2014/04/25

アースデイに想う:この地球上にこれ以上放射性物質を増やしたくない

今年もアースデイがやってきました。Think Globally, Act Locallyというスローガンのアースデイですが、福島第一原発の事故を経験してからはその逆(Think Locally, Act Globally)も重要だな、と思うようになりました。

福島の問題は放射性廃棄物の適切な処理法が見つからないまま稼働し続ける全世界の400基を越える原発の問題なので。

1990年のアースデイが今の私の原点で、米銀の債券ディーラーから環境活動家・ジャーナリストに転身した(というか、生まれ変わった)のでした〜。ですから、今年で環境活動家としての私は24歳ですね。いいな、この年齢。気持ちは24歳で行きます。

今日も子どもたちを学校に送ったあと、街中にあるふくしまキッズハワイハウスに行って、郡山から保養にきている福島の母子(お母さんと3歳と5歳の子ども)と一緒に海まで歩きました。

アメリカは車社会なのであまり歩いている人はいないのですが、私たちは片道25分ぐらい(帰りは坂を上るので30分から35分ぐらい)の海までの散歩を楽しんでいます。帰りはファーマーズマーケットに寄って、地元の野菜と果物を買って、それでご飯を作るのが日課です。

本当は鴨川時代のようにファーマーズマーケットにも行かず、家の庭や野山の食べものだけで暮らせるようになりたいです。新しい場所に引越したばかりの今は、まだ作物を植えるところまで行っておらず、ひたすらコンポストを作り、土作りをしています。(土があまりなくて、溶岩だらけなんですよね、コナって)

今日はお友達からいただいた三つ葉を山の雑草が生えているところを少し手入れして移植しました。根付きますように!あとシソ、ユズ、梅を育てて日本の味を再現したい。

さて、アースデイの夜は、NHKスペシャルの『シリーズ 廃炉への路 第1回 放射能 “封じ込め” 果てしなき闘い』を家族で観ました。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0420/index.html

故郷を追われることの悲しみを二度と繰り返さないように(チェルノブイリ、そして福島)、日本が世界にさきがけて原発の安全な廃炉を成功させてほしいです。

世界にはまだおよそ400基の原発が稼働しています。母なる地球にこれ以上放射性物質を増やしたくない、という思いを強くしたアースデイでした。

ふくしまキッズハワイの英語のホームページができました。英語を理解するお友達をお持ちの方はぜひお知らせして応援してくださいね!
http://www.fukushimakidshawaii.com

現在、ふくしまキッズハワイハウスには1組の親子が滞在中で、今月中にもう1組がやってきます。現在はあと2組、また6月11日以降は3組の親子を受け入れることができます(滞在費は最長3ヶ月まで無料です)。

メールでお気軽にお問い合わせください(福島で未就学児の子どもを持つお友達にご紹介下さい)。

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