2011/12/12

「もう、つかれました・・・」

福島第一原発から飛散した放射性物質の種類と名前、その影響などはこちらからどうぞ:
http://savechild.net/archives/3891.html

あなたがもし人助けのために、給料なし、休みなしで、ずっと働くことになったら、どうなるでしょうか?
つかれきって、心身がやつれてしまうでしょう。

私は自分の大切な友達をそのような状況に追いやってしまいました。

311以降、私は「せめて妊婦さんと子どもたちだけでも放射能源から遠ざける必要がある」、と一番日本で安全とそのとき思った沖縄(今でも、日本では一番放射能の影響は低い場所の一つです)で、友人たちと「つなぐ光」を立ち上げました。1月21日には沖縄県庁で「つなぐ光」発足の記者会見をし、以下で事務局長の中川角司さんをインタビューしています。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/03/blog-post_6921.html

福島周辺の子連れ家族や妊婦さんを沖縄で受け入れ、サマーキャンプで20人の福島の子どもたちを受け入れ・・・と、「つなぐ光」は今日まで休む間もなく走り続けてきました。

ところが、最近ではもう福島のニュースも減り、政府の安全キャンペーンも奏功した上に、人々の関心も薄れ、寄付も途絶えました。沖縄でのボランティアも減り、もうこれ以上続けるのは困難という状況になりました。

それでも、事務局を八面六臂の活躍で切り盛りしている友人夫妻は、自分たちの生活と仕事を文字通り後回しにして、要請がある限りなんとかして活動を続ける、と言ってくれています。

「もう、つかれました」というメールをいただいたとき、申し訳なくて、泣けてきました。9ヶ月も本業を休み、助けが必要な人のサポートを休みなくし続け、これからも状況は好転しない・・・(一度環境中に出てしまった放射能は、半減期の10倍の時間を待つしかないので)。

助けが必要な人はまだまだ沢山いるのに、それを続けるのに必要なサポート(寄付)はありません。報道はなくなっても、今でも「助けて」の声は「つなぐ光」に届き続けています。

このままでは、友人たちがつぶれてしまいます。

2012年1月13日の「ポスト311・チャリティ講演会」は、そんな状況を少しでも改善したくて企画しました。このイベントをなんとか黒字にして、その収益を「つなぐ光」に寄付したいです。

このブログを読んで下さる方に、私はいつもお願いばかりしていますが、今日もまた、お願いになってしまい申し訳ない気持ちと、なんとかしたいという気持ちと、切ない気持ちが入り交じって、これを書いています。

どうか1月13日、お時間と興味のある方は、講演会に足を運んで下さらないでしょうか。前売り券はローソンで買えます(Lコード:37105を入力)。http://l-tike.com/pc/d1/AA01G01F1.do?DBNID=1&ALCD=1

遠くの方は、講演会の情報をお友達に伝えて下さい。チラシが完成しましたので、ぜひあなたの周りで配っていただけないでしょうか。10枚単位で送りますので、送付先と配布できる枚数をメールで教えて下さい

また、資金援助が可能な方は、どうぞ「つなぐ光」をご支援下さい。先月からレスキュー対象範囲が100km圏内から200km圏内になりましたので、かなり広範囲の子どもたちに手を差し伸べることができます(対象者がいましたら、教えてあげて下さい)。

寄付金送り先:

*沖縄銀行 恩納(オンナ)支店 普通口座 1240915 つなぐ光
*郵便振替 記号17040 番号7490451 つなぐ光
*ゆうちょ銀行 店名:ナナゼロハチ 普通口座 0749045


*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

0 件のコメント: