2017/02/21

アメリカでUBERに忘れ物をしたら

オークランドの友人宅にてこれを書いています。本来なら今頃、ハワイの自宅に戻っていたはずですが、私だけ出発が1日遅れました。

今朝は午前8時のアラスカ航空サンノゼ発コナ行きに乗ることになっていました。サンノゼ市内の宿泊先でUBER(自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリ。登録した運転手によるタクシーのようなサービス)を呼ぶと数分でやって来て、6時過ぎには家を出て空港到着が6時半過ぎ。空港はやや混んでいましたが、順調に荷物検査の列に並び、パスポートと搭乗券を係官にチェックしてもらったその瞬間、
「あれっ、私のコンピュータバッグがない」

そうです。UBERの車の中に置き忘れたことに気づきました。

コンピュータがないと何も仕事ができないので、一緒に旅していた夫と友人のケイケイにここで別れを告げ、コンピュータを見つけるために私だけ検査場の外に出ました(この時の最悪のシナリオはコンピュータがすぐに見つからず、飛行機に間に合わないことでした。それは90分後に現実となりました)。

さて、そこからが大変。まず、今回初めて使ったUBER。日本のタクシーのように問い合わせができる番号がありません。運転手からかかって来た電話に何度かけても、繋がりません。何か番号(?)と国番号を入れろ、と音声案内が言っているのですが、私にはそれが何か結局わかりませんでした。(あ!!もしかしたら、私の携帯番号だったのかも〜〜とこれを書いていて思った)

その上、携帯を新しくアンドロイドに変えたばかりで使い方がよくわからず、色々と間違った操作をし続けているうちに、パワー(電源)がなくなってしまいました。チャージャーはコンピュータバッグの中で手元にありません。

途方に暮れたときは、すぐにコヒーランス(脳と心臓を同期させる)。
2秒ぐらいで携帯ショップの画像が浮かびました。

早速、空港を散策して携帯グッズなどが売っているお店を見つけ、新しいチャージャーを買うことができました。空港の電源を借りて携帯にチャージし、やっとUBERのアプリから運転手に「忘れ物をした」とメッセージを送ることができました。それまでにもう90分以上を費やし、飛行機は飛び立ってしまいました。

この経験が誰かの役に立つよう、コンピュータが私の元に戻って来るまで何をしたかを書きます。UBERのアプリを私の携帯にインストールしてくれた真澄さんによると、日本語情報が少ないので役立つと思う、とのことでした。(確かに、アメリカでのUBER操作は全部英語だし、初めての私には難しかった)

1、UBERのアプリを開き、左上の横線3本のアイコンをクリック
2、上から二つ目のYour Tripsをクリック
3、下に出て来る文章の一番上のI lost an item(私は物をなくした)をクリック
4、一番上の文章のContact a driver about a lost item(なくしたものについて運転手にコンタクトする)をクリック
5、長い文章が出て来るので一番下までスクロールすると携帯番号記入欄があるので、自分の番号を入力する。
6、すぐ電話がかかって来るので出て(Answerをクリック)から、数字の1を入れると、担当した運転手に電話がつながる。(>ここがわからずに、何度もやり直した。)
7、運転手につながったら「I left ===in your car」と言い、居場所を伝える。
8、私の場合は降りた場所(空港)から移動しなかったので、10分程度でその運転手がコンピュータバッグを戻しに来てくれました。ありがとうございました〜〜 
コンピュータが戻って来たときは、本当にホッとして感謝の念がこみ上げました!
9、運転手に$20のお礼を差し上げました(これは別に決まってない。市内から空港までのUBER代金が$20ちょっとだった)。

こうして、コンピュータは無事手元に戻りました。そこからまたUBERを使って日本から来ていたラスールジャパンの仲間がいるサンノゼ市内のホテルまで戻り、RFI創始者のリタ・マリーのギルロイの自宅に同行させてもらいました。

このハプニングのおかげで、日本でコネクション・プラクティスを広げるために必要だったメッセージビデオ撮りや日本の社団法人ラスールジャパンとアメリカのNPOラスールファンデーションインターナショナルの契約のための文書作成などの大切な仕事を終えることができました。

そして、夕方にはサンノゼ駅まで真澄さんと久美子さんに送ってもらい、Amtrakという電車でオークランドまで移動したのですが、暴風雨で線路に車が立ち往生し、友人と待ち合わせをしていた駅の一つ前の駅で電車が止まる、というおまけもつきました。この時もすかさずコヒーランスをすると、「アナに連絡。降りて別の方法で移動」とすぐ答えが出ました。

迷わず駅を降りて、雨の中を別の路線(BART)の駅まで歩き、そこから二駅乗って、やっとアナと合流しました。オークランドの有名な日本食の「Yoshi」に行って、美味しいご飯を食べた時には、ありがたくて美味しく(アボカドうなぎ巻きが最高だった!)、アナに共感ももらい、嬉し涙が出ました。

今はオークランド空港から10分という立地の友人宅の素晴らしいゲストハウスに宿泊させてもらっています。このことも祝福です(SOSを送った時、3人の友人がすぐに手を差し伸べてくれました)。

明日は5時起きで空港に向かい、朝7時の飛行機でコナへ戻ります。無事に忘れ物をしないで戻れることを祈って!

「UBREに忘れ物をしたらどうするか」を知るよりも、忘れ物をしないようにするにはどう行動すればいいか、を考えた方が有意義であることは言うまでもありません。

ああ、私の弱点、忘れ物。

これをテーマに何度もコヒーランスをして「ハート・脳」洞察をしていますが、「これは」という洞察が出てこない・・・・、

まだコヒーランスの練習が足らないのかなあ・・・。

今日はネガテイブな感情(ショック、びっくり、恥ずかしい、悲しい、混乱、がっかり、失望、恐怖、寂しい、孤独、辛い、悔しい、怒り)を次々と経験しました。そういう時は、どんどん悪い想像が膨らむ体験もしました。

これについてはとても興味深く(妄想が妄想を呼び、頭が次々と最悪のことを想像するのが止まらない!もう一人の冷静な私が、その妄想を笑っている、と言う体験)て自分についての学びになったので、また改めて書きたいと思います。

まさに「災い転じて福となる」を体験した1日。
福への転機は「コヒーランス」でした。

p。s。
「コヒーランス」についてもっと知りたい方、体験してみたい方は、ラスールジャパンの「コネクション・プラクティス」入門または基礎コース(パート1、2、3)にご参加ください。認定講師への道も開かれています: http://rasurjapan.com