2012/05/09

情報操作?NHKの報道に疑問

今日は、青山貞一さん(東京都市大学)からの重要情報を転載します。


福島県内で放送されているNHKニュースで、毎日放射線量を報道しているのはいいのですが、国や県が多くの場所を計っていながら、NHKは著しく低い地点のデータを、あたかもその自治体の代表値のように報道している、とのこと。


 「ごのような情報操作情報をNHK福島は福島県内に夜の定時ニュースで報道しているということは、ことが人命や健康に関わることでもあり、看過できません。低い値だけを視聴者に送ることは人権侵害にもなると思います」と青山さん。私も同感です。 


NHK福島の夜の定時ニュースは視聴率も高いでしょうから、問題が大きいです。何と言っても、「NHKニュースでやっていた」は地方では絶大な影響力があり、信頼されています。


 ◆青山貞一さんの論文:マスメディアの劣化とソーシャルメディアの興隆、  初出:東京都市大学横浜キャンパス紀要 2011年度版、  環境行政改革フォーラム論文集 Vol.4 No.1へ転載 http://www.eforum.jp/eforum2011/eforum2011-0401-aoyama-massmediasocialmedia.pdf 


 以下、青山さんからの情報です: 


福島市渡利地区では、放射線量が2μSv/h近くになっている地域から10mも離れていない場所に保育園があり、またその近くの花見山公園では地表面で3μSv/h近くになっているのに、何ら警告がありません。 


さらに驚いたのは弁天山公園近くではやはり2-3μSv/hでていましたが、そこにある看板は公園内はひまわりの種をまいているので立ち入らないでくださいという、わけのわからないものでした。


おそらく現地の住民にはその意味がわかっているでしょうが、外部から行った人には まったく意味不明となります。


ウクライナのひまわり畑は知っていますが、それが放射性物質の吸収に効果有るという学術論文は見たことがありません(笑い)  。




「目に余るNHKの情報操作による世論誘導」ブログを拡充しましたので再送します。川内村、福島市だけでなく大熊町、飯舘村についても詳細に調べてみました。その結果、やはりトンデモない現実が明らかになりました。 


◆青山貞一:目に余るNHKの情報操作による世論誘導~放射線量報道(川内村)   http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ1005...html 
◆青山貞一:目に余るNHKの情報操作による世論誘導~放射線量報道(飯舘村)  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ1005b...html 
◆青山貞一:目に余るNHKの情報操作による世論誘導~放射線量報道(福島市)  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ1006...html  


ーーーーー転載、ここまで。 


私に、もし小さな子どもがいて、放射線量の高い保育園に子どもを預けざるをえなかったら、と考えるといてもたってもいられません。誰もが正確な情報を得た上で決定できるのが望ましいです。informed decision、というものです。


チェルノブイリの影響は26年経った今も続いています。25年目の現実を描いたイタリア国営放送の番組をご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=kFP-xx68q6Q


そのことの重大さ(深刻さ)を、NHK福島こそが福島の人たちにきちんと伝えられる立場にあります。 今、高線量地域の子どもたちをサテライト疎開するなどの対策をすれば、子どもたちが大きくなったときに、チェルノブイリの悲劇を繰り返さずに済みます。


年間1ミリシーベルトが大人の許容量です。つまり時間単位にすれば、0.14マイクロシーベルト/時、程度です。これを越えたら、大人でも許容量を超えるのですから、ましてや放射線への感受性の高い子どもは、そこにいてはいけません。 


NHK福島のみなさん、どうか一番低い放射線量だけを報道するのはやめて、正確な報道をして下さい。 
そして、メディアが正確な情報を報道しないなら、私たち一人一人がメディアになりましょう。このブログもその一つ。よかったら広めて下さい。(読者になってください)




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