2011/07/31

あなたの言葉から「〜すべき」「〜しなくてはならない」をなくす

衆議院厚生労働委員会での児玉教授の発言。聞いて、広げてください。


ーーー
あなたが誰かに向かって「〜すべき」と言っているときは、自分の本当に望んでいることを実現することがなかなかできません。普通、それを言われた相手は決して言われたことを喜んでやろうとは思わないし、仮にやったとしても、それは「いやいや」であって心からの行為ではないからです。

「〜しなくてはならない」も同じです。これは自分自身に言う場合が多いと思いますが、「しなくてはならない」ことより、「したい」ことをするほうが人生が豊かになります。人が心からやりたいことをするときは、それをすることのプロセス一歩一歩を楽しんでいるからです。

また、「しなくてはならない」、と思っていることも、それをすることで何を実現しようとしているか、何が満たされるのか、とニーズを探っていくと、実はそれはしなくてはならない、というよりは、とても大切なことで「やりたいこと」であったことに気づいたりします。

あなたの残りの人生を、どうかやりたいこと、楽しいこと、うれしいことで、なるべく満たしてくださいね。

私たちは人との関わりの中で、自分の人生も相手の人生もより豊かにすることもできるし、その逆も可能です。人と関わるなら、できるだけ豊かな人間関係を作りたいと思いませんか。

人はいつ死ぬかわかりません。
311で多くの人が一瞬に人生を終えました。

私がもし福島県のいわきに行っていたのが1ヶ月後だったら(311のちょうど1ヶ月前にいわきにいた)、あの日、津波にさらわれていたかもしれないし、あの地震が東京直下を襲っていたら、もう私は生きていなかったでしょう。

311以降、私は前にもまして、肉体はいつ終わっても不思議ではない、と肝に銘じました。仮に魂が永遠だとしても、「きくちゆみ」としての人生やこの肉体は、必ずいつか終わります。それは明日かもしれないし、50年後かもしれない。その日が明日来たとしても悔いのないよう、毎日毎日を大切に、今、目の前にいる人を慈しみ、関係を楽しんで、生きていこうと思います。

「今、ここに共にいる人」と、うれしい、楽しい、ありがたい時間を持つことがどれだけ大切か。その積み重ねが人生です。

昨日私は松本の喜源治を朝出て、そのまま千葉県佐倉のユーカリが丘線の「中学校」駅にあるオーガニックカフェ「ナチュラル・ステューディオ」に向かいました。携帯電話が壊れていたので(軍縮会議の二日間だけ、電波障害?)、主催者との打ち合わせもよくできないまま、会場に入ると、すっかり準備の整ったカフェで初めての方、知り合いの方が、暖かい笑顔で迎えてくれました。

始まりの時間3時には、結局36名もが集まり、夜8時まで一期一会の、楽しくて、おいしくて、ありがたい半日を過ごしました。主催してくれたのはカフェのまきさんと「マグマ大使」こと浅川さん。

1ヶ月前に10月の講演会の打ち合わせに鴨川にまでやってきた彼らが、私からNVC(非暴力コミュニケーション)のリーダーシッププログラム体験話を聞いて、「それ、私たちも体験したい!」とあれよあれよという間にワークショップの企画をしてくれました。たった1ヶ月の準備なのにご縁の方が集まって、36名の方々にNVCを体験してもらいました。

NVCを伝えられたこともうれしいですが、参加したみなさんの帰るときの明るい笑顔を見て、本当にやれてよかった、と旅続きの疲れが吹き飛びました。

あなたも試しに、「〜すべき」「〜しなくてはならない」という言葉を使うのをやめてみてください。ずっと自分自身にも相手にも、より正直で、優しい人になれます。

私が「もっと平和に生きよう」と決めたとき、最初にしたことの一つが「〜すべき」「〜しなくてはならない」というのをできる限りやめてみる、と意識したことです。

それにしても
「東電は福島の子どもたちを全員安全な場所に移すべき」
だけど!!(怒&笑)

人に対して「〜すべき」と言いたくなるときは、たいてい、(相手に)腹が立ったり、失望したりしているときです。そういうときは、自分のニーズ(大切にしていること)とつながって、次のように言い直します:
「私は子どもたちの健康がとても心配です。誰にも内部被爆などで病気になってほしくないので、東電は福島の子どもたち全員を安全な場所に避難させてほしいです」

東電の行動をすぐに変えることはできないかもしれないけれど、「東電は福島の子どもたちを全員安全な場所に移すべき」と言ったときより、こちらの思いを受け止めてもらえると思います。

