2011/02/28

「観る、知る」からーー上関原発のこと

ご覧下さい。マスコミが流さなくても、市民が毎日中継してくれている現場の様子@上関(山口県)。

満月tv(陸上より生中継)

http://www.ustream.tv/channel/%E6%BA%80%E6%9C%88tv
海より生中継
http://www.ustream.tv/channel/kaminoseki-umi

ケガ人が出ても工事を止めないのはなぜ?それは原発を建てると一部の人が儲かるから、かな。
http://bit.ly/hikeuk

アメリカが戦争経済なら日本は土建・原発経済かも。大型国策プロジェクトはダムも原発も、一度決まるとなかなか止まりません。

でもこれは止めようよ。だって、原発なくても電気は足りているよ。田ノ浦の恵みを残そうとする人達を、あなたの監視で守ってくださいますようお願いします!

私が原発に賛成できない理由はいくつもありますが(下に列挙します)、その一つに被ばく労働者を生まないと運転ができないこと、があります。
http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus&feature=player_embedded#!
このイギリスのテレビ局が作ったドキュメンタリーは東京平和映画祭でもやったけど、まだまだ日本では知られていません。

もう日本にこれ以上、原子力はいりません。

なぜなら:
1、コストが高すぎ(廃棄物の処理まで考えると天文学的数字)
2、環境と健康へのリスクが大きい
3、地震に弱い(日本には向かない)
4、被ばく労働者を生む
5、幼いいのちほど放射能に大きな影響を受ける
6、原発がなくても日本の電気は足りている

からです。

大手マスコミは電力会社と原発企業(三菱、東芝、日立)が大スポンサーなので、本当のことはとても報道できません。だから、あなたや私が一人からまた一人へと、伝え合っていきましょう。

原発の裏側~支配者が描いたシナリオから抜け出して自由になろう~」を書いた活日土さんに共感&感謝。薪ストーブにあたりながら、脱石油、脱原発の生き方を模索中。

上関原発は必要ない。
浜岡だって地震の前に止めたほうがいい。


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2011/02/26

中国電力のよる上関原発の工事強行を止めるための緊急院内集会

竹村英明さんからの緊急院内集会のお知らせです。情報拡散してください。

私たちもエジプト市民に続こう!
おかしなものには、おかしいって声あげよう!
***********************
   <緊急院内集会>
タイトル: 中国電力のよる上関原発の工事強行を止めるための緊急集会
日時: 3月4日(金)11時~12時(多少の時間延長は可能)
会場: 衆議院第1議員会館 地下1階大会議室
交通: 地下鉄丸の内線「国会議事堂前」下車徒歩1分。地下鉄有楽町線「永田町」駅下車徒歩5分。

2月21日より上関原発の工事が強行されています。 原発予定地で抗議を続ける祝島島民と支援の人たちを強制的に排除し、多数の台船を動員して、取水口予定地付近に石や砂を落としはじめました。予定地・田ノ浦には、たくさんの絶滅危惧種の生物が行きています。カンムリウミスズメもスナメリもクロサギもいて、多くの学者や自然を愛する人々がこの海を埋めることに反対し、祝島の人々は29年間も反対運動を続けています。

建設計画の発表から29年。すでに計画時点とは社会も経済情勢も変わり、必要性もなくなっている原子力発電とひきかえに、この貴重な海を破壊してしまって良いのか。それを問うために私たちは緊急集会を呼びかけます。

集会では、工事強行の現場で取材された鎌仲ひとみさんに映像を含め、現地の様子を伝えていただきます。

国会に、この状況を伝え、政策を動かすため、ぜひこの集会に参加してください。

◯参加費は無料です。
◯衆議院第1議員会館に入るときに「荷物検査」を受けてください。ロビーに通行証を持ったスタッフが立ちます。

プログラム
10:30 会場(受付開始)
11:00 開会
11:05 上関原発の建設計画概要と問題点(原子力資料情報室)
11:15 工事強行に対する抗議行動(現場取材報告/ビデオ映像 鎌仲ひとみ)
11:25 現地からの報告(祝島島民の会/カヤック隊など予定)USTで中継
11:35 その他報告(交渉中)
 弁護士(山口地裁判決について)
 科学者(生態系への工事の影響について)
 現地に応援にかけつけた皆さんの報告
11:50 国会議員報告
11:55 今後への提案
12:00 終了(予定)
(多少の延長はあります)

呼びかけ団体
上関どうするネット、原子力資料情報室、グリーンピース・ジャパン、フクロウの会、ふぇみん婦人民主クラブ(以上確定)

◯呼びかけ団体への参加をお願いします。
後援(打診中):週刊金曜日、デイズ・ジャパン

<この緊急集会についての確認事項>
1.呼びかけ団体を募ります。
2.呼びかけ団体は並列とし、「上関どうするネット」が事務局を担います。
3.呼びかけ団体の任務は、集会の案内をともかくも広めることです。
4. 会場定員は150人なので、100人以上を集めることをめざします。
5.呼びかけ団体は、この緊急集会後も継続的な国会議員への働きかけのために連携します。
***************
竹村 英明
hide@jca.apc.org
携帯090-9964-5024

ブログ:竹村英明のあきらめない
http://blog.goo.ne.jp/h-take888
***************

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「ママ、イラクの人は何をしたの?」

今朝、小学校4年生になる娘と、我が家の上空を飛んでいる自衛隊のヘリコプターの騒音の話から、戦争の話になりました。以下はその会話の一部を再現したものです。

娘「どうして日本は戦争しないってきめているのに、戦闘機があるの?」
私「万が一他国が攻めてきたときに日本を守るため、あるいは攻め込まれないようにあるんだ、って多くの人は言うよ。ママは違う意見だけど」
娘「仕返ししたら、戦争になっちゃうんじゃないの?」
私「そうだね。戦争になっちゃうね。でもそれは防衛のための戦争。自分から他の国に攻めていくんじゃない。よその国が自国に攻め入ってきたら防衛するのは当然で、たとえ憲法で戦争しないって決めていても、自分を守る権利は認められているの。少なくてもそれが現在の憲法の解釈。ママは、武器や軍隊の維持にお金を使うよりも、環境を守ったり、貧困をなくすことにお金を使ってほしいから、いろいろやっているのよ」

とか話したあとに、今日のタイトルの質問が出ました。

「ママ、イラクの人は何をしたの?」

一瞬、息を飲みました。この子は知っているんだ、イラクの人が何もしてないのに殺されていることを。

私「何もしてないよ。フセイン大統領が911事件に関与しているとか、大量破壊兵器を持っているとか疑われて、アメリカから攻撃されちゃった」
娘「それって、違ってたんでしょう?それなのに殺していいの?人は死んだらかえってこないのに。いのちのほうが大事なのに」
私「殺しちゃだめよ。人は生き返らない。だからどんな戦争も許しちゃいけないの。」
娘「大人って馬鹿みたい」
私「そうね。馬鹿ね・・・。みんな子どものときは戦争に反対している。でも大人になっていろいろな立場や責任や仕事を持つようになると、だんだん自由に戦争に反対できなくなるの。自分の給料をくれている人や組織に、だんだん歯向かえなくなるの。生活のため、家族のためには働かなくちゃいけないし。それって大事なことでしょう?みんな家族は大事だもの。だからママとパパは給料をもらわない働き方を選んだし、ここで食べものを作って暮らしているのよ。あなたたちを食べさせ、自分たちも食べるためにね。そして、戦争に反対、平和に賛成って言うだけじゃなくて、生き方を通してそれを伝えたいからよ」
と話しました。

いつのまにかの成長している娘に、驚きました。

今でもよく覚えているのが、2003年が明けてすぐのこと。アメリカのオハイオ州選出の下院議員のデニス・クシニッチが、ブッシュ大統領の「イラクに大量破壊兵器があるから先制攻撃をする」という演説の後に、米国下院議会で「我が国の大量破壊兵器からまずなくしていこう」と演説したのです。このとき彼は、イラクがアメリカにとって何の脅威でもなく、アメリカを攻撃しようとしていないし、攻撃する能力もないこと、そんな国を先制攻撃するのは間違っていることを訴えていました。

