2015/11/24

ユッキーは生を満喫

ユッキーと日本を出る前、彼女の担当医と看護士さんたちにお会いしました。
「飛行機に乗ることすら大変危険な状態です。最初のフライトで少しでも異変があったら、京都にすぐ戻ってください」と言われ、書類にサインをし、すべて覚悟の上で彼女を連れてハワイ島までやってきました。

あれからもう1ヶ月と2週間が経とうとしています。

今日は日本からユッキーのお父さんも到着し、彼女のホノルルマラソンまでの道のりを一緒にサポートしてくれることになりました。

昨日はハワイ島一周旅行も敢行し、ボルケーノ国立公園では溶岩洞窟(ラバチューブ)も歩き、階段も一人で登ったのです。あのやせ細った体では、あれだけの距離を歩くことはとても体力的に無理だろうと誰もが(本人も)思っていましたが、やりとげました。

ラバチューブの入り口で一時、痛みが出たのですが、呼吸法と操体法で痛みを和らげることができ、乗り切ったのです。

https://www.youtube.com/watch?v=UQ_MKoJyW8w

ユッキーの生きる意思は本当に強いです。

彼女がラバチューブを無事歩き終えたときは、みんな感動して泣いてしまいました。

不可能が可能になっていく。
奇跡が目の前で起きる。
そんな日々を送っています。

このまま彼女のいのちが輝き続けることを願ってやみません。

みなさんからのカンパも続々届き、当初、治療に必要だった50万円に達しました。あとは滞在費などだけですので、安心して12月10日までここハワイ島での治療と療養を続けることができます。

ユッキーをサポートしてくださっているお一人お一人に心から感謝します。
人間っていいな、友達ってありがたい、って日々思うことができる私は、幸せです。

ユッキーは確かに全身に癌が転移した末期癌患者ではあるのだけど、今、誰よりも生き生きとしていて、生を満喫しています。日々側にいて、彼女に感謝し感動しています。

よくぞ、よくぞ、ここまできてくれました。
私たちを信頼してくれて、本当にどうもありがとう。

医者から「ハワイに行ったら生きては帰れないかもしれないことを覚悟して」と言われていましたので、ここに来る決意をするには、どれだけの勇気がいっただろうか、と思います。

私と玄さんは日本の自然療法の快医学を学び実践していますが、医者ではありません。日々、ユッキーの体が喜ぶ食事を心を込めて作り、自然の生薬(ハーブなど)で手当てをするだけです。あとはユッキーの生命力がどこまであるかーー

奇跡の日々を1日、また1日と重ね、12月13日はホノルルマラソンに参加し、12月17日には無事、関空でユッキーをみんなで迎えてほしいと思います。

これからもユッキーの健康回復への道のりはチャレンジがあるでしょう。
なので、みなさんからの温かい応援やサポートがきっと彼女の励みになると思います。

<ユッキーへのカンパの振込先>
千葉興業銀行 鴨川支店 普通4440141 森田玄
お振込み後、メールで「ユッキーへのカンパ」というタイトルでご連絡をいただけると助かります。
メール送り先:rawinfo@harmonicslife.net
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*ふくしまキッズハワイ空室情報
12月25日まで3部屋、それ以降は1部屋空室がありますので、未就学児と母親(両親)が滞在できます。

お申し込み、問い合わせはメールでお願いします。