2014/09/30

ふくしまキッズハワイプロジェクト4 2014冬の募集は終了

「ふくしまキッズハワイプロジェクト4」の募集告知をしたら、丸1日で定員を越え、その後ストップをかけても集まり続けて、ただいま15人が参加希望という状態です。

私たちの力ではどう頑張っても定員の倍の10人までしか受け入れられないので、今回は10人まで受け入れるつもりですが、瞬間的に15名も集まったことに本当に驚いています(募集を私がやるのは初めてです。これまでは、福島の団体に委託していました)。

10人の参加になると、予算も倍になるので、真剣に資金集めをする必要があります。
もう一度、ねじり鉢巻、かな。

11月11日に東京で、「ふくしまキッズハワイ サポーターの集い」という催しを企画中です。また詳細が決まり次第、お誘いしますね。

ともかく、「(放射能は)大丈夫、(原発は)安全」の陰で、保養のニーズがいかに大きいかを痛感したできごとでした。

次回の2015年3月1日に「ふくしまキッズハワイプロジェクト5(2015夏)」の募集を開始します。先着順なので、参加したい方は早目にお申し込み下さい。

参加される子どもと保護者は、「なぜハワイに行きたいのか」「子どもをハワイで保養させたい動機」を文章で送っていただきますので、参加希望者は今から考えておいて下さい。応募多数のときの選考の対象にします。



2014/09/26

無事、ハワイ島に戻りました/第11回東京平和映画祭/ふくしまキッズハワイプロジェクト4(冬休み)募集開始!

家を空けると、お母さん(じゃなくても!)はやることが山ほどあって、日常に戻るのに10日もかかってしまいました。まだなんだかワサワサしていますが、ブログ執筆再開です。

ハワイ島から、アローハ。今回やっと米国永住権が取れて、日本との行き来が自由になりました(これまでは一度ハワイを出ると、米国への再入国が大変でした)。今年は11月1日に第11回東京平和映画祭、11月3日に『フォークス・オーバー・ナイブス』上映会とトーク&ミニワークをやって一度ハワイに戻り、また、12月4〜15日までNVC(非暴力コミュニケーション)のIIT(国際集中トレーニング)のために再帰国します(永住権が取れなかったら、このように頻繁に行き来するのは不可能だった)。

IITは日本で初開催なので、満員御礼になるといいな、と思っています。アジアなど近隣諸国からも沢山来ることを願っています(言語は英語ですが、日本語通訳がつきます)。

11月1日の東京平和映画祭は、今年も素晴らしい作品6本に今注目の女性2人、三上智恵さんと高遠菜穂子さんが講演します。どうかこのチャンスをお見逃しなく、ご参加下さい。
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      第11回東京平和映画祭
        http://peacefilm.net

 「どこへ向かうの日本? もう無関心ではいられない!」

日時:2014年11月1日(土)10:00開演 (20:10終演予定)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
参加費:一般2500円/25歳以下1500円/高校生以下無料

権力に脅かされる私たちのいのちと暮らし。今回は権力支配の構造
を中心に映画を厳選しました。お誘いあわせの上、奮ってご参加
ください。

<映画>

◆『A2-B-C』
http://www.a2-b-c.com
日本在住のアメリカ人監督が見た“フクシマ”。

◆『レーン・宮沢事件?~もうひとつの12月8日~ 』
http://vpress.la.coocan.jp/miyazawa.html
1941年大学生宮沢弘と英語教師レーン夫妻がスハ?イ容疑で逮捕。

◆『海にすわる ~辺野古600日間の闘い~』
http://www.mmjp.or.jp/pole2/2013/hyoutekinomura/uminisuwaru.html
沖縄名護市辺野古で抵抗を続ける地元のお年寄りや市民。

◆『日本はイラクで戦争をした ─問われる謝罪と補償─』
http://peacetv.jp/nihonwairaqde.html
イラクに派遣された自衛隊は何をしたのか。集団的自衛権を考え
るために必見。

◆『ファルーシ?ャ?イラク戦争 日本人人質事件…そして』
http://fallujah-movie.com
10年前イラクで日本人3人が拉致された。彼らのその後は?

◆『食の選択』
私たちの命や環境、未来を守るための食の選択とは。


<講演ゲスト>

◆三上智恵(みかみちえ) 映画監督
大阪毎日 放送を経て、1995年、琉球朝日放送に入社。沖縄
戦や基地問題を取材。2013年『標的の村』で映画賞多数受賞。

◆高遠菜穂子(たかとお なほこ) イラク支援ボランティア
大学卒業後、2000年にインド、タイとカンボジアでボランティア
活動。03年以降はイラクで人道・医療支援を継続中。著書
『破壊と希望のイラク』他。

★詳細:http://peacefilm.net
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上記の日程以外では、今年の6月に集中トレーニングを受けて認定トレーナーになった「Be PEACE/Connection Practice」を興味のある方にシェアしたいです。NVCを学んでいる方にはとても親和性があり、もう一つのスキルHeart Math(ハートマス:脳と心を同調させるトレーニング)を使うことでニーズを満たすための「具体的な行動(ストラテジー)」のインサイト(直感/洞察)も得ることができるようになります。私はこれを使って、いろいろな決定がより直感的に楽にできるようになりました。

さて、ハワイ島の現状報告です。私たちがこの4月に引越した「フエフエランチ」では、オーガニック農園作りが少しずつ始まっています。ドイツからやってきたアントニオさんの指導(彼はその土地をサステイナブルにするエキスパート)の元、これまで牧場だった草地の一部をガーデンに変えています。

数年後にはここにある果物と野菜だけで、福島の子どもたちの食事を賄えるようになりたいです。いつかはここに持続可能について学べる学校を創りたいという夢もあります。

現在、「ふくしまキッズハワイハウス」は1組の母子(1歳の男の子)が滞在中です。

10月26日までは2部屋空きがあり、10月26日以降はまた別の親子がやってきて1部屋空室、11月5日以降は2部屋空室です。今は航空券が安いときなので、思い切ってハワイ島でゆっくりしませんか(未就学児対象)。冬休みになるとハワイ行き航空券はとても高いです。もしいらっしゃるなら、冬休みの前か後がお勧めです。

また、この冬も「ふくしまキッズハワイプロジェクト4」(福島在住の小学校高学年から高校生まで対象/約2週間)の募集を開始します(〆切10月15日、先着5名様)。12月20日出発、1月3日帰国予定、成田空港発着/募集人数5名、引率1名)。興味のある方は、メールでお問い合わせください。

冬と夏のプロジェクトは原則として、福島在住の子どもが対象ですが、それ以外(疎開中でも被曝の症状などがある子どもなど)でも受け入れ可能な場合もあるので、メールで相談して下さい

一方、「ふくしまキッズハワイハウス」は福島在住の未就学児、疎開中の未就学児どちらでも、空室のある限り一年中ご利用できます。ハワイ島に別荘があると思って、ハワイ島のキレイな海で、冬ならイルカだけでなくザトウクジラにも遭遇できる生活を体験してほしいと思います。

2014/09/15

日本の食べ物、和室の生活が好き!ありがとう

関西空港にいます。今から飛行機に乗ります。

今回、日本に滞在中に和室での暮らしを再体験しました。お布団を毎朝、畳んで押し入れに入れて、夜になったらそのお布団を敷いて寝る、って本当にエコで、清潔で、つくづく素晴らしいと思いました。少ないスペースを多目的に使う。朝起きたら布団をあげて、整理整頓と掃除をすることの清々しさとその行為が一日に与える影響なども、新たに見直しました。

そして、日本食のおいしいこと。
どこで何を食べても世界一だと思いました。

私はこの国が放射能だらけになってほしくないです。
いつまでも美味しい日本の食べ物を安心して、心から楽しみたい!!

そのためにも脱原発、再稼働をさせないことに力をいれていきます。

日本(の自然とか文化とか食べ物とか)、ありがとう。
今回私に出会ってくれたすべての人たち、とくに東京平和映画祭のスタッフのみなさん、福島の子どもたちとお母さん、その周りで支えている人たち、どうもありがとうございました。おかげさまで有意義な日本滞在になりました。

また10月末に戻ります。そのときのイベントについて(すでに参加決定が、11月1日の東京平和映画祭と11月3日の「フォークス・オーバー・ナイブス」上映会とトーク&ワークショップ)はハワイ島からまたアップしていきますね!

2014/09/11

「ゆるキャラグランプリ2014」で「ゼロノミクマ」を応援しよう(あなたも投票してね)!

日本を離れ、ハワイ島の片田舎で暮らす私は、「ゆるキャラ」の存在を知らなかったのですが、今回帰国中にものすごい数の「ゆるキャラ」があり、いろいろ商品化までされて流行していることを知りました。

その人気投票「ゆるキャラグランプリ」が今年もネット上で熱く展開中。そこに、我らが脱原発のアイドル(?)「ゼロノミクマ」がエントリーしているのです!