彼の訴えは議会を動かすことはできず、2003年3月19日(日本時間では3月20日)、イラク戦争が始まりました。そして今もイラクでの戦乱は続き、毎日人が殺されています。
http://warnewstoday.blogspot.com

クシニッチは今年も米国議会に「平和省創設法案(HR808)」を提出しました。私は日本にも平和省ができたらいいな、武力ではなく平和的な方法で国際紛争も、国内紛争も解決できるように人間社会が成長していけたらいいな、という思いで「平和省プロジェクト」に参加しています。

来る4月2日、平和省プロジェクトでは映画『カウントダウンZERO』を試写し、核兵器による抑止を必要としない世界を目指して、「創造的対話の夕べ」を企画しています。興味のある方はぜひお出かけ下さい(メールで要予約、先着50名さま)。

フライヤーはここをクリックすればダウンロードできます (PDF 1.3 MB)。

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2011/02/24

♪ コンポスト・トイレ ♪ - 36分03秒 - 8.8 MB

PodCast GIF

今日、懐かしい「クリーンアップ全国事務局(JEAN)」から、この春のクリーンアップ・キャンペーンのお誘いの手紙が届きました。JEANは海のゴミの問題の解決を目指している環境団体で、誰もができる「はじめの一歩」の活動として、毎年春と秋に全国各地の海岸でゴミの一斉調査をしています(他にもいろいろな活動をしていますので、HPを観てね)。
私がこの活動を日本で初めてやったのは1990年秋のことですから、かれこれ21年も経つのですね〜。時が経つのは早い!

今はもう私はかかわっていませんが、1991年から一緒に事務局をしていた小島あずささんは現在も事務局長を続けて、活動を実りあるものにしてくれています。海のゴミの問題は解決はしていませんが、より多くの人が関心を持ち、解決に向けて行動を始めているのがうれしいです。

あなたもぜひキャプテンをやりませんか?近くの、あるいはお気に入りの海岸で仲間を募って、ゴミの調査をするのです。詳しくはJEANのホームページで。

さて、今日のテーマはトイレ!

私が都会生活で最後までクリアできなかった問題が水洗トイレでした。ゴミを減らす、生ゴミをコンポストする、洋服をリサイクルする、電気やガスや水を節約する、使い捨てのものを買わない、合成洗剤や殺虫剤など化学物質を使わない、自然食をする(添加物を食べない、そういう食品を買わない)、などは実践できても、トイレだけはどうしようもありませんでした。

トイレがなんで問題か?人間の糞尿は大地に戻れば肥料になり、発酵させればエネルギー(バイオガス)になります。それを下水道で集め、下水処理場で様々な化学物質を入れて「キレイ」にして、河や海に流してしまうのは、あまりにもったいない・・・、と考えながらも、都会ではどうしようもできずにいました。

その状況がここ鴨川に引越してから一転。自分たちの出したものは完熟堆肥にして、大地に戻せるようになり、循環の暮らしができるようになりました!!(めちゃ、ハッピー)

超ローテク手作りコンポスト・トイレにしてからは、ますます快適になりました。今、我が家には3カ所トイレがありますが、2カ所はコンポスト、残り1カ所はくみ取り式です。来年にはすべてコンポストにする予定です。

今日は、我が家のトイレが気持ちよかったから、という理由で、自分の建てようとしている家の参考にしようと学びに(遊びに?)来てくれた空間デザイナーの三橋玄くんをインタビューしました。

彼の子育て論、家やトイレに対する考え方に、共感したり、驚いたり、感心したり・・・。あとでポッドキャストにアップしますので、聞いてください。

若い世代が君津で始めている「開拓」プロジェクト、面白そうですね〜

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2011/02/20

『ZERO:9/11の虚構』、アンコール上映始まる

世界的に活躍するNVC(非暴力コミュニケーション)のトレーナーを養成しているBay NVCの共同創始者ミキ・カシュタンの来日イベントが4月22日から5月1日まで3つ(講演とミニワーク/温泉deNVC/鴨川リトリート)あります。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/02/bay-nvc.html
急に予約が入りはじめて(まさかオプラ・ウィンフリー効果ではないですよね)、残席が減ってきましたので、参加をお考えの方は予約だけでもどうぞ(お振込終了順に予約が確定します)。

さて、昨日(2月19日)私は午後3時からずっとイメージフォーラムで映画三昧でした(幸せ〜)。待望の『フード・インク』(これは迫力ありました)と『ありあまるごちそう』を2本続けてみて、そのあとも、9時の舞台挨拶まで時間があったので『ハーブ&ドロシー』まで観てしまった。心が温まる映画でした。

私がもし東京に住んでいたら、きっと毎日いろいろなNGOの集会や映画館やコンサートなどに行っているでしょうね。でもそれにはお金がかかりすぎるから、今の働き方では無理だなあ。生まれ育った東京は大好きな町だけど、今の私にとってはやはり鴨川の山の中で大地から野菜を収穫して、料理して食べる生活のほうが自然で無理がありません。

今回で『ZERO:9/11の虚構』のイメージフォーラムでの上映は2回目です。最初のときは14日間のレイトショーで上映したところ、席数(896)を超える 911人の方にご来場いただきました。この「911人」という符合にはスタッフ一同びっくりしました。

昨年9月11日に『ZERO:9/11の虚構』を東京都写真美術館でプレミア上映をしてから、現在まで『ZERO』は全国19館で上映されたことになります(アンコール上映を別に数えると21回)。911事件の公式説に疑問を呈した映画はたくさんありますが、日本で劇場上映された唯一の作品が『ZERO』です。

私たちは100館での上映を目指していますが、映画の世界も経済的に厳しくて、上映活動を続けるのは大変です。あくまでボランティアと考えないと、とてもやってられません。

経済力がないとできないこともありますが、お金に関係なく動いてくれている仲間たちとここまでこれたことを喜びたいと思います。東京近辺でまだ『ZERO』をご覧になっていない方は、レイトショーではありますが、表参道のイメージフォーラムへお出かけ下さい。毎晩9時から3月4日まで上映です。


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2011/02/18

オプラ、「世界を変革する7人の男」にマーシャル・ローゼンバーグ(NVC創始者)を選ぶ

岡真理さんのTUP速報での記事をシェアします。
http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=920
中東や北アフリカでの市民の民主化要求のプロテストは、チュニジア、エジプトからイラン、リビア、バーレーン、イエメンと広がっています。
http://www.democracynow.org/
日本では辺野古・高江、上関で市民のいのちを守る闘いが続いていますが、米国議員の中には沖縄からの米軍撤退を要求する声も。
http://www.japantoday.com/category/politics/view/2-congressmen-call-for-pullout-of-u-s-forces-from-japan

さて、今日私が選んだトピックは、アメリカで最も影響力がある女性の一人・オプラ・ウィンフリーの公式サイトに掲載されたこの記事。
http://www.oprah.com/spirit/7-Men-Transforming-the-World/

タイトルは、「世界を変革する7人の男たち」。その5人目に、何と今私が米国まで通って学んでいる非暴力コミュニケーション(NVC)の創始者・マーシャル・ローゼンバーグが選ばれたのです。
http://www.oprah.com/spirit/7-Men-Transforming-the-World/5
マーシャル・ローゼンバーグは米国でそれほど著名ではありません。心理学や平和学に関わる人や平和活動をしている人には多少知られていますが、米国の私の友人(ほとんどが環境か平和の活動に関わっている)に聞いても、半分ぐらいは彼の名前もNVCさえも知りません。

それをオプラがこのように取り上げてくれるなんて、感激!!

他の6人は:
アポロ14号の宇宙飛行士のEdgar Mitchell(エドガー・ミッチェル)、コロンビア大学(ニューヨーク)のインド・チベット研究のRobert Thurman(ロバート・ターマン)教授、ハフィントン・ポストの医療エディター Dean Ornish(ディーン・オーニッシュ)、6のエミー賞を受賞した俳優で環境活動家のEd Begley Jr(エド・ベグリー・Jr)、Friends of Creation Spirituality創始者のMatthew Fox(マシュー・フォックス)、禅ピースメーカー創始者のBernie Glassmanです。

この7人ででマーシャル以外で注目したのはエド・ベグリー・Jrです。彼はニューヨークで2004年9月11日に行われた「911 Confronting the Evidence」という911真相究明の会議でも司会をしていました。
http://video.google.com/videoplay?docid=7871917330806338693#の4分目から彼が挨拶するところが出てきます。

今年のアースデイ(4月22日)から2週間、Bay NVCの共同創始者のミキ・カシュタンを招聘して日本でNVCを学ぶ機会を創ります。昨今、いろいろなNVCトレイナーが来日してトレーニングしていますが、ミキの特徴は経験と知識の豊富さと和解力。

詳細はこちら:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/02/bay-nvc.html
ぼちぼち予約が入ってきて、温泉deNVCは残席31名、鴨川リトリートは残席8名です。ご予約はお早めに。


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2011/02/17

2月19日からイメージフォーラムで『ZERO:9/11の虚構』レイトショー

我が家の梅は満開で、今夜は月がきれいです。(ちなみに満月の日に断食するとダイエット効果が高く、新月の日に断食すると解毒効果が高いです)

今朝の気温は6度もあり、暖かかった!そろそろふきのとうが顔を出しているかもしれません。季節は刻々と変化しています。

さて、2月19日から表参道のイメージフォーラムで『ZERO:9/11の虚構』がアンコール上映されます。今回も午後9時からのレイトショーですが、初日は舞台挨拶をさせていただきます。まだご覧になっていない方は、ぜひこの日にどうぞ。

私はこの日、同時上映の『フード・インク』と『ありあまるごちそう』を観に行きます。どっちも観たい映画だったので、同時に観れるなんてうれしいです。

ここはいつも観たい映画をやってくれます。全国各地にまだ残っているこういった単館系の映画館では会員制度があり、会員になると映画を割引で観られるのでお得です(イメージフォーラムの会員制度は、年会費2千円で、1本千円で映画が観れるように)。自分の好みと合う映画館が近くにあったら、会員になることをおすすめします。

東京の西側にお住まいの方へ。

3月1日に東京青梅ロータリークラブで講演することになりました。45分という短い時間ですが、先方から依頼されたテーマは911事件の公式説の矛盾、です。興味のある方は、無料ですのでどうぞ(ロータリークラブの会員のための会ですが、私の友人・知人は参加OKということです。参加される方はメールでご一報ください)。

 <きくちゆみ講演会@青梅ロータリークラブ>
場所 青梅RC例会場 青梅かんぽの宿3F(JR青梅線河辺駅)
時間 12時45分~1時30分まで

私が一番最初に講演をしたのもロータリークラブでした。そのときはベリーズの熱帯林破壊について話しました。今からもう20年以上前で、なつかしいです。

ロータリークラブから私にこのテーマで講演依頼がくるとは驚きです。

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2011/02/16

Mac治りました/子宮頸癌ワクチン、「HPVウィルスは子宮頚癌の原因ではない」by米国FDA

昨日は壊れた私のMacBook Airを持って、銀座のアップルストアーのGenius Barへ。「これはたぶん、モニターだけの問題なので治ると思いますよ」と言われて、コンピュータを預けたのが3時半。待つこと4時間、7時半には修理されたMacBook Airが戻ってきました。

感謝。親切な担当者の方、治してくれた技術者の方、ありがとうございました。

というわけで、私のMacBook Air復活です。今日からメールも大丈夫です。昨日一日ご迷惑をおかけしました(昨日の分はこれから目を通します)。


さて、今日は私のちょうど一年前の子宮頸癌ワクチンに関する投稿に婦人科に勤務されている方からコメントをいただきました。コメントとして公開しましたが、古いコメントを読む人はあまりいないので、そのまま紹介させていただきます。

911事件の真相もそうですが、これも大きな利権が絡んでいる問題なので、なかなか表に情報が出ないでしょう。私は(子宮頸)ガンを含む病気の予防は、旬の野菜と穀物中心の食生活、呼吸法や体操、温熱療法、(人間関係の)ストレスの緩和(これにはNVCが効果的)で可能だと思うので、それを実践しています。

ーーーーコメント、ここから:

ゆみさん、いつも、活動に注目しています。友人のサイトから、たまたまここへ、飛び込みました。

すばらしいコメントを有難うございます。

私は現在、婦人科で働いており、サーバリックスのメーカ(GSK)からの正式な資料も見ており、続々と行政サイドで無料のワクチン接種が決定されていくのに、なんの情報開示も無く、疑問視する報道もない事に非常に危機感を抱いている者です。

しかも、先週には医師会を通じて、サーバリックスについて、だめ押しのような文書が配送され、目を疑いました。そこには、全く危険性がないとでもいわんばかりのいいわけのような、さも安心でこれで癌が防げるという説得調の説明が長々あり、驚く事に海外での死亡例でさえ、それは、「ワクチンと関係のない自殺や、事故が原因だった」とまで書かれ、その上だめ押しで国内では死亡例はないと高らかに歌われています。 (国内では昨年末から認可、発売されたばかりで死亡例が、あったら困るでしょう)ここまで子どもだましの説得には、驚く他なく、まるで必至で「リスク」を隠蔽しようと意図していますといわんばかりです。まさか、自殺や事故死がサーバリックスによる死亡例として報告されるはずがありますか?!

もし入手できたら、サーバリックス開発メーカーのGSKの説明書をよく読んでください。どこにも、サーバリックスが子宮頚癌を防ぐ効果があるとはかかれていません。HPV(子宮経癌の原因といわれているウィルス)のDNAタイプが数十種類あり、その中の16型と18型(欧米では、この2種が癌化の確率が高いという根拠で)のみに効果が期待される、あるかも知れない、と言っているだけです。性交渉前で70%の効果と言っています。30%には期待できません。しかも、この2種類以外のHPVウィルスにはまったく効果ありません。もう一社の4種に効果が期待できるとするワクチン(欧米では既に認可)が、昨年暮れには認可がおりて発売になると言われていたのに、未だに日本では認可されません。これも不思議です。GSKが一人勝ち、独占状態です。

欧米でも、経癌ワクチンが発売されてまだ10年たらず、しっかりとしたエビデンスが無い中、まして、日本人に多いのは「16型18型ではない」のでは、というデータもあります(まだ、母数が少なく、データの蓄積が無いので、これも不明ですが)接種して効果は、5年から7年くらいは期待できるのでは?と言っています。これもデータはありません。

GSKの説明書を読めば読む程、わざわざ危険を犯して接種する必要があるとは思えなくなります。私も10代の娘がある母親として、真剣に検討して、接種はしないという判断をしました。子宮頚癌は、発症するのに5年から10年かかると言われ、発症しても早期発見さえできれば死に至る癌ではありません。子宮頚癌検査をきちんと受けていれば、十分と考えます。

と、ここまで書いておいてなんですが、、、

実は、それ以前の問題として、子宮経癌ワクチンと検索すれば、誰でも見る事ができるレベルで、なんと米国FDAは、「HPVウィルスは子宮頚癌の原因ではない」と正式に発表してます!、研究結果が出ているのですよ!!つまり、HPVが頚癌の原因であるというのは、既に間違った古い情報のはずなんです。これが、何故表に出てこないのか、とても不思議です。

そもそもHPVウィルスが原因でないなら、このワクチンがまったく無意味です。どうしてそこのところが公表されないのか、とても不思議。やはり、別の意図、巨大な力、お金、が動いているとしか思えません。誰かがとっても儲かるんでしょうね。

本当に、真実を知らない、知らされていないと言うことは怖いと思います。

知った上で判断したら、誰でも分る事だと思うのに、どうして、行政で何の問題にもならずに、莫大な税金を投入する事業が採用されてしまうのか、本当に不可解です。

ある、有名なIT企業家(今は引退して、慈善事業に専心している事になっています)が、「地球を救う為に、今できる最善の策は何か?」
と世界のトップレベルの頭脳を集めた国際会議で聞かれて応えたそうです。
「予防接種を徹底することだ、それも第三国向けに」
これの意味するところがわかりますか?
地球を救う為には、人口をこれ以上増加させない事だと言っているのです!。。。
その為に、無知な第三国の子ども達に、高い確率で「不妊になる」予防接種を打つのが最善の方法だというのですよ!。しかも、その企業家は、引退したとはいえ、莫大な資産を予防接種のワクチンメーカーに出資しているそうです。ちなみに誰だかわかりますか?そうです、ビルゲイツ氏ですよ。

これを聞いて、心が凍りました。ヒトラーと同じ発想ではありませんか?
信頼できる方からの情報なので、英語が堪能な方なら、この情報を探せると思います。

この緊急提言を拝見して、興奮して、思いつくまま打ち込んだので、読み難いかもしれません。今度、資料を手元においてもう少し正確にデータをアップしたいと思います。新聞に投稿しようかと危機感もっていたところでした。ゆみさんの呼びかけに救われる思いです。医療関係者で詳しい人が、GSKの開発の中から、もっと声をあげて下さる人が出てきますように祈っています。

どうぞ、お母さん達、もっと情報を良く見極めて、そしてもっと怒りをぶつけましょう!本当に信じ難い構図です。バカにしています。私は、断固、反対ですし、周りの人にもそれを伝えて行きます。

ーーーーーコメント、ここまで。

この方とは面識はありませんが、ネットで調べてみましたらビル・ゲイツ氏のCNNでのインタビューが出てきました。
http://www.abovetopsecret.com/forum/thread660139/pg1(動画の30秒のところでゲイツ氏は「予防接種は子どもの病気を減らし、人口増加を押さえる(reducing population growth)」と確かに発言しています。びっくり)

こんなのもありますね。
http://vanshardware.com/2010/02/bill-gates-we-can-lower-the-worlds-population-with-vaccines/

また米国FDAはがHPVウィルスは子宮頚癌の原因ではないと発表している、という記事はNatural Newsにありました。ここに聞けば、FDAの元の文書をもらえるでしょう。
http://www.naturalnews.com/Report_HPV_Vaccine_0.html

私は、人類が地球環境をこれ以上悪化させずに、未来世代が生きられることを願っています。自然資源を大量に消費し、地球環境を汚し続けることや(その最大のものが戦争)、日々数万人が餓死していること、他の動植物が日々絶滅している現状は変えたいです。特に、世界の80%の資源を使っている20%の裕福な国の人たち(日本も)は、大量消費&廃棄生活を変えて、持続可能なシンプルな暮らしを実践していく(そのためにも第三世界の人々や世界各地の先住民の生き方に学ぶ)必要があると思います。

そんな視点からも観てほしい映画2本 。『ありあまるごちそう』と『フード・インク』:http://www.cinemacafe.net/official/gochisou/

ただ、解せないのはゲイツ氏の「予防接種に人口増加を抑制する(人口削減)効果がある」、という発言です。予防接種で子どものいのちが助かれば、人口が増えるのでは??

ビル・ゲイツ氏に、この発言の真意を確かめる必要がありますね。

彼が人口削減を訴えた国際会議とは「Good Club」のことのようです。
http://tamekiyo.com/documents/W_Engdahl/gates.html

ところで、日本では初めて2月7日に、子宮頸癌ワクチンの公的助成に見直しを要請している医師が宮城にいることが毎日新聞(地方版)で報道されました。画期的です。

このサイトでは、ワクチン公費助成に関する地方議員の意見調査の呼びかけをしています。
http://tamekiyo.com/documents/original/vaccine_kohi.html


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2011/02/15

業務連絡:私のマックがこわれました(しばらくメールを読めません)

今朝起きたら、私のMacBook Airがこわれていました。サイケデリックな色になっているのです。再起動しても変わらず。まったく読めません。夜中に風で天井板が落ちたらしく、コンピュータを直撃したみたいです。

なるべく早く(できれば今日)Apple Storeに行って修理に出します。もしかしたら新しいのを買うことになるの・・・。

いずれにせよ、しばらくメールは読めません。用事がある方は自宅に電話でお願いします(自宅にいないときは、携帯へ)。
04-7097-1011(仕事の用事は:9:00~18:00)
080-6540-1047(自宅は携帯電波が入りません)

2011/02/13

A Seed Japanの若者たちとNVC@鴨川青年の家

今日は朝早くいわきを出て、東京経由で一路鴨川へ。「千葉県立鴨川青年の家」で行われていた学生環境NGOのA SEED JAPAN(ゴミゼロ・ナビゲーションなどで有名)の合宿で講師をしました。

NVCのJPG

20年来の友人の羽仁カンタさんからの依頼内容は、フジロックなどで「ゴミゼロ・ナビ」をリードする学生たちに、環境問題や社会問題と自分たちの暮らしの距離を縮めるような話をしてほしい、ということでした。2時間丸々、講演をしてもよかったのですが、今日は私はNVCの基本を伝え、体験してもらいたかったのです。その方が、今後、さまざまな場面で人と争ったり、トラブったりする度に役立つからです。

カンタさんが「ゆみさんの自由でいいよ」と言ってくれたので、自分が一番最初に環境問題に取り組むきっかけとなったベリーズの熱帯林破壊のことを中心に自己紹介を簡単に済ませて、すぐにNVC(非暴力コミュニケーション)のワークへ移りました。私の経験では若い人たちは、一方的講義より、自分が参加できるワークのほうが楽しんでくれます(大人もそうでしょうか?)。

私からみんなへの最初の質問は、「あなたの人生でもっとあったらいいな、というものを何でもあげて下さい」。

すると、時間、お金、映画館、家族、というような手段に属するものや、信頼、仲間、自信、勇気、愛、理解、というようなニーズ(欲求)に属するものがいろいろまざってでてきました。ほぼ出そろったところで、ニーズと手段が違う、という話をして、「ニーズがわかるとこれからの人生が豊かになるよ、今日はあなたが大切にしているニーズが何か、この2時間で探ってみようね」、と私の意図を伝えました。

NVCのJPG

それから2人組になってもらって、これまでの人生のターニングポイント(何か決意をしたときのこと)を話してもらいました。その後、その決定をしたときのニーズを探って、発表してもらいます。

この時点で黒板にはほとんどのニーズが出そろったので、びっくりしました。

次は、最近起きた腹が立った、あるいは悲しかった出来事を思い出してもらい、相手に何を言われたときにそう感じたのか、そのメッセージを紙に書いてもらいました。「じゃまなんだよ」「そんなことやって何になるの?」「ゴミゼロやめます」「自分勝手なんだから」などなど、いろいろなメッセージがありました。

次にその紙の裏に、「それを言われて悲しかったり、むっとしたのは、何のニーズが満たされなかったからなんだろうね?」と問いかけました。そして、黒板に出そろったニーズから、ぴったり来たものを書いてもらいました。「信頼」「理解」「仲間にいれてもらうこと」「尊敬」「受け入れてもらうこと」「愛」「認めてほしい」「貢献」など、いろいろなニーズがありました。

それから、ランダムに歩いて出会った人にそのメッセージを読んでもらい、言われた人は、ただそのときの気持ちを味わい、ニーズを確認します。ニーズが腹に落ちたたら、交代します。このエクササイズをしばらくやってもらいました。

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「何度も言われているうちに、むっと来なくなった」「ニーズがわかると落ち着いた」などの感想がありました。

そして最後は、最近あった悲しかったできごと、腹が立ったできごとを2人に分かち合ってもらいました。一人は「弟に就職の相談をされていろいろアドバイスをしてあげたら、姉ちゃんの言うことは難しくて役に立たないよ、と言われてショックだった」という話でした。

それに対して、まずは「共感ではないリスポンス」のカードを配り、それをやってもらいます。たとえば、アドバイスをする、批判する、話をそらす、などです。

次に、気持ちカード、ニーズカードを使って、どんな気持ちか想像してそっと置いてみる、その気持ちの裏にはどんなニーズが隠れているのか想像してみる、というのをやりました。

するとどうでしょう。気持ちとニーズを想像してもらうと、理解されて、癒された感じがした、と言ってくれました。

こうして、およそ50名の学生と過ごしたわずか2時間15分で、ちゃーんとNVCの基本を伝えつつ、体験してもらうことができましたし、合間合間の話の中で「ゴミゼロ」をやることと地球環境や戦争とのつながりまで散りばめることができました。

私としては2時間の中でゴミゼロの社会的意義も伝えつつ、一番体験して欲しかったNVCを伝えることができて、大成功!です。

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ファシリテーターとして参加していたマーキーさんから「こんな短時間であんなに深いワークをできるなんて、スゴイ!」とお褒めの言葉をいただき、とてもうれしかったです。

4月22日は午後6時から、BayNVCのミキ・カシュタンを招いて、オリンピックセンターで本格的なNVC入門編の講演とミニワークがありますので、お楽しみに。ミキは国際的に活躍するNVCのトレーナーをたくさん養成しています。

どんな人でもNVC(非暴力コミュニケーション)を学ぶと、人生がより豊かになると思います。なぜって、人の悩みのほとんどは、人間関係だからです。人間関係の悩みを、喜びに変えることができるNVCを若いうちから知っておくと、学校でも社会活動でも会社でも家庭でもより自分らしく生きられ、人生が楽しくなります。

そして、NVCを使って世の中のいろいろな争いごとを解決できるようになれたら、素晴らしいと思いませんか。

いつか私も!


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2011/02/12

いわきの「ポレポレ映画祭」大盛況!『ZERO:9/11の虚構』初日

今日、いわきの「ポレポレ映画祭」で『ZERO:9/11の虚構』が初上映されました。地元の彫刻家の安藤栄作さんがこの映画をポレポレいわきに持ち込んでくれて、晴れて上映につながったのですが、今日は上映前に彼が私をインタビューしてくれて、30分ぐらいお話をさせていただきました。

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今日が初日のポレポレ映画祭。JRいわきの駅からすぐ。4本観て1500円はお得。

小さな映画館なのに活気があり、今日は130人ぐらいでいい感じに埋まっていました。そして終わってからも、物販コーナーには列ができて、熱心なお客様が関連のDVDや本を購入してくれました。

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今日は『いのちの山河 日本の青空II』と『ZERO:9/11の虚構』が二本立て

いわきって、スゴイ!

これは、安藤栄作さんのパワーかな。なぜって、彫刻家で、あまりこういうことはしたことがない、という彼が90枚もチケットを売った、というのですから。「押し売りではなく、自然に売れてしまった」というので、それだけこの町にはこういう情報を求めている人がいた、ということかもしれません。

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今日の企画を実現してくれたいわきの彫刻家の安藤栄作さん(右)とポレポレいわきの支配人の鈴木さん(中央)と。

このポレポレ映画祭は全部で4本の作品が観られて1500円という破格値。1本でも普通の値段だし、2本観れば元が取れます。3本、4本となれば、もう信じられない値段で素晴らしい作品が観れちゃうのです。こんなお得な「ポレポレ映画祭」は2月18日までです。

上映作品は、『いのちの山河 ~日本の青空Ⅱ~』『ZERO : 9/11の虚構』『シングルマン』『終着駅 トルストイ最後の旅』の4作品。もし、わたしがいわき市民だったら全部観ます!

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私のトークには130人も詰めかけてくれました。終わって懇親会は近くのおいしいイタリアンで。

終わって懇親会に集まったのは、安藤栄作のお仲間のアーティストが勢揃い。彫刻家、画家、版画家、陶芸家、などなど。類は友を呼ぶんですね〜(地元の反原発議員さん、歯科医さんもいました)。会場となったイタリアンレストラン「Ao」のお料理はどれも美味しかったです。普段食べないお肉も、普段飲まないワインも、今日はしっかり堪能いたしました。今はかなりふらふらしています。

明日は一路鴨川に戻って、A Seed Japanの若者たちに環境のお話をします。どんな出会いがあるか、楽しみです。雪が溶けているといいな。(ちなみに今朝の鴨川より、いわきの方が暖かいです)

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17名が懇親会に参加して、美味しいワインを空に。個性的アーティストばかりで楽しい一日でした。

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福島、行けそうです

今はこんな感じ。

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我が家の近くの森(杉の幼木が育っているところ)

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ハーモニクスライフセンターの梅の大樹(この樹の梅を毎年梅干しにしている)

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ゲストハウスの屋根に積もった雪。10センチはあるかな。

出発!

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2011/02/11

鴨川のチベット、大雪

田中宇さんのメルマガから引用:【1月26日】国連の人権問題特使(パレスチナ担当)であるリチャード・フォークが、01年に起きた911テロ事件について「米政府の発表には矛盾がある。米政府は事件の真相を隠している。米国のマスコミは、この矛盾について報じたがらない」と1月11日に自分のブログで表明した。(後略)

ーーー引用ここまで。

リチャード・フォークのことは、日本でも尊敬する人がいるから、少しは影響があるといいな。

そして、童子丸開さんもがんばっています。
http://doujibar.ganriki.net/911news/response_to_msq.htm

さて、本題です。

今日は滋賀県からドームハウスを観に若いカップルが訪ねてきていました。冬暖かく、夏涼しいドームに住むのは、私たちの夢でもあります。いつ実現するでしょうか。

定期収入がない私たちはローンができないので、ドームハウスを建てるために貯金をしてはいるのですが、いろいろやりたいことがあって、つい使ってしまいます。

この夢は夢のままかなあ。

午後から雪がぱらぱら降り始めましたが、若いお二人と一緒にランチでもしよう、と「鴨川のチベット」と呼ばれる山の中の我が家から町へ降りて行きました。平野部に着くともう雪は雨に変わっていました。

「さすが鴨川のチベットだけあるねえ」と玄さんと笑っていました。そして、この雨なら明日には雪は溶けてしまうだろう、と思っていました。

ところが、その後雪がどんどん激しくなり、夕方からは吹雪状態。今、我が家の周りは真っ白。

明日は福島まで行くので、玄さんが車を山から国道のところまで下ろしてくれました。もし明日の朝まで雪が続いたら、あるいは道路が凍結してしまったら、普通のタイヤの我が家の車では運転ができません(滑り落ちてしまいます)。国道までは1.5キロ。明日は長靴を履いて歩いて降りていくしかありません。

というわけで、祈るような気持ちでベッドに入ります。無事、『ZERO:9/11の虚構』が上映される「ポレポレいわき」までたどり着けますように・・・。

子どもたちが雪を引き寄せたのでしょうか。

私が長野で撮ってきた写真を観てうらやましがり、「ママ、雪に触ったの?いいなあ・・・。りえちゃんち(原村ピースドームのこと)行きたいなあ。雪合戦したいなあ、雪で遊びたいなあ」と昨日から繰り返し言っていたのです。

恐るべし、子どものパワー。


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2011/02/10

福島県いわきに行きます!そして、2月19日はイメフォでアンコールの『ZERO:9/11の虚構』

原村から鴨川に戻ると、「鴨川のチベット」と呼ばれている我が家でもさすがに暖かいです。今朝は3度もありました(原村は−9度でした)。レタスやチンゲンサイや小松菜もこのままだと生き延びそう。がんばれ、がんばれ!

さて、「きくちゆみ満載!ローフード」と「きくちゆみ前夜祭」を企画してくれたピースドームのりえさんから、報告が届きました。りえさんの写真、いいんですよね〜。ハワイでもすごくいい写真たくさん撮ってたなあ。

原村PeaceDomeブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ilove_eco/MYBLOG/yblog.html
月姉ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sistermoon720/folder/411234.html

りえさんも私も参加してくれた人たちも、楽しかったのでまたやろうね、ということです。次回がいつかはわかりませんが、お楽しみに。ピースドームの企画、これからも目が離せません。

今週末は、いよいよ『ZERO:9/11の虚構』が福島県初上映@「ポレポレいわき」です。
http://zero.9-11.jp/
なんと、ポレポレ映画祭での上映作品に『日本の青空II』などと共に選ばれました。うれしいですね〜

それで、2月12日には、午後4時から上映前にトークがあります。お近くの方はぜひ。

さらに翌週、2月19日からは表参道のイメージフォーラムで、アンコール上映(レイトショーで午後9時から)が始まります。たぶん、初日は舞台挨拶があります。

ところで、このメルマガ、ご存知?山田博士さん、面白いです。ゆるゆる甲田式の前田紀美子さんから教えてもらいました。日本で「クオータ制」が実施されるのはいつになるのでしょうね?(最新号をお読み下さい)
http://archive.mag2.com/0000141214/index.html

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2011/02/09

Bay NVCのミキ・カシュタンを招聘:非暴力コミュニケーションへのお誘い

朝目が覚めると、原村ピースドームの周りは真っ白の雪景色。「この辺では今年最大の積雪だ」、とピースドームの和也さんが言っていました。

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今、私は雪の中央道を新宿に向かうバスの中で、7日にピースドームに集った方へのお約束通り、4月のミキ・カシュタン(Bay NVC共同創始者)招聘企画を発表します。

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私が初めて非暴力コミュニケーション(Non-Violent Communication:NVC)を知ったのは、イラク戦争が始まる前の2003年ごろ米国で平和活動をしているときに出会った人からいただいたマーシャル・ローゼンバーグ博士のテープでした。そのときは、テープを聴きながら「これ、日本語じゃできないよな〜」と思っていました。

それから2006年にカナダで行われた第2回平和省地球会議に参加したときに、ミキ・カシュタンのNVCワークショップに参加し、そこで人とのつながりを強化する力があり、人とより平和な関係を築くことができるNVCに興味を持ちました。2007年の第3回平和省地球会議(平和省プロジェクトがホスト)ではミキに会議全体のファシリテーターを依頼しました。

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そして、2010年には彼女がトレーナーをするBayNVCのリーダーシッププログラムに一年間参加し、今年も引き続き参加しています(2011年はミキではなくフランソワがトレーナーをしています)。

ミキとの出会いがなければ、私がこれほどNVCに興味を持つことはなかったでしょう。今私は、「NVCを誰もが学べるようにすることが、平和創造に最も役立つ方法の一つ」と思い始めていて、このコミュニケーションの方法を日本でも広めたいのです。

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というわけで、このブログを読んでいるあなたが、大切な人とのつながりを強化したい、より平和で持続可能な社会を自分自身のまわりからつくりたい、こじれてしまった人間関係を修復したい、と願っているならば、NVCはおすすめです。
ーーーーーーーーー
非暴力コミュニケーションとは何か?→こちらをどうぞ。

日本でNVC(非暴力コミュニケーション)をよりたくさんの方に学んでほしい、NVCを日々実践することで、さまざまな場面で平和創造できる人を増やしたい、私自身がそのように成長したい、という情熱を具現化します。

それは・・・
♪ジャンジャジャーン♪

4月後半にBayNVCの共同創始者・ミキ・カシュタンさんを日本に招聘し、NVCを学ぶ機会を提供することです。

ミキは、世界で活躍する数多くのNVCトレーナーを養成し、NVCを広めることで社会変革を着実に起こしている人です。私はカナダと日本での平和省地球会議や2010年のNVCリーダーシッププログラムで1年間ミキとご一緒しましたが、感動と驚きと感謝の連続でした。

ミキは言います(元は、NVC創始者のマーシャル・ローゼンバーグの言葉)。
What you say next will change your world(次にあなたが言うことは、あなたの世界を変えます)

以下は私からあなたへのお誘いです。そして、もしあなたが私の情熱を共有してくださるのでしたら、お友達もお誘いください(このブログをご紹介ください)。とくに、1は「NVCって何?」という方にぴったりです。

現時点でハーモニクスライフセンターが主催するのは3つの企画です。
1、講演会とミニワーク(@東京・渋谷区の公共施設) 
2、温泉deNVC(@熱海の小さい温泉旅館)
3、鴨川リトリート(@ハーモニクスライフセンター、経験者のみ)

参加費はいずれもスライディングスケール*(説明は下記)です。2つ以上の企画を申し込む方は一つのメールにまとめてください。そのとき件名(タイトル)は「ミキNVC」としてください。

また、4月25〜28日にミキをあなたのグループ(や会社)に呼んでコミュニケーションのトレーニングをしたい、あるいは報道関係者の方でミキをインタビューしたい、という方はお早めにご相談ください。

きくちゆみ@ハーモニクスライフセンター
04-7097-1011(平日の9:00~18:00)
080-6540-1047(外出時のみ)
ーーーーーーー
1、ミキ・カシュタンのNVC講演とミニワーク
日時:2011年4月22日(金) 午後6時から9時
場所:都内/渋谷区(申し込みのあった方にお知らせします)
参加費:3000円(±千円、2千~4千円)
定員:150名

*申し込み方法:メールで件名を「ミキNVC講演とミニワーク」とし、お名前と連絡先をこちらへ送り、申し込み受付確認後、参加費を振り込んでください。
参加費のお振込みを持って、正式に申し込みが確定します。

*4月22日に遠方から参加される方のために、オリンピックセンターでの宿泊を20名程度(1泊3千円)お受けできます。宿泊希望者はその旨を必ず申し込みメールにご記入下さい。宿泊が希望通り取れましたら、追ってスタッフからご連絡します。


2、ミキ・カシュタンと温泉deNVC 
日時:2011年4月23日午後1時~24日午後5時(土・日)
場所:熱海市の温泉旅館(申し込みのあった方にお知らせします)
定員:36名
参加費:35000円(±1万円、2万5千~4万5千円)
*温泉旅館の豪華海鮮料理(夕食)と朝食、宿泊費、会議室料金、入湯税が含まれます。昼食は別途。
*申し込み方法:メールで件名を「ミキ温泉deNVC」とし、お名前と連絡先をこちらへ送り、申し込み受付確認後、参加費を振り込んでください。参加費のお振込みを持って、正式に申し込みが確定します。


3、ミキ・カシュタンのNVC鴨川リトリート(経験者)
日時:2011年4月29~5月1日(金~日)、
場所:ハーモニクスライフセンター(千葉県鴨川市)
定員:12名
参加費:55000円(±1万5千円、4~7万円)
*ハーモニクスライフセンターのオーガニックベジタリアン(一部、ロー、魚)のお食事6食と宿泊費が含まれます。

*申し込み方法:メールで件名を「ミキNVC鴨川リトリート」とし、お名前と連絡先をこちらへ送り、申し込み受付確認後、参加費を振り込んでください。参加費のお振込みを持って、正式に申し込みが確定します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<キャンセルポリシー>
3月末時点で定員の半数に満たないときは、中止する場合があります(代金は全額返金します)。
4月以降のキャンセルには規定のキャンセル料金がかかります(申し込み者にお知らせします)。

*<スライディング・スケールについて>
参加費は「スライディングスケール」という幅のある参加費システムを採用しています。これは、NVCの「お金は手段であってニーズではない」という意識に基づいてBayNVCで用いられている方法です。たとえば、参加費3000円(±千円)の意味は、2~4千円というスケールの中でできるだけ多くの方に3千円程度の参加費をご協力いただけることを期待しつつ、それでは経済的な理由で参加が難しい方にも参加のチャンスを開き、また経済的に余裕や志のある方にはより多くの額をご協力いただくことによって、NVCの普及、ひいてはNVCが目指すだれもが尊重される平和な社会の実現、また経済的困難にある方へのサポート、そして講師の生活を支えることに貢献するチャンスを提供することです。ご自分にとって大切なこととお金との関係をじっくりお考えの上、スケール上のどの金額をご自分の参加費にされるかをお選びください。

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2011/02/08

長野から(松本、そして原村)

今、長野での3日間連続の仕事が終わり、やっとブログを書く余裕ができました。

2月6日は松本で行われた「平和のための信州・戦争展の記念講演」でお話をさせていただきました。この地域で平和活動をするさまざまなグループの出展や展示があり、150名ぐらいがいらしたでしょうか。22回も続いている、ということに感動しました。

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石川文洋さんの写真展、いわさきちひろさんの絵画展、強制連行の現地調査や満蒙開拓団の展示、長野県民医連の「ピーチャリ」の活動報告などなど市民による多彩な取り組みをかいま見ることができました。

何事も大事なのは「始めることと続けること」。これができれば、少しずつでも目指していることを達成することができます。私もいろいろな活動に関わっていますが、自分自身を振り返ることができた一日でした。

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その日の夜は、前から行きたかった安曇野のゲストハウス「シャンティクティ」(シャロムヒュッテの別館)に泊まり、旧交を温めました。ここは安曇野パーマカルチャー塾の拠点になっているところで、アースオーブンやグリーンハウス付きの小屋、コンポストトイレ、非電化冷蔵庫、ストローベイルの玄関など、さまざまなエコロジカルな建築物があり、見事でした(すべて、塾生の作品)。エコロジカルな暮らしの工夫、美味しい野菜料理と大変満足しました。

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2月7日は原村のピースドームで「きくちゆみ前夜祭」。翌日のローフードイベントのために集まった人たちが、もっと他の話も聞きたい、というリクエストで決まった企画です。午後6からたっぷり3時間以上(みんなが帰ったのは10時半)、私の暮らしや仕事についてお話しさせていただきました。最後のリトル・グランドマザーの話に救われた、と言われました。

そして、本日は朝から「きくちゆみ満載!ローフード ローフードを知る!作る!食べる!」で、20名の参加者と9品を作りました。いつもそうですが、やはり人気はロースィーツ。私が一番伝えたいのは、地元の旬の野菜だけで簡単にできる「包丁一本ロー」なんですけどね。白菜や大根、蕪など旬の冬野菜をたっぷり使ったローフード。和気あいあいと楽しい集いでした。参加した人たちそれぞれが個性的でまた会いたい、と思う人ばかりでした。

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3つの企画が無事終わって、今、暖炉の火をみながら、やっと一息ついています。明日はまた東京で『ZERO:9/11の虚構』の打ち合わせがあるので、早朝にここを出発し、鴨川に戻るのは夜遅くになるでしょう。

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2011/02/05

天然村セミナー、満員御礼/3日間長野へ

昨夜、東京・新橋で行われた「第2回天然村セミナー」はおかでさまで満員御礼でした。参加者は若い人が多く、先日のNHKのニュース(30代の都会から田舎への移住者が全体の1/4に達した)が本当であることを実感しました。天然村の会員は100名限定です。お問い合わせ、お申し込みはこちらから:
http://www.tennenmura.net/

3月5、6日には天然村のプレオープンが鴨川の現地であるようなので、興味のある方はぜひ参加してくださいね。

さて、今日は第8回東京平和映画祭(6月開催予定)の実行委員会があります。今年はどんな作品が選ばれるでしょうか。実行委員会で試写をしてみんなで上映作品を決めます。実行委員(ボランティアスタッフです)を募集中ですので、興味のある方はHPからご連絡ください。
http://www.peacefilm.net/
映画が好きで平和で持続可能な未来を創りたい、という方にはぴったりの活動です。

私は明日から3日間、講演やセミナーなどで長野に行きます。

2月6日は松本で行われる「平和のための信州・戦争展の記念講演」です。私のライフスタイルを含めて、911事件以降の今日までの取り組みをたっぷりお話します。

2月7日は原村のピースドームで講演します。ここは原村にエコビレッジを創ろうとしている朝見夫妻の家。

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タイトルは「きくちゆみ前夜祭」、テーマは「911、半農半X、平和・環境活動、ハーモニクスライフセンター、Be Peace とNVC、そしてリトルグランドマザー」と実に多岐にわたります。私が興味を持って取り組んでいることほぼ全部を網羅して企画してくれた主催者のりえさんに脱帽!

2月8日は、すでに定員に達していますが、テーマは「きくちゆみとローフード ”ローフードを知る・作る・食べる”」。講演、料理教室、食事会(フルコース)のセットになっています。このような催しをあなたの家や町でもやってみたい、という方はお気軽にご相談ください。

そして、次は福島のいわきに行きます。ポレポレいわきが『ZERO:9/11の虚構』を上映してくれるのですが、上映前にいわきの彫刻家の安藤栄作さんが私をインタビューしてくださいます。この日、ポレポレいわきで同時上映がなんとあの『いのちの山河 日本の青空II』。この映画、前作の『日本の青空』共々、多くの人に観てほしい作品なので、なんだかうれしいです。

それにしても、『ZERO:9/11の虚構』が数ある作品の中から「ポレポレ映画祭」の対象作品に選ばれた、のは快挙ですね! 

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2011/02/04

やんばるの森を次世代に残したい

そもそも私が米銀勤めをやめることになったきっかけは、中央アメリカのベリーズという小国の豊かな熱帯林に惚れ込んだことでした。熱帯林の生物の多様性、森のおかげで私を含む呼吸するすべての生物は生きることが可能になっている事実、その森が急激に失われていることをなんとかしたくて、熱帯林の自然保護区作りに参画したのでした。

あれから21年。ベリーズのモンキーベイ自然保護区は健在です。

そして今、沖縄本島で一番豊かで広大なやんばるの森に、またまた米軍基地(今度は「ヘリパッド」というヘリコプター離着陸用の基地)がつくられようとしています。生物の多様性が脅かされるだけでなく、その豊かな森の中で暮らしていた人々の生活も脅かされています。
http://takae.ti-da.net/

やんばるにある高江の集落に暮らしている私の友人や知人の顔が思い浮かびます。今、どんな思いでいるのだろう・・・。

ここでは約160人が普通に暮らしていますが、米軍のヘリパッドはこの集落をかこむように6つ作る計画で、すでに工事が始まっています。

高江の集落は米軍の「ジャングル訓練センター」の真横にあります。このヘリパッドができると、訓練センターの中に集落があるようになります。訓練中毎日、米軍へりが低く長く飛ぶことを想像してみて下さい(実は、我が家の真上もたまに自衛隊のヘリコプターが低く飛ぶのですが、家中がガタゴト振動し、その揺れが止まるまで恐ろしい思いをします)。

高江の人々は「これ以上ヘリが飛んだら、しかも新型機オスプレイが飛んだら、ここに住めなくなる!」と、工事を止めるために座り込みをはじめました。といっても高江の人々にも仕事やそれぞれの暮らしがあり、座り込む人の数が圧倒的に足りません。もしあなたに自由な時間と旅費と志があるなら、ぜひ高江に行ってくださいませんか。こちらに地図や行き方があります

いったい誰のための何のための米軍基地なのでしょうか。
なぜ高江の人々の暮らしが、脅かされなくてはいけないのでしょうか。
ここで訓練を受けた若者たちは、いずれ戦場で誰かを殺したり、あるいは殺されたりするかもしれません。

基地建設を止めることは、多くのいのちを救うことにつながります。

今、沖縄にある米軍基地は銃剣とブルドーザーで沖縄の人々から不当に奪われたものです。フィリピンで住民が立ち上がり米軍基地を閉鎖させたように、日本でも同じように米軍に帰ってもらうことはできないのでしょうか。

「米軍基地があるから日本の平和が守られている」と考える人がいることも知っています。

それでも私は「基地がある限り平和はこない」と言い続けます。

基地は地球の限りある資源を浪費します。
戦争がなくても基地建設とその後の訓練によって、環境を破壊します。

武力によって平和を維持しようとする試みは、すでに失敗していると言っていいでしょう。人間の、特に若い人の能力を殺人と破壊に使うことを強いる(ことがある)軍事基地は、これ以上増やすより、減らした方がいいと思います。

地球環境が危機的状態にある今、新たな基地を建設するための費用は環境修復費用や平和構築の費用にまわしたほうが良いのです。

今ある基地がすぐになくせないなら、せめてこれ以上基地を増やすのを止めたい。
そのために、このヘリパッド建設を止めることは、とてもとても重要です。

やんばるの森には多種多様な生物がいます。やんばるの森には静かに暮らしている人々がいます。次世代にこの豊かな森をそのまま手渡したいです。森は一度破壊したら修復は長い長い年月がかかります。

今、沖縄で起きていることは、この国に生きるすべての人に、問いかけをしています。
「あなたは次の世代に何を残したいですか」

ここにある署名用紙には、端的にことの経過が記されています。沖縄まで行かれなくても、誰にでもできるアクションの一つとして紹介します。
http://nohelipadtakae.org/files/takae-shomeiApril2010.pdf


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2011/02/03

祝『ローフード』1万部突破/エジプトのこと

誕生日は、私にいのちを与えてくれた人たち(父母、祖父母、ご先祖さま)に感謝を伝える日です。特に私を産んでくれた母に、ありがとうと伝えたい。母の肉体はもうこの世にありませんが、母のスピリットは私とともにあるので、ここで母に感謝を伝えます。

「おかあさん、私を産んで育ててくれてありがとう」
「私につながるすべてのいのちへ、私にいのちをくれてありがとう」

そして、今日、一番うれしい誕生日プレゼントは・・・・
ローフード:私をキレイにした不思議な食べもの』(石塚とも著/ハーモニクス出版発行/グスコー出版発売)が本日2011年2月3日に7刷となり、1万部を突破したこと。

無名の零細出版社の本が1万部を越えるのは珍しいことです。宣伝費もほとんどかけていません(ない袖はふれない)。この本は読んでくれた方の口コミで広がっているようです。ということは、多くの人に役立ち、愛読されているのでしょう。

読んでくれたあなたに、お友達に紹介したり、「すべローサポーター*」になって広げてくれたあなたに、心から感謝します。(*「すべロー」とは「すべての女性はローフードで美しくなる」の略。この本の有力タイトル案のひとつだった。)

どうもありがとうございます。

石塚ともさん、この本を書き、私にこの本を出版するチャンスをくれたことに感謝します。
フジワラトシカズさん、この本に素敵なデザインをしてくれたことに感謝します。
グスコー出版の佐藤八郎さん、この本の発売を引き受け、書店への販路を開いてくれたことに感謝します。
森田玄さん、金銭的余裕がないのに、出版に賛同してくれたことに感謝します。

この本の出版は、私の貢献、表現、経済的持続可能性、挑戦(冒険)のニーズを満たしてくれました。

先月、ハワイで1週間「ハーモニクスヒーリング&ローフードデトックス」に参加したゆりこさんから、こんなメールをいただきました。

*  *  *  *  *  *
ハワイから帰国後、私と主人はとても体調が良く、ローの食事の大切さ、
温熱療法、操体法の効果を実感しています。
帰国後は、ローの食事をなるべく増やすようにしています。
また、ハワイでは、主人の誕生日のケーキを作っていただいて、
ほんとうにありがとうございました。
ゆみさんのおかげで、とても記念すべきバースデーになりました。
美しいジンジャーヒルファームの旅、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
*  *  *  *  *  *

ローは100%でなくても大丈夫。酵素の大切さを理解して、発酵食品(つけものや納豆)や生食(果物、生野菜)を意識して取り入れるだけでも大きな変化があります。まだ『ローフード』をお読みになっていない方は、私への誕生日プレゼントとしてこの本を購入しませんか?ローの恩恵を知りたい方は、「朝だけロー」(朝食を果物かグリーンスムージーだけにする)を試してみて下さい。
ーーーーー

さて、話題は突然にエジプトへ。
何を伝えるか、何が本当に起きているのか。

私が伝えたいのは 、エジプトで起きている市民のボランティアの働き

でも実際は昨日から状況は急転して、ムバラク支持派のデモ隊が広場を襲い、暴力が激化しているようです。

栗田禎子さん(中東研究/千葉大)から「至急、外務省やエジプト大使館に対する訴えかけをしていく必要があります。無防備の市民に対するこのような暴力・虐殺は一刻も早く止めるべきであることを、さまざまな形で発信して下さい。」とのメールを受け取りました。

エジプト大使館
http://www.embassy-avenue.jp/egypt/index-j.htm

また、太田光征さんは、Avaazから来たメールを翻訳してくれました。署名することで、民主主義革命に立ち上がったエジプト人たちを日本からもサポートできます。

署名サイト
https://secure.avaaz.org/en/democracy_for_egypt/?vl
独裁政権打倒に立ち上がったエジプト人を支持するAvaazの署名運動
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/183460487.html

いのちが失われないように、暴力が収束するように、エジプト民衆の声が届き良き変化が起きるよう、できることをしましょう。


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2011/02/02

CO-HOUSING(コウハウジング)の可能性

あさって(2月4日)、私は東京の新橋で「天然村」という私が参画しているプロジェクトについて、お話をさせていただきます。

私の「田舎暮らし」 ~心も体もきれいになるライフスタイル~

http://ameblo.jp/omoyoshi/entry-10779456851.html

「お試し田舎暮らし」というコンセプトは都会と田舎の両方の暮らしを楽しみたい、田舎暮らしをしたいけれど今はまだ仕事を辞められない、という人にぴったりだと思います。

この「天然村」が今後どのように発展していくかは未知数ですが、今回、カリフォルニアでかいま見た「Co-Housing(コウハウジング/または共同住宅)」は新しい生き方、住まい方として、興味深いです。

老人ホームでは老人がまとまって暮らし、児童養護施設(孤児院)では子どもだけがまとまって暮らし、障害者施設では障害者だけがまとまって暮らしていますが、本当は、コミュニティーの中に老人も子ども障害を持った方もいるのが自然です。

そんなところも考慮して、さまざまな人たちが助け合って暮らすコミュニティとしてのコウハウジング(Co-Housing)のプロジェクトが現在アメリカに150カ所もあるのです。私が興味あるのは、農的な自給型のコミュニティ(これに参加したいし、自分でも創ってみたい)。さらにNVCをプラスできたら、最高!

今回、私が帰国直前に立ち寄ったところは、オークランドから地下鉄で行けるプレザントヒルにある30世帯ほどが暮らす共同住宅。週に2〜5回はみんなで食事もしたりする、大変仲の良いコミュニティでした。

日本のマンションや分譲住宅と見た目は似ていますが、その設計から共同スペースの計画や運営を参加者全員でやっていきます。エネルギーや資源効率への配慮、老人や子どもや障害者との協同など、コウハウジングはこれから日本でもますます必要とされるだろうと思いました。

それで日本にもあるかどうか調べていたら、こんなのを見つけました!
http://www.cohousing.jp/index.html
日本にも、コウハウジングをやろうとしている人たちがいたんですね。

次回渡米する際は、もう少し実際の暮らしぶりなどを自分でも体験したり、より多くの人の声を取材してきたいです。

アメリカでのコウハウジング(共同住宅)に興味のある方はこちらをご覧下さい。多くがすでに完成しているプロジェクトですが、メンバー募集中のところもいくつかあります。
http://www.cohousing.org/

鴨川でも、地域通貨を中心としたゆるやかなネットワークができているし、「天然村」も日本型のコウハウジングになれるかもしれません。新しい持続可能な暮らし方・住まい方の可能性に胸がわくわくします。

2月4日の「天然村」のセミナーは参加費無料なので、田舎暮らしと都会暮らしの両方を楽しみたい方はお気軽にどうぞ。


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