と書いてありました。。

ハンストという手段について、動揺している自分がいます。。。でも、なんとか力を合わせていきたい、と思う。。。
田ノ浦の生き物の命、この海で暮らしを営んでいる方たちの命、実際に、いろんな命がかかっていて、

わたし自身が「やめて」と意思表示しないかぎり、デフォルトで「容認している人」の数に入れられてしまうという現実があるから。。

以下、ハンストの声明文をご紹介します。
最後のほうに、わたしたちに具体的にできることも、書いてありますので、できたらぜひ。

ーーーー引用ここまでーーーーー

7 generation Walk HP: http://www.7gwalk.org/
7 generation Walk BLOG:http://blog.7gwalk.org/

<ハンガーストライキ声明文>
「上関田ノ浦埋め立て停止を求めてのハンガーストライキ」
            
              7 Generations Walk 代表 山田俊尚
声明文

山口県上関町田ノ浦原子力発電所予定地の埋め立て工事の一時停止を求めます。
要求が受け入れられるよう、ハンガーストライキ(断食、断水)をします。

2010年10月15日早朝から山口県上関町田ノ浦原子力発電所建設予定地に海を埋め立てるための台船が集結し、工事がまさに始められようとしています。

私たち7 Generations walkは、2010年8月25日山口県上関町祝島を出発地とし、COP10の開催される名古屋まで1カ月半かけて歩いてきました。

上関町の海は本当に美しく、生物多様性の宝庫で、瀬戸内海で手つかずの自然が残された最後の砦です。
この場所を開発するかしないかは、自然への影響を考えれば上関町だけの問題ではなく瀬戸内海を繋ぐ他県、ひいては日本全体の問題です。28年前から反対運動は継続しており、約86万人近くの署名も集まっています。

歩いて来て、多くの方と接して感じるのは、一般の方々にこの大きな問題があまりにも知らされていないということです。原子力発電所を建てる上での、メリット、デメリットをきちんと伝えないまま、強行に建設を始めてしまうのは、時期尚早です。
すべての人に影響があるのですから、きちんと情報を伝え、議論したうえで計画が進められることが必要です。

電力問題は、電気を使用する人々すべての問題であり、これからの社会の方向性を考える上で、重要な課題です。
環境問題が深刻な今、持続可能な未来を考えるうえで、自然のサイクルと共に生きること以外に私たちの未来を救う方法はありません。

COP10が開催されている今、自然に生かされているということを深く認識し、この場で自然を守る決断をすべきです。

きれいな海を残したい。

上関の問題が私たちの未来と社会の方向性を考え決断する上で、あまりにも重要であると認識し、緊急事態の今、未来の命を救うために、この一命を捧げ、この問題を訴えます。

みんなできちんと議論し、未来を選択し決断する機会を持つため上関の工事の一時停止を要求します。
この要求に賛同して下さる方は、「工事の一時停止の要求」という趣旨で、電話、FAX、Emailで各宛先に声を届けて下さい。

中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185

中国電力 上関原発準備事務所
0820-62-1111

井森工業(「地盤改良船」の業務)
0820-22-1500
緊急の場合
080-5612-6710
080-1939-4251

山口県知事への提言
TEL 083- 933-2570
FAX 083- 933-2599
メールフォーム
https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm

また、賛同のお名前をホームページに掲載してもいいという方は、メール7gwalk@gmail.comでお知らせ下さい。
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この問題は私やあなたのいのちにつながっています。一人一人声をあげて意思表示しましょう。

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2010/10/19

♪ 帰国しました ♪ - 23分23秒 - 5.9 MB

PodCast GIF

たった今、サンフランシスコ〜成田空港〜蕎麦屋〜鴨川と帰国&帰宅しました。空港には学校を早引けして子どもたちも迎えに来てくれました。NVCの勉強(訓練)のために2週間近く離れていましたが、子どもたちは元気で、留守中も家の手伝いなどをやり(ちゃっかりお小遣いを請求され)しっかりやっていました。