ゼロノミクマは、原発に頼らないグリーンな社会を目指して活動するこんなクマ:

なぜか「企業・その他」からエントリーしていて(他のジャンルには当てはまらないからね)、エントリーナンバー560番。今のところ百番台で奮闘中。

ゼロノミクマは、何と私たちが今年3月にハワイのJasonと一緒に全国各地を巡ったZUMBA スペシャル・レッスンに参加してくれたのです!!あのカラダでZUMBAを躍ったんです〜
(あのときの写真、誰か持っていないかな?→持ってたら、送ってください!)

以来、私はゼロノミクマのファンなわけですが、昨年もこの「ゆるキャラグランプリ」で奮闘したゼロノミクマは41位だったとか。今年は、脱原発派のみんなで応援してベスト10入りさせませんか。市民活動に関っていない一般の人たちや子どもたちにも、脱原発をアピールできるチャンスだと思うのです。

投票するには、
https://ssl.officialstore.jp/yurugp.jp2014/pc/members/
からメールアドレスを登録。1日1回投票できます。
【投票期間】2014年9月2日(火)〜10月20日(月)まで
【投票方法】メールアドレスを登録して、下記のページを毎日クリック!
 http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00001062

もしも、もしもゼロノミクマが一位になったら、大きな話題になるでしょう。今年10月の福島県知事選、11月の沖縄県知事選、
来年の統一地方選挙にさきがけて、とっても大切な選挙だと思います。
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P。S。
9/11から13年目の今日、私は参議院議員会館で行われている「福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する対行政(厚労省と環境省)交渉」に行ってきました。参加していたのは厚労省、環境省の担当部署の担当職員と専門家、市民団体、医師、弁護士、独立系メディアなどで、なつかしい顔ぶれも多々あり。司会進行はFoE Japanの満田さん。この人の疲れ知らずの活躍に勇気をもらっている。FoEに感謝。

まず、吉田由布子さん(チェルノブイリ被害調査・救援/事務局長)によるプレゼンテーションの後、交渉開始。9/4日に「放射線被ばくと健康管理のあり方を考える市民・専門家委員会」作成した質問書に対する回答を得る場であったはずなのだが、回答ができない担当者が出席していて、「ご意見を承りました」という返答が多かったのが残念。あとで、FoEからの報告をアップしますね〜

2014/09/05

ふくしまキッズハワイハウス、今空き室あります/『戦争のつくりかた』改訂版、ビナードさんの言葉にドキリ!

昨日の「ふくしまキッズハワイ」報告会と相談会には、ほんの数日間の告知で20名ぐらいが集まってくれ、ちびっ子もいっぱいでにぎやかでした〜。遠路、郡山からも駆けつけてくれた家族もいて、感激。交通費が大変だろうに、本当にありがとう。

駅ではふくしまキッズハワイハウスに滞在していた1期生と2期生のひろみさんとみゆきさんにばったり再会。


ハワイ島じゃなくて東京で一緒にいることがとても不思議な感じがしました。

ふくしまキッズハウスにいた子どもの一人は、帰国して福島に戻ったらすぐに鼻血が出たので、放射能の影響があるのかお母さんは心配していたのですが、今日はとても元気そうでした。




そして、「虹の蛇」(プルトニウムフリーフューチャー)時代からの古い友人のながのゆきのさん、ふくしまキッズのチャリティーコンサートで、私のフルートの伴奏をしてくださったピアノの鈴木豊乃さん、地湧社(最近、ここの小冊子 『じねん36.5』火の号に原稿を書きました)の芳賀さん、先日ハワイハウスから帰国したばかりのさなえさんとまおさんまで来てくれたのです。

本当にうれしかった〜



お別れはいつも切なく悲しいけど、再会の喜びはひとしおです。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱えたお母さんも、最後に「ハワイに行きたくなりました」と言ってくれたので、目標達成。やった〜

ふくしまキッズハワイハウスは、一年中、福島の未就学児を受け入れています。最大3家族(ママと赤ちゃん/未就学児)までが同時に滞在できます。条件に合わない方もご相談下さい。


放射能汚染の少ない場所(現在のハワイハウスは0.04~0.07μSv/hです。海辺はやや高めです)で暮らしてデトックスすることが目標なので、最短1ヶ月、最長3ヶ月まで、滞在費は無料です。食費や生活消耗品(洗剤やトイレットペーパーなど。我が家は洗剤は使いませんが・・)、携帯電話通話料は自費ですが、滞在費、インターネット使用料、水道光熱費などは、「ふくしまキッズハワイ」が負担します。

空き室情報は「ふくしまキッズハワイ」のブログに随時アップしていますので、ご参考下さいね(今は2室空いています。10月1日より3室空いていますよ〜)!
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さて、ガラリと話題は変わって、911の後、平和を願う若い世代を中心につくられた絵本『戦争のつくりかた』。

この度、増補改訂版『新・戦争のつくりかた』がでました。
http://sentsuku.jimdo.com

最近の「戦前」に向かいつつある日本政府の動きも正確に把握されていて、感心するやら恐ろしいやら(この本は予言書だったのか、という噂がたっているらしい?!)。

初版がでたときは私も沢山買って、大勢の人に広めました。きっと今読んでも、素晴らしいでしょうね。井上ヤスミチさんのイラストもハートフルでパワフルで素敵。絵本という体裁なので、子どもから大人まで楽しめます。

どうぞ、手に取ってください。
そして平和につながる未来を未来を、私たちの手で選び取りましょう。

帯のアーサー・ビナードさんの言葉にドキリとします。

“よくよく考えれば、「平和」の反対語は「戦争」じゃなくて「ペテン」だとわかります。
ぼくらがペテンにひっかかるところから、もう戦争は始まっています"
      ーーアーサー・ビナード(詩人)











2014/09/02

大阪から東京の夜行バスの中で *9/4日、ハワイ島移住相談も受付けます!*

昨日はホノルルで、アロハケイキの代表理事のあけみロジャーズさん宅にお世話になり(ロジャーズ邸からホノルルを一望する眺めは最高)、アラモアナショッピングセンターでは副代表理事をしていただいている野中ともよさんに一瞬の邂逅をし、そこから空港までは古くからの友人で最近ハワイ島からオアフ島に移住した野崎ゆりかさんに送ってもらい、その後、ホノルル空港では同じ時間の別便で偶然、関空に向かった「伝道詩人」のえいたとその家族に再会しました。

この旅では「なるべく多くの友人たちに再会できますように」と願っているのですが、次々奇跡のように叶っていて、とてもうれしいです。


関空からすぐ大阪(梅田)まで電車で移動し、梅田の紀伊国屋本店で堀越ゆみさん(若松おかん)、森田ゆりさん、井上美和子さん一家と待ち合わせ(二つ入り口があって別のところに居たために会えるまで50分待った)、やっと晩ごはん!後からりさちゃんも合流して、楽しいひととき。友達との久しぶりの再会は格別です。

梅田の三番街で入ったお店は韓国料理。ここを選んだのは、酵素と発酵食を摂りたかったから(東京に入る前の放射能対策)。日本で発酵食と酵素を外食でたっぷり食べるには、韓国料理のキムチサラダとかが群を抜いていいことを発見。今回はこの作戦で乗り切ろう(あとはサラダでたっぷり酵素と葉緑素を補給する)。

311原発震災(東日本大震災のことを私はこだわってこう呼ぶ)以来、初来日の娘には、甘いもの食べないようお願いし(大好きだもんね。でも今回は我慢ね)、マスクもしてもらっています。ありがとう。震災から3年半たっていろいろなことが風化し、私のようにこんなことを続けている人はおそらく少数派でしょうね。

でもね、小さい子どもほど放射線の影響を受けやすいので、出来る限りの対策は続けたほうが良いと私は思うのです(すべてのお母さんに、いろいろできることがあることを伝えたい!)。この辺りの話は、9月4日@田無で、いろいろお伝えしたいです。

さて大阪、掛川、海老名とガイガーカウンターで空間線量を計っていますが、どこも0.07〜0.1μシーベルト。今後も行く先々で計って、Twitterでポストしますから、フォローして下さい。東京が最近高くなっているという情報を得ているので、実際に自分でも計測してみます。

久々の夜行高速バスは、あまり良く眠れませんでした。時差のせいもあるかもしれないけど、昨日から長旅が続いているので、疲れがでませんように!

さて、9月4日のまったなしスタジオ(これって、田無との掛詞だったんですね)で行われる「ふくしまキッズハワイ報告会&相談会」では、福島のお母さんたちはもちろん、ハワイに移住を考えている方の相談にも乗ります。午後1時からで参加費無料、カンパ歓迎です。一期一会ですから、お見逃しなく!