2015/02/19

ふくしまキッズハワイハウスを維持すること

私たちがハワイ島コナの街中に居を構えたのは、311震災後の5月です。修理が必要だったその家で、なんとか生活できるようになるのに2年かかりました。そして、2013年9月からその家を「ふくしまキッズハワイハウス」として福島の未就学児が3ヶ月まで(ビザなし/ESTAだけで滞在できる最長期間)滞在できる家としてオープンし、これまで10家族30名以上が滞在しました。

当初は福島の母子と同居していたのですが、その後利用者が増えたので2014年4月、私たち家族4名は今住んでいる牧場の中の家に移住しました。現在、その広大な牧場の一部をKona Food Forest(コナ食べものの森)にするために、ドイツ人のアントニオさんと玄さんが奮闘しています。

だいぶ豊かな土ができてきて、もう野菜の種を蒔いたり、果物の苗を植えられます。福島の子供達がハワイ島に来たとき、ここで育てたオーガニックの果物や野菜を食べてもらう計画です(計画が実現するのにあと、1〜2年かかるでしょう)。

というわけで、昨年4月から今日まで、私たちは「ふくしまキッズハワイハウス」を福島の未就学児と親(主に母親)が同時に3家族まで最長3ヶ月ま常に滞在できる家として維持しています。昨年末の「ReadyFor?」のクラウドファンディングは成立しませんでしたが、今後もなんとかキープしようと、震災から4周年の3月10日(日本では3月11日)にコナで以下のイベントをします。

テーマは、「Prayer for Japan」




「ふくしまハウス」の維持には毎月約2千ドル(光熱費、水道、インターネット、テレビ、電話、保険など)、年間2万4千ドルかかります。

今後も日本でサポーター(1万円の出資でハウス1泊の宿泊券をプレゼント)を募り、毎月のガレージセールも続けます(これは1回100〜300ドル程度の収入になります)。お声がかかれば日本でも世界のどこでも「ふくしまキッズ」のために出かけていきます。あなたのできることで、一緒に「ふくしまキッズハワイ」を支えてください。

震災から4年の月日が過ぎ、福島の子供達の甲状腺に嚢胞や腫瘍が見つかっても、それは「当たり前(通常)」のこととして処理されています。確かに5割以上の子供達が嚢胞を抱えているので珍しいことではなくなってしまいましたが、嚢胞があることは正常ではありません。小さい子供が被曝し続けることを放置できません。

現在、「ふくしまキッズハワイ」のサポーターは30名弱。1年間の維持にはあと270口必要です(一人一口なら270名)。

ふくしまキッズハワイへの振込み口座は、このブログの左側にありますので、お志のある方に応援をお願いする次第です。ブログを読んでくださったあなたに、感謝。

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