2013/02/20

生きること、年を重ねること、肉体を離れること

ハワイで友人が亡くなった。とても親しい人の息子さん。海にダイビングに行ったまま行方不明になった。私と玄さんも心当たりを捜しにいったけれど、まだ見つかっていない。

家族はすでに死亡したものとして、初七日の法要を済ませた。

ハワイに来てからもう3人の友人や知人がこの世を去った。この世で「二度と会えない」ということのさみしさと、この世を卒業してあちらの世界に生まれていることを思い、祝福する気持ちと両方ある。でもやっぱりさみしい。触れたり、語り合ったり、見つめ合ったりできないことは。

私も2月3日でまた一つ年を重ねた。もう半世紀を生きたので、今年からは一歳ずつ若返ることにした。0歳になるまで生きられたら拍手喝采。でも今の地球では心許ない。

日本では安部首相が96条から改憲するという。9条改憲に向けて、改憲しやすくハードルを下げるためだ。

「戦争をしない」と決めた日本国憲法。国際紛争を解決をするのに武力行使をしないことの何がそんなに悪いのか。アメリカのように世界中を武力で脅したり、爆弾を落としたりすることの、どこがいいのか。

私は改憲はしなくていいのはもちろん、日本の平和憲法を世界中に広げたいと思っている。誰が子どもを兵隊にさせたいか。人を殺したり、人に殺されたりするなんて、まっぴらごめんだ。

人は必ず死ぬのだから。
必ず。

殺さなくても、殺されなくても、必ず死ぬのだから、戦争で殺し合いなんてしなくていい。

人間がするべきことは助け合うこと。大人がやることは、子どもたちのいのちが健やかに安らかに寿命をまっとうできるようにすることだけだ。生きている間はいのちが喜ぶように生き、家族や目の前にいる人とサポートし合おう、とつくづく思う。

今、私は瓜生良介さんから習った「快医学」をこれまで学んださまざまな自然療法や食養と合わせて「ハーモニクスヒーリング」として、ハワイ島で伝えている。そこで私が一番大事にしていることは、自分の体を最高に健康に美しく保とうとする生き方が、地球環境を守ることにもなる、ということ。

私の肉体という小宇宙に、毒物(化学物質や放射性物質)を入れない、と決めるだけで、買うもの、買わないもの、食べるもの、食べないもの、受け入れるもの、なくしていきたいもの(原発や軍事施設など)がはっきりする。

家の中に生分解しない物質を持ち込まない、減らそうとするだけで、ライフスタイルが根本的に変わる。

そのための素晴らしい参考書が新しく手に入った。
『できた!電気代600円生活』。
著者は友人のはらみづほさん。
泣いて笑ってためになる本。
これからしばらく私のバイブルなりそ〜。

というわけで、健康に生きることがますます困難になっている地球だけど(放射能は増えるし、食べものは化学物質や遺伝子組み換えでますます不自然だし、隣近所でラウンドアップまいているし・・・今日も頭が痛いです!)、今日も明日も笑って生きていこうと思います。

最後の息を引き取るまで、日常の中に美しいものや楽しいものを見つけて、今いのちがあることを感謝して生きていくつもりです。

このブログを読んでいるあなたの今日一日も、美しいもの(と人)や楽しいもの(と人)との出会いがありますように。


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2013/02/09

初めてウェッブサイトを作りました

江本勝さんがハワイ島に来島して、ヒロ(3月2日2−4pm)とコナ(3月3日7−9pm)で2つの講演会をしたあと、311東日本大震災から2周年の同時刻にハワイ島コナで太平洋のためにお祈りをしてくれることになりました。

そのために、急遽、ハーモニクスライフセンター・ハワイのサイトを作る必要があり、完成させませした。お時間のある方はご覧下さいね。

こちらで初めてのイベント主催。チャレンジングで楽しかったです。

会場選定から右も左もわからず、沢山の方に聞いてなんとか開催できそうです(急に決まったので、準備する時間もちょっとしかなかった)。「ハーモニクスライフセンター・ハワイ」の銀行口座の開設、税務署への登録、保険会社への申請など、日本よりも複雑でやることが多かったです。

印刷屋さんも日本のように早くて安いところはないので、フライヤーは少なく刷って(1枚35セント=32円)、みんなに配るのではなくて町中のお店や掲示板に張るようにします。

これが完成したフライヤー。今回もデザインはミカさん。美しいですね〜。


3月10日の太平洋への祈りの儀式は、江本勝さんと地元ハワイ島からは私の尊敬するクムフラ・ケアラ・チンがリードしてくれます。ハワイ島在住の方は、ぜひご参集下さい。(日本からも、このときに合わせていらっしゃいませんか?滞在のお世話もできます)。

「太平洋への祈り」の集合時間と場所は、3月10日午後7時、カメハメハホテル前の大きなバニヤン・ツリー(がじゅまるの木)です。

今回の講演会は「エモト・ピースプロジェクト」をサポートさせていただきます。
http://www.emotoproject.com



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2013/02/04

誕生日に福島の子どもたちのことを想う

このブログをハワイ島ヒロのバーHilo Burgers Jointで書いています。ここのハンバーガーはローカルのオーガニック牛の肉を使用していて、美味しいことで有名です。

今日は実は私の誕生日をヒロの友達がここで祝ってくれ、スーパーボールを一緒に観にやってきました。49ers(サンフランシスコ)とRavens(バルティモア)が戦い、数分前にRavensが勝ったところです。

友人は49ersファンだったのでがっくり。これは全米で年間を通して一番視聴率が高い番組だそうです。みんなでバーに集まって、わあわあ応援しながら、ビールを飲むのです。

そんな中で私は昨夜から今日にかけて友人とブレインストームしたことを実現すべく、このブログを書き始めました。

先週、福島から帰って来たアメリカ人女性ヴィッキーさんと会いました。彼女は8日間福島にいて、南相馬市を始め福島各地を訪ね、とくに障害者と子どものおかれている状況を視察してきました。

ヴィッキーさんは福島に入るとすぐ、皮膚に刺激というか痛みのようなものを感じ、肌に赤い湿疹が出て、目が痛くなったそうです。湿疹は今も治っていません。福島にいる間は全身が緊張して息が苦しい感じがし、「あそこにもう2年も住んでいる人たちは、子どもたちはどうなってしまうの」、と涙ぐんで話してくれました。

それで、昨夜はヒロの友人とこの夏休みにハワイ島で子どもたちをホームステイさせることができないか、話し合いました。そのような話はあちこちでありますし、ハワイ島には「ゆみが福島の子どもたちのために何かやるときは声をかけてね。力になるから」と言ってくれている人は多数います。

これまでも福島の子どもたちがハワイ島にやってきたことはありました。しかし滞在期間が1週間程度と短いので、心身の健康の回復のためにもう少し長く、できれば1ヶ月程度のホームステイをやりたいと思っています。

そのためには、受け入れ家族を見つけ、参加する親御さんの費用(旅費、滞在費など)をサポートするために相当額(一人当たりの旅費だけで夏は高いので25万円から30万円ぐらいかかる)の資金を集める必要があります。自費で参加できるような余裕がある人はあまりいないでしょうから。

というわけで、サポートしてくれそうな関係者(航空会社、市役所、学校)に手紙を書いたり、HPを作ったり、口座を開設したり、受け入れ家族を募集したり、といろいろ始めようとしています。

私が日本に6月に戻るときに、このプロジェクト(福島の子どもたちをハワイ島でホームステイしてもらう)に必要な資金集めのイベントをします。そのイベントも誰とどんな事をやるか、企画中。パーティー(飲食あり)か音楽イベントがいいと思うのですが、あなたはどう思いますか?目標金額は1000万円ぐらいでしょう。

(先日、サンプラザ中野くんが遊びに来てくれたので、彼にも相談しよう。)

まずは私のブログを読んで下さっているあなたに、第一報。これはまだ私の頭の中にあるものを整理しただけです(この後、サポーターたちと一緒に形を作っていくためのたたき台)。あなたも一緒にこのプロジェクト実現のためにできることを考えて下さい。

   <Aloha福島キッズ・ハワイプロジェクト
Aloha福島キッズ・ハワイプロジェクト(仮名)は、福島原発の事故で影響を受けている小中学生20名(程度)にハワイ島で1ヶ月ホームステイしてもらい、子どもたちがハワイ島の大自然の中でのびのび遊ぶことと、ハワイと福島(ハッピー・アイランド)の交流を深めることを実現します。

滞在先:オアフ島(4日間)ハワイ島(26日間)
滞在期間:夏休み中1ヶ月(30日)
対象:福島原発の影響を受けている小中学生の子どもたち20名程度
(親子参加の場合、未就学児も可能)


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