家に戻ると私の机の上に手紙と本(7冊ぐらい)がたまっていました。本はいろいろな人からの新刊です。読んでレビューを書くためのもの。そして手紙は・・・相変わらず多いです。鴨川の中でも山奥の奥に住んでいるので、郵便配達や宅急便の配達の方々は大変です。新聞は遠すぎて配達してくれないところ、と言えば想像がつくでしょう。

今週末(10/22〜24)はすぐ北海道でハーモニクスヒーリングとローフードのワークショップです。ちょうど紅葉が一番キレイなときに友人の松本英揮さんと中溪宏一さんと毎年1回小樽でこの企画をやっています。松本さんの美しい写真と心温まるトークを今年も聞けるのがありがたいです。

そして週明けの10/26〜27はロケットストーブのワークショップ(宿泊可/あと数名可能)。さらに10/29〜31はハーモニクスヒーリング&ローフード&夢の実現ワークショップです。こちらはあと2名が参加可能です。

来月11/5〜7はフランソワ先生のNVCリトリートです。こちらもあと3名枠があります。いずれもメールでお問い合わせください。

映画『ZERO:9/11の虚構』はイメージフォーラムで集客率100%に達したため(後半はキャパをはるかに越えていた)、あちこちから問合せが増えています。まずは群馬、福島、そして横浜がきまりそうです。京都、大阪もたぶん決まると思います。最初は半分冗談(夢のまた夢)で100館の上映を目指す、と言っていましたが、だんだんスタッフ一同本気になってきています。

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2010/10/18

Bioneers(バイオニアーズ)@サンラファエル

ハワイの小田まゆみさんから、「ゆみさんもチャンスがあったら絶対に参加したほうがいい」と何年も言われ続けていたのが、このBioneers Conference(バイオニアーズ・コンファレンス)。テーマは「自然の心(中心)から起こる革命、そして人々と地球のための突破口となる解決法 (Revolution from the Heart of Nature/Breakthrough Solution for People and Planet)」というものです。

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創始者の一人のニーナさんに短いインタビューをすることができました。会議に集まっている3千人もの人がニーナさんと話したがるので、このインタビューが実現できたのは奇跡。

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この会議に参加できたこと事体も奇跡的です。NVCのトレーナーのミキ・カシュタンがBioneersでワークショップをすることを知ったのが数日前。ミキが私を日本からのジャーナリストとしてBioneersに紹介してくれたので、特別ゲストとして入場することができたのです。普通にチケットを買ったら一日190ドルで、私にはちょっと払いきれない金額でした。

日本でこれに一番似ている催しは東京アースデイでしょうね。アースデイは無料ですし、ちょっとテイストが違うけれど雰囲気は似ています。

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Bioneersはたくさんのブース展示もありますが、主体は講演とワークショップ。人類の未来を切り開くためのさまざまな技術や考え方に関するシンポジウム、ローカルコミュニティーの活動、自然で持続可能な農業、種の交換会、若者の演劇とダンス、音楽、芸術など、生き生きと幅広い表現が広い会場のあちこちに展開していました。

「私たちが他の生き物と共存し、未来世代のいのちを損なわないためには今何をすれば良いか」という視点が貫かれています。何より感動するのは、参加者の楽しそうな顔。一度Bioneersに来た人はファンになり、何度も繰り返し友達を誘って来ている、という特徴があります(私が話したほとんどの人がリピーターでした)。

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バイオニアーズのようなイベントを日本でもやりたいな、と思いました。Breakthrough Solution、つまり、人類が直面するさまざまな問題に対する画期的な突破口となる解決法が次々と提示され、情報と知恵を交換する会議、別々の分野のエキスパートが集まり友達になれるようなイベント。

机上の理論ではなくて、実際にやっている人たちの集まりであるところがワクワクします(若くて自然な農業に従事している人の多さに感動)。

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音はちょっと周りがうるさいですが、お許しを。写真から雰囲気をお楽しみ下さい(写真と音声のアップは日本に戻ってからになると思います)。

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2010/10/16

『ZERO』@イメージフォーラムの記録を塗り替えた?/NVC8日目

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ZERO』の2週間(10月2〜15日)のレイトショーが終わりました。集客率は東京都写真美術館のときの8割をさらに上回り9割を超えました。最終日は64席のホールに加えて108席のホールも解放してもらい、両方がほぼ満席に。

