2012/01/22

♪ 共感のコミュニケーション@沖縄、終了/お母さんインタビュー@つなぐ光 ♪ - 55分00秒 - 14.3 MB

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「あなたと大切な家族をまもるため原子力災害にそなえて」という小冊子が素晴らしいです。「三陸の海を放射能から守る岩手の会」のはらださんが無料配布していますので、入手したい方は電話019-636-3361へお問い合わせ下さい。16ページの小冊子です。はらださんに送料のカンパを差し上げるといいと思います。
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さて、沖縄の恩納村で行われた「共感のコミュニケーション」が感動の中、無事終了しました。参加された20名の方には、それぞれの気づきや学びがあったようです。私もNVC(非暴力コミュニケーション)を伝える側として、発見や成長があり、平和への希望が満たされました。この企画をして下さった中川夫妻に心から感謝しています。

終了後、スタッフで沖縄料理を食べてから(名護にある「命薬(ぬちぐすい)」へ行きました。私のいただいた玄米定食は600円でとても美味しかった)、恩納村の希望ヶ丘になる「ゆいまーるの杜(もり)」に行きました。ここは311以降、福島第一原発周辺200キロ県内から「つなぐ光」の支援で沖縄へと避難してきた人々が滞在しているペンションです。築30年ぐらいということですが、おしゃれなペンションで驚いてしまいました。

中に入ると、小さい子どもたちが元気に走り回っていて、涙が出そうになりました。いろいろな困難を乗り越えて、沖縄まで来てくれたんだろうな、と思いました。ちょうど夕飯を食べていたので、管理人さんやお料理を作って下さる方にお礼を言い、食後、お母さんたちとお話をさせていただきました。

お父さんを故郷に残し、単身で小さい子ども(たち)を抱えて、慣れない土地に来ている若いお母さんたち。でも、子どもの命は守るんだ、という決意が伝わってきました。

最近来たばかりの3歳ぐらいの女の子は、お父さんが恋しくて、毎晩夜泣きするそうです。放射能汚染がきつい場所に子どもを居続けさせるのは肉体的影響が心配ですが、家族が離ればなれになることは精神的に心配です。どうすれば良いのか、私も答えを持っていません。家族のつながりを保ちながら、子どものいのちを守るにはどうすればいいのだろう?

「原発さえなければ(地震と津波の被害だけだったら)こんなことにはならなかったのに」、と地震国で原発を押し進めてきた人たちに怒りを覚えると同時に、事故が起きる前に止められなかった自分自身の無力さに忸怩たる思いもします。

今、私にできることは「つなぐ光」を物心両面でサポートすること、そして、沖縄に自主避難してきたお母さんたちがどんな思いでいるのかを直接聞いて、より多くの人たちに知ってもらうことです。一人でも多くの人が自分のこととして原発のことを考えてほしいので、明日はお母さんたちと、つなぐ光の事務局長の中川さんをインタビューすることにしました。

今日、中川さんから聞いて驚いたのですが、「つなぐ光」が統一教会と関係があるのか、という質問がたまに寄せられるそうです。つなぐ光も私も事務局スタッフも統一教会とは関係ありません。

私自身の宗教観は、先住民の人たちと近いです。自然や宇宙の存在そのもの、その中で循環し調和しているいのちの営みに畏敬の念を抱いています。いのちの営みを破壊するものは、いりません。原発とか戦争とか巨大ダムとか。

私は生まれてから今日まで、古いのも新しいのも含めて、どの宗教団体にも入ったことがありませんが、いろいろな宗教の教えから学ぶことはあります。また、友人にはいろいろな宗教に所属している人がいますが、自分が宗教団体に所属することには興味がありません(ので勧誘しないでね〜)。

自分(あなたも)はこの地球の一部です。「母なる地球」の一人の子どもとして、お母さんを大切にして生きる。私に信仰のようなものがあるとすれば、それだけです。

大学生のときに、新興宗教にはまった友人の洗脳を解く努力をしたことはあります。ネット上には「つなぐ光に滞在すると最後の日に勧誘があるので、そこは判子を押さないで帰りましょう」(爆笑^^)とか、私が統一教会のメンバー、というデマもありますが、そういうデマを流す人のニーズは何なのかしら?と、想像しています。

明日、太陽の光の中でもう一度「ゆいまーるの杜」を観るのが楽しみです。

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