NVCについてもっと学びたい方は、日本で今、ともにNVCを学んでいる仲間たちが勉強会などを行っていますので、ご連絡ください。

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2011/07/29

国連軍縮会議最終日:「国際草の根軍縮会議」@松本勤労福祉会館

いよいよ今日は、国連軍縮会議@松本最終日。夜は市民企画として「国際草の根軍縮会議」が開催され、私はコーディネーターをしています。

以下、概要:

<国際草の根軍縮会議inまつもと>

日時:7月29日(金)18:30~21:00
場所:松本勤労者福祉センター(大会議室)

テーマ~核廃絶と原発災害「いのちの未来をひらくために」

コーディネーター きくちゆみ氏(平和活動家)*国連軍縮会議本会議傍聴
ゲスト:黒沢 満氏(日本軍縮学会初代会長)
パネラー:神谷さだ子氏(日本チェルノブイリ連帯基金事務局長)
毛利正道氏(弁護士)
藤森俊希氏(長野県原爆被害者者の会会長)

参加券  500円

どなたでも参加できますので、興味とお時間のある方はぜひ。

私は福島から来た美智子ちゃんの「福島の友だちに会いたい」を胸に刻んで、今から会場へ向かいます。

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「福島の友だちに会いたい」と訴える美智子ちゃん

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「えっ!足りてるの?」のTシャツのデザイナーは松本在住

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「核兵器も原発もいらない」は私たち市民の願い

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メディアのインタビューを受けるピースパレードや「草の根軍縮会議」を企画した中心メンバーの望月さん

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2011/07/28

松本ピースパレード@国連軍縮会議!

オーストラリアのヘレン・カルディコット(小児科医)が送ってくれた映像:http://t.co/ojqemI
オーストリアで世界のウラン鉱の4割の採掘が行われている。ここを止めないと、世界は救えない。だって原発も原爆もここから始まっているから。
ーーーーーーー
さて、今日も第23回国連軍縮会議@松本の2日目。初日の夕方、私たちは会議場となっているホテル・ブエナビスタの前の公園を出発し、1時間半ぐらい松本市内をピースパレードし、最後は松本城の見える公園で集会とコンサートで盛り上がりました。

松本ピースパレードのJPG

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私の役割はパレードを元気に先導すること。集まってくれた参加者一人一人の掲げていたプラカードに書いてあるメッセージをしっかり受け止め、それを元にマイクで待ち行く人々に話しかけながら歩きました。

松本ピースパレードのJPG

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「ノーモア・広島、ノーモア・長崎、ノーモア・福島」と、みんなでシュプレヒコール。松本でこんなに大勢がデモ(パレ―ド)をするのは初めて、と参加者が口々に。最初は250人ぐらいだった参加者がどんどん増えて、松本城に到着したときは500名ぐらいになっていたでしょうか。公園が埋まった感じでした。

松本ピースパレードのJPG

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一緒に歩いてくれた子どもの一人に、福島から避難してきた美智子ちゃんがいました。彼女の描いたプラカードには、福島のお友達の顔がたくさん。メッセージは「福島のお友達に会いたい」。

松本ピースパレードのJPG

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私はこれを見た瞬間、涙が止まらなくなってしまいました。最後のステージアピールでは、美智子ちゃんをインタビューしました。福島のお友達に会いたい、でも会えない(うちの子と同い年でした)。

松本ピースパレードのJPG

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子どもたちにこんな悲しい思いをさせてはいけない。
心に誓い、歩き、語った一日でした。

今私は国連軍縮会議の本会議@松本の合間にこれを書いていますが、今日の夜は「喜源治(きげんじ)」という松本市内の素敵な古民家で6時半から「私から世界に平和を」というテーマで行われる私のNVCを取り入れたワークショップが開催されます。参加費千円。お問い合わせは:0263−58−9379(小松)。どなたでも参加できますので、松本市内の方はぜひ。

松本ピースパレードのJPG

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2011/07/27

♪マエキタミヤコ・インタビュー、 核兵器も原発もない世界を目指し、松本へ向かいます ♪ - 25分55秒 - 6.7 MB

PodCast GIF

今、NHKテレビを観ていたら松本で行われる国連軍縮会議のことをやっていました。新聞でもニュースになっていますね。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110725-OYT8T01172.htm
今年で23回目という国連軍縮会議では、福島第一原発事故を受けて、核の「平和利用」(原発)についても議題に入るとのことで、IAEAの天野事務局長が基調講演します。また、松本市の菅谷昭市長が「原子力安全と医師の視点」というテーマで講演しますので、私も28日は本会議を傍聴する予定です。

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軍縮会議会場となったホテルのロビーに、地元高校生の展示。爪楊枝20万本は沖縄戦で亡くなったひとの数。圧巻。

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川口順子さん。

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プレスもたくさん。

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原子力の平和利用をめぐる喫緊の課題の始まる前

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全体会議5:原子力の平和利用をめぐる喫緊の課題の議長はチリ。日本からは鈴木達治郎・内閣府原子力委員会委員長代理、松本市長の菅谷昭がパネルに。

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「核の平和利用」は米国のアイゼンハワー大統領のAtoms for Peaceから始まり、米国から世界へと原子力発電所が普及していったわけですが、やはり地震国の日本が原発というエネルギーを選択をしたのは間違っていた(同じ資源小国でもデンマークを見てください)、というのを勇気を持って認め、「地震国は原発から撤退し、自然エネルギーへシフト」を目標に、発信・行動していきたいです。

原子力発電所は正常の運転でも、日々核分裂生成物(死の灰)生みます。100万キロ級原発でおよそ1トンとも言われる一年間の死の灰は広島原爆の千発分に相当します。小出裕章著『原発のウソ』によれば、すでに日本には広島原爆80万発分の死の灰(放射性廃棄物、核分裂生成物)が溜まっているそうです。トイレのないマンションはもう限界で、実際、今回の事故では私たちのいのちを脅かす放射性物質が環境中に溢れ出てしまっています。

これが一番の問題。

そして次の問題は、通常運転でも被曝労働を前提にしている原発。その被曝労働者の数と実体は、今回の事故で少しだけ光があたったけれど、ほとんどが闇の中。被曝との関係は疑われるガンや心臓病、糖尿病、白血病などでいのちを落としても、労災もなかなか降りないことが指摘されています。

そして、今回のように一旦、事故があったら取り返しがつきません。チェルノブイリで居住不能になった面積は日本の国土の4割にも達します。狭い地震国に原発は愚かな選択だと私は思います。今後は減らしていかないとね!

マエキタミヤコさんのJPG

こんなことを胸に秘めて、これから松本へ向かいます。
(その前にマエキタミヤコさんとちょっと「秘密の」打ち合わせ→今、彼女をインタビューして戻りましたので後ほどアップします!重大発表か?!)

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2011/07/26

親と子は離れても大丈夫。でも放射能と子どもたちは離れた方がいい

私には4人の子どもがいますが、いつも出産直前まで働き、出産直後から仕事をしてきました。完全母乳育児でしたので、子どもが小さい時はどこに行くのも一緒。赤ちゃんと布おむつを持って、日本各地はもちろん、世界各地に出かけていました。

あれから10年が過ぎて、一番下の子ももう10歳。子どもたちはそれぞれやりたいことや、お友達の方が良く、もう私とは出かけたがりません。もちろん、私ももう仕事場に子どもを連れていく理由はないので、一人でどこへでも行きます。

311の日、私は東京の池袋で東京平和映画祭のための試写会で出かけていました。私のいたところはかなり揺れて(東京でも場所によって揺れの大きかったところと小さかったところがあったようです)、高層ビルがゆらゆら揺れるのを見上げながら、あのビルが崩れてきたら自分はここで家族に会えないまま死んでしまう、と一瞬思ったほどでした。

地震のあとは携帯も全くつながらなくなり、Twitterでつぶやくことで自分が無事生きていることを家族に伝えていました。翌日、家族に再会するまで、本当に心細かった!もう二度と家族と離れたくない、と思いました。

実際、あの地震のあと私は、夫や子どもたちと離れることが怖くなってしまいました。トラウマかもしれません。地震や津波を体験し、家族を失ったり、命からがら生き延びた人たち、とくに子どもたちは、どれほど怖い思いをし、親と離れるのが心細いでしょう。

そんな中、福島の子どもたちが親元を離れて沖縄に1ヶ月も子どもたちだけで飛び立ちました。
*福島の子どもたち、羽田到着! http://t.co/L4HL1uB
*福島の子どもたち、無事沖縄到着!http://mothership2012.ti-da.net/e3503169.html
この1ヶ月の体験が福島の子どもたちにとって、心身ともに癒され、成長することにつながりますように。

今、このブログを私はホノルルの空港ロビーで書いています。子どもたちと夫とハワイ島でお別れし、一人、日本へ国連軍縮会議に参加するために帰国します。ちょっと心細いですが、子どもたちは私がいなくてももう平気。お土産に買ってほしいもののリストをくれるぐらいで、寂しがる様子もありません。

親と子はある程度の年齢になったら、離れても大丈夫。でも、放射能と子どもたちは、遠くに離してあげてくださいね。特に女の子はもう将来卵子になる細胞を体内に持っているので、可能な限り、内部被曝を避けてあげてください。

沖縄に子どもたちを送り出してくれた福島のお父さん、お母さん、どうもありがとうございます。「つなぐ光」として信頼に応えたいと思います。

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2011/07/25

「つなぐ光」をサポートしてください!

日本を救うのは女子高校生かも。制服向上委員会プロデュースの「げんぱつじこ夏期講習」@日比谷や害弾音楽堂on8/10、要チェック!

ハーモニクスリトリート@ハワイ島が全日程無事終了しました。今回の参加者の一人は福島の方だったのですが、その彼女が使わなかったドルを「つなぐ光」にそっくり寄付してくれました。

彼女自身が福島に住んでいて大変な思いをしているはずなのに、ありがたくて、ありがたくて。

人間って素晴らしいですね。人のためになら(自分だけのためより)より大きな力が発揮されるようです。そのことを信じて、今日もブログを書きます。

「つなぐ光」は311直後に沖縄で産声をあげました。福島第一原発周辺の妊婦さんと子どもたちとその家族を少しでも放射能から守りたい、という一心でほんの少人数で立ち上げ、これまでに35家族、96名の方に沖縄に滞在していただいています。これから被曝が累積し長期化すればするほど、ますます必要とされる活動です。

そして、いよいよ今日から1ヶ月の林間学校が沖縄で始まります。福島の子どもたち20人を乗せたバスは無事、羽田空港へ到着したようです。
http://mothership2012.ti-da.net/
マスクをしなくても大丈夫なところで思い切り遊び、沖縄の美味しくて安全な食べものと水と空気で、少しでも元気になってほしいです。「つなぐ光」の活動を応援して下さる方は、私たちの活動をお友達に広めたり、ご寄付をいただけると助かります。

この林間学校には、約250万円ほどの費用がかかりますが、行政からの資金支援はないので全額寄付で賄っています。振込先は以下のとおりです:
●沖縄銀行 恩納(オンナ)支店 普通口座 1240915 つなぐ光
●郵便振替 記号 17040 番号 7490451 つなぐ光
●ゆうちょ銀行 店名 ナナゼロハチ 普通口座 0749045

放射能は目に見えませんので、その影響については知識のある人とない人、あるいはその知識の内容次第で、認識に大きなギャップがあります。そのギャップを埋めるのに、フランスのテレビ局が作ったドキュメンタリー『終わらない悪夢 放射性廃棄物はどこに』をおすすめします。
http://www.youtube.com/watch?v=SteP6jHO1x0

さて、明日はいよいよ私も日本への旅立ちです。松本で7月27日から開催される国連軍縮会議に参加するためですが、核兵器だけでなく、核発電(原発)のこともぜひ取り上げなくては、と思っています。核兵器も原発も共に死の灰(放射性物質)を生み、いのちと環境を傷つける(前者は一瞬、後者はじわじわ)ことに変わりがないからです。


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2011/07/24

シンクロ(偶然の一致)連続のハワイ島

山本太郎さんの渾身の福島レポートへの私のつぶやき:子どもたちには放射能汚染されたものを食べさせてはいけない。地産地消は基本的にいいことだけど、今、福島でそれを給食でやったら、子どもたちの内部被曝は防げない。それではあとで後悔することになる可能性が高い。
その1:liten.be//wxwdR 
その2:liten.be//IWCrZ。中手聖一さんの「希望の持てるサテライト疎開」に賛成
その3:liten.be//rZHAg 「このままでは、日本から汚染されていない場所がなくなる」「日本の未来が閉ざされる。声をあげてつながって」
ーーーーーー
今日はハーモニクス・リトリート6日目(6泊7日で明日帰国)だったので、ハワイ島を北回りに半周しました。ワイピオ渓谷は私も初めて歩いて降りたのですが、そのせいか足が筋肉痛状態です。

ハーモニクス・リトリートのJPG

ハワイ島でのリトリートでは朝から晩までみっちりハーモニクスヒーリングの授業と実習があるのですが、遊びや観光も欠かしません。今回はクキオビーチで海水浴、ウミガメのいる国立公園、小田まゆみさんのジンジャーヒル農園、ワイピオ渓谷、アカカフォール(滝)、ボタニカルガーデンなどの訪問、コーヒー園訪問、自然食品店での買い物など、参加者の希望を満たすプログラムでした。

ハーモニクス・リトリートのJPG

ワイピオ渓谷まで降りたのはいいけれど、あまりに急な坂で足が痛くなってしまい、帰りはヒッチハイクに挑戦。私たちを拾ってくれた男性はなんと、フラダンサーとして何度も来日していて、彼の先生の一人がケアラ・チン(9月29日にケアラ・チン率いるNa Wai Iwi Olaの東京公演@文教紙ビックセンターが決定!)だ、という偶然の一致。

映画『ホノカアボーイ』の舞台になったホノカアに住んでいる彼は、この作品に曲も提供し、ハワイ文化アドバイザーも務めたそうです。

ハーモニクス・リトリートのJPG

参加者の一人が携帯電話を落としてしまったのですが(グアバ拾いのとき)、引き返したらすぐに携帯が見つかったり、ココナッツジュースが飲みたい、と言った瞬間にそのスタンドが現れ、そこの農場の奥さんが日本人で松本出身(しかも私は明後日から松本入り)で、ハワイ島で米作りできる田んぼ(タロイモ畑)を探している私たちに、元田んぼだったところがある、と教えてくれたり。

思わず笑顔になる小さな偶然が次から次へと重なるラッキーな一日でした。こういうときって、自分の歩んでいる方向が間違っていない、という天からのサインだと受け止めています。

ハーモニクス・リトリートのJPG

今回の参加者の一人は福島から来てくれています。火の女神ペレに原子の火を鎮めてくれるようにお祈りしました。ホ・オポノポノの発祥地ハワイで、「ごめんね、許してね、ありがとう、愛してる」と毎日つぶやいています。


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2011/07/23

免疫を高める酵素たっぷりのローフードと発酵食@ハワイ島

チェルノブイリ・ハート』、早く観たい!
「その日のあとで〜フクシマとチェルノブイリ」は以下でご覧下さい。

311原発震災で放射能汚染は北半球全体に広がりつつあります。日本で福島から20キロとか30キロを避難させる、とか言っている場合ではなく、米国やカナダですら乳幼児死亡率の上昇が見られ、牛乳から通常の400〜200倍の放射線量が検出されるなど、今や福島はチェルノブイリを越えて、世界の「フクシマ」となりました。

私たちは今、311以前より放射能汚染された世界で生きています。年齢が若いほど影響がでますが、それを少しでも軽減するために、これまでにも増して、発ガン物質や催奇性物質を取り込まないように留意して、より自然なもの、食物連鎖の下のものを食べるようにする必要があります。

そこで、毎年1月と8月に行ってきたハワイ島でのリトリートを、今年は8、9、10月にも行います。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/07/blog-post_21.html

毎食、毎食、美味しいローフードと発酵食をたっぷり食べて、体の中からデトックスする1週間(6泊7日)のリトリート。以下は、今回のリトリート中に作ったものです(写真は明日、アップします)。

予定のカリキュラムが5日間で無事終了したので、明日はハワイ島巡りに出かけます。

チェルノブイリの影響を小さく見せるために活躍した重松逸造さんのお弟子さんの一人が山下俊一さん。福島県医大の副学長に就任するそうですが、福島の人々、とくに子どもたちがモルモット扱いされないか心配です。

*必読!「被曝を巡る御用学者の系譜」:http://arita.com/ar3/?p=4674

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ハーモニクス・リトリートのJPG

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2011/07/22

松本に行きます@国連軍縮会議

えっ?日立がリトアニアに原発売っていいの?日本の原発事故がまだ収束しないのに、他国に売りに行くってどういうこと?

日立、リトアニアの新原発建設で優先交渉権
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000159-reu-bus_all

さて、私はまもなく長野県松本で行われる国連軍縮会議に参加するため、松本入りします。ハワイ島リトリートが終わってすぐの旅立ち。休む暇がないのは今に始まったことではないけれど、一つしかないからだ、いのちを本当に大事にしなくっちゃ、と思う今日この頃です。

たった今、バズビー博士の来日中、サポートをしてくれた日本に住んでいる友人から電話があり、彼とバズビー博士が、今日本の子どもたちがおかれている状況にどれだけ怒っているかを伝えてきました。バズビー博士は、福島(日本)の子どもたちがこんなに高いレベルの放射線に4ヶ月以上も晒され続けていることが信じられない、こんなことは許されてはならない、数年後から子どもたちは病気になるかいのちを落とす可能性もある、すぐに避難させることができないなら、自分が日本まで来た意味はない、とまで語ったそうです。

友人が話してくれたことをまとめると、以下のような提案でした。

福島のお母さんたちが国会前で「福島から来ました。福島の子どもたちが安全な場所に避難できるまで私はここでハンガーストライキをします」というサインを書いて、ハンガーストライキをすればニュースになり、すぐに子どもたちを避難させるために国が動くだろう、というのです。今のやり方(裁判、署名など)ではその間にどんどん被曝線量が累積してしまう、と。

彼の提案に心が動いた福島のお母さんがいましたら、私の友人につなぎますのでメールをください

以下は私の松本での予定です。

7/27(水)18:00〜 松本駅前講演からピースパレード

7/28(木)日中、国連軍縮会議傍聴
18:30~20:30  自分自身と相手とより深くつながるワークショップ

7/29(金)18:30~ 草の根軍縮会議 
ゲスト・パネラー紹介:黒澤満/神谷 さだ子/毛利正道/藤森俊希

翌日(7/30)には、千葉県佐倉に行きま〜す!鴨川に戻れる7/31〜8/1の間に今年の梅干しを完成させたいな。


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2011/07/21

ハーモニクス・リトリート@ハワイ島(日程が変更になりました)

【速報】Twitterではすでにお知らせしましたが、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんが、ワシントンポスト紙に大きく取り上げられました。これは快挙!記事を童子丸開さんが全訳してくれました。時代の確実な変化を感じます。
http://doujibar.ganriki.net/fukushima/WP%20report-nuclear_bestsellers_reflect_new_debate.html
ーーーーーー
火の女神ペレの護るハワイ島からAloha!「原子力の火を鎮めて下さい」とペレにお願いしてみよう。

さて、リトリートの3日目が終了したところです。毎日、ハワイ島のフルーツと野菜をたっぷり使ったローフードを楽しみながら3食作り、自分自身(と家族)の心身の健康状態を改善できるさまざまな方法と理論を分かち合っています。

ハーモニクス・リトリートのJPG

これまで1月と8月に行ってきたハワイ島リトリートを、今年は8月、9月、10月と行う予定です。募集人員は各回2名で、女性、または2人組限定とさせていただきます(3名以上でお申し込みの場合はご相談ください)。森田玄と私がこの15年間学んできたことを、ご縁の方にマンツーマンでお伝えします。

   <ハーモニクス・リトリート@ハワイ島 参加者募集>
新鮮な果物と野菜をふんだんに使ったローフードでデトックスをしながら、ハーモニクスヒーリングとNVCをハワイ島(コナ)で学ぶ6泊7日間。自分自身(と家族)の心身の健康状態を改善できるさまざまな方法と理論を学んで、免疫の高いからだをつくる方法を学び、本当の自分自身を知り、自他とより深くつながる「共感のコミュニケーション」を体験できる7日間です。滞在はコナのハーモニクスライフセンター(森田玄&きくちゆみ宅)です。

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定員:各回2名
*お申し込みのあった方に詳細情報を送ります。
場所:ハワイ島・ハーモニクスライフセンター
講師:森田玄/きくちゆみ、に変更し、再募集してください。
日程:2011年8月25~31日(前後泊も別途可能)
       9月17〜23日
      10月14~20日


リトリートの内容は、これまでの鴨川でのワークショップに、ハワイ島でしか体験できないこと(ハワイの伝統文化のフラ体験、オーガニックファーマーズマーケット、野生のウミガメに出会う、ハワイ島ツアー)が加わります。野菜と果物は一部自給しています。ここでしか食べられない新鮮な完熟フルーツのおいしさは、一生に一度は体験してほしいです。

お申し込みはメールでrawinfo@harmonicslife.netへ参加の動機とお名前、ご連絡先をお知らせください。

過去に私たちのワークショップを受けてくれた方の感想は、こちらが参考になるかも:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/05/blog-post_07.html

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今回のリトリートには福島の方が参加してくれています。彼女が福島に戻って、ここで学んだことを周りの方に分かち合ってもらうえたら、これほどうれしいことはありません。

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