たぶん、レイトショーでここまでの数字を出した映画(しかも、無名のイタリアのドキュメンタリー映画)は珍しいのではないでしょうか。

この映画には有名な俳優も監督もいませんし、マスコミに取り上げられているわけでもありません(911の真実の追及に日米のマスコミは無関心)。しかも私たち日本語版制作チームは、映画の劇場上映は初体験。それでもこのような結果になったのは、この映画の力だと思っています。

次は伊勢崎、続いて横浜が決まりそうです。

さて、いよいよ今日はNVCリトリートの最後の晩。1年間のコースを一緒に受けて来た仲間と過ごす最後の夜は、パーティー(Know Talent Show、NoとKnowをかけている)です。今回はボブさんと私がオーガナイズと司会をしました。

才能のある人がいっぱいいて、劇あり、歌あり、踊りあり、ゲームあり、パントマイムありで笑ったり、泣いたり、感謝したりと豊かな時間を過ごしました。

これからそれぞれの地域や国に戻って、このメンバーがどれだけNVCを広め、NVCを生きる(実践する)ことができるか。

私は手始めに11月5−7日にフランソワ先生を招いて3日かのNVC合宿を主催します。その後は、練習グループを創って定期的にNVCを練習したり、マーシャル・ローゼンンバーグのビデオを翻訳したりして、少しずつ日本でNVCを学べるチャンスを増やしていくつもりです。

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タレントが多くて

2010/10/15

『ZERO』@イメージフォーラム最終日/NVC7日目

ZERO』は今日が最終日。イメージフォーラムのあと、都内での上映はまだ決まっていません。東京都写真美術館とイメージフォーラムでの連日満席記録、平均集客率8割という数字を知ってもらえれば、他の劇場での上映も可能だと思っています。

もしこの映画をあなたのお近くの劇場で観たい方がいらっしゃいましたら、この手紙を持って『ZERO』の上映を依頼してください。

『ZERO』の魅力は、遺族や現役のFBI捜査官や国務省のビザ発給担当の役人などが顔と肩書きを出して、堂々と証言しているところ。
http://zero.9-11.jp/about/about_02.html

デビッド・レイ・グリフィン博士の『9・11の矛盾』や『9・11事件は謀略か』を精読している人にとっては既知のことですが、米国政府関係者や遺族や消防士が肩書きと名前を出してはっきり政府公式説への異論を唱えているのは驚くべきことです。

26歳の息子を失ったボブ・マクルヴェインの「真実を求めない者は自分を恥ずべきです」に胸が打たれます。
ーーーー

さて、今日はひたすら共感(empathy)の練習。午前中は多様性(性別、性嗜好性、人種、文化、政治嗜好、年齢差、貧富の差など)のあるコミュニティーでNVCを教えるときに、リーダーとして何に注意しなくてはならないか(相手の話がなんであれ、ひたすらニーズにフォーカスし続けること)を学びました。

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午後はグループに別れて、共感の練習に役立つさまざまなアクティビティーの練習。私が参加したグループはMulti-headed giraffe(たくさんのキリンさん)というのをやりました。一人が解決したい問題について話題提供をし、その話を聞きながら、参加者が次々共感を順番に言います。話題提供者は共感があたる(ピッタリになる)まで話題を提供し続けます。

私の参加したグループはなかなかピッタリのニーズが見つからなくて、グループの間を何度もぐるぐるまわる結果に!

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共感を与えることは意外と難しくて、私ははずしっぱなし。それでも想像し続けることで、話題提供者もだんだん自分の本当のニーズの核心に迫ることができます。

NVCのコンセプトを理解しても、それを自由自在に使えるようになるのは、まだまだ長い道のりのようです。

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今日(日本時間の14日)は私と一緒にこのリーダーシップトレーニングに参加している鈴木重子さんの誕生日でした。みんなでプレゼントを買い、シェフにケーキを焼いてもらい、カードを添えて、サプライズ・バースデイ。このオーガナイズをさせてもらえて、楽しかった。

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そして、明日はいよいよ最後の晩でパーティー(ノータレントショー)があり、そのオーガナイザーもしています。

私のNVCの学びは一生続きそうです